2008年01月20日

葉山町長に森英二氏当選

なぜか久しぶりのエントリが政治の話題。
今年初でもあるし。

あ、明けましておめでとうございます(爆)。

葉山町長選、現町長が4選を果たす』なんていうエントリを書いたこともありますが(お、ほぼ3年前なんですね/2005年1月24日)、きょう葉山町長選の投票が行われ、開票の結果、無所属でどの党の推薦等も受けない森英二氏(68)が当選しました。

政治団体による公選法違反の疑いを指摘された守屋大光(ひろみつ)前町長の辞職に伴う葉山町長選は二十日、投開票され、無所属の新人で元町議の森英二氏(68)が初当選した。いずれも無所属で新人、元町議会議長横山純子氏(65)=民主・社民推薦、元県議矢部房男氏(55)=自民推薦、僧侶古川大雪氏(67)の三人を退けた。

四度目の町長選挑戦となった森氏は、環境保護に取り組む市民グループと連携、「葉山の海と緑を守ろう」と訴え、町内の無党派層に幅広く浸透した。「素人による手づくり選挙」の手法で、大政党の支援を受けた矢部、横山の両氏をかわした。

横山氏は民主、社民支持層を、矢部氏は自民、公明支持層をまとめきれなかった。古川氏は出遅れが響いた。

投票率は57.96%で前回の52.16%を5.8ポイント上回った。当日有権者数は27,144人(男12,732人、女14,412人)。

◇葉山町長選の結果

当 5636 森 英二
  5161 矢部房男
  4416 横山純子
   276 古川大雪

(20日午後10時半確定)

正式な開票結果は以下です(PDF:葉山町ホームページより)。
平成20年1月20日執行 葉山町長選挙 開票速報表 (確定)

まさにネットの力?

まあ、僕は3年前のエントリにも書いた通り、前町長のやり方には腹を立てていましたので、彼の手法を明確に否定している森氏が当選してうれしい限りです。
おめでとうございます!

しかし、既存の巨大政党である自民党や、民主党が支援している人たちを押しのけて、当選できるとは思いませんでしたね。
いや、ひょっとして、という思いはあり、少し期待はしていたのですが。

僕があぁだこうだ言うより、すでに『湘南・三浦の論点 | 新町長に森氏当選!〜葉山は外科手術執行へ。』っていうブログのエントリに詳しい分析があったので引用させてもらいますけど、

私は順当に行けば、横山さんの当選は堅かったと思う。現政権の踏襲、組合、役場内部の支持、議員経験による地盤、すべてが有利に働いたはずだ。また、地元商工業者をはじめとして矢部さんでもおかしくは無かったと思う。

しかし、今回はそうは行かなかった。その理由は、住民参加があったことだろう。葉山で初めて明確な形で住民参加型の運動が行われたのではないか。このことに関して、逗子葉山秋谷新聞の力も大きかったが、インターネットの力が大きかったことも否めない。私のところではなく、すでに存在が大きくなっている、オンブズマンや、知りたい会の諸氏のブログだ。そして、ネット上にとどまらず、これらが草の根運動とシンクロしていって、住民自決を決めていったことの意味は大きい。これまでだったら、多少の疑惑があってもそれを押し隠してしまうことが可能だった。

ということ。

僕なんかも新聞を取っていないこともあり、情報はすべてインターネット経由って感じです。
このエントリにもある通り、つい先日ポストに入っていた『逗子葉山秋谷新聞』に詳細な情報が載っていて、それもとても興味深かったですけど。

とにかく、ネットは大きな武器ですね。もう、あらゆる情報を隠せません。武器にもなれば、自らを傷付ける刃にもなるとも言えそうですけど。
やっぱりダメかもかなぁ、と思ってしまっていた僕は、これほどにもネットを使いながら、その意義・力を過小評価していたのかもしれません。

よろこんでばかりもいられない⋯⋯

とは言え、北海道夕張市の二の舞いになりそうな財政問題(本当に、ヤバいんです)をはじめ、問題は山積。
これを森さんがどう解決していくかを注意深く見守りたいですし、いや、そんな傍観者じゃなく、町民=当事者として協力できることがあればやっていきたいですね。

2004年の7月に引っ越してきたので、わずか3年半ほどの新参者ですが、葉山は大好きな町です。
引っ越してきたばかりのときに『葉山のくらし雑感』というエントリにもちょっと書きましたが、山や緑、海などの自然は豊富ですし、人はあたたかい。
適度に田舎だけど、適度に都会でもある(笑)。
そんな町です。

もっともっとよくなってほしいな、と心から思っています。

余談f^_^;

あと・・・。
ここからは独り言みたいなもんですが(<え、ブログはみんなそうでしょ?、って?(^^ゞ)

ぶっちゃけ、僕は(自民党への対抗軸としての)民主党を普段は応援している(た?)んですが、それだって、ほかに応援したくなる政党がないから、くらいの気持ちです。消去法というのかな。

今回、民主党は横山なにがしという人間を推薦しましたが、この人は、下記の参考サイトなんかをいくつかあたっていただけば容易に、明らかにわかる通り、基本的にはいままでず〜〜〜〜〜〜〜っと町長べったりだったのに、辞任するや否や自説をコロッと平然と覆すような人間です。
あの党は、そういう人間をどういうわけだか、これまた“平然と”推薦しました。

大所高所から見ないといけない⋯⋯それもできてるか疑問なところだというのはさておき⋯⋯国政や県政と、生活に密着しもっともベーシックなところで我々に影響する町政(・市政・・・)とは、かなり性格が違うと思います。
今回の民主党のやり方には心底ムカつきましたね。そういうところももっと考えて、応援なり支援なりする人を選ばないと。猛省を期待します。まあ、あんまり期待したくもないですけどね、いまは。

「当選どころか、3位でざまぁみろ!」

っていうのが本当の本音(爆)
口汚くてすみません(^^ゞ

参考記事・サイト:

投稿者 Shin : 23:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月23日

あまりにむごすぎる

あまりにむごすぎるので、ここで紹介されているビデオは見なくていいです。
いや、本当は見ないといけないんでしょうが、僕は最初の1分くらいで正視できずにやめました。
弱虫でごめんなさい>サイトの方々

でも、このエントリをご覧いただいたのもなにかの縁、少なくとも下のトップページは見てください。

中国毛皮養殖場の内側  FUR 毛皮はいらない

いま、ひざの上で愛しいリズム(ワンコ)が寝ています。あんな目に遭うなんて想像するのもイヤだ。

でもさ、彼らを非難するのは簡単だけど、さまざまな動物の肉を日常的に食べている僕らは、同じ穴のムジナなのかもしれない、と思ったりもします。
自分で手を下さないだけでね。

とりあえず、質の良いフェイクファーでいいんだろうな、ってことで。

とにかく、なにもしないよりはマシなのだろうと思い、そのサイトにも「動物たちを救う方法」として
■この現状を、一人でも多くの人に伝えていく
■このサイトを友人・知人に知らせる。
と書かれてありましたので、それくらいはやれるだろうと思い、書いています。

[mixi] DESIDERATAさんのところで知りました。
ありがとうございます。

投稿者 Shin : 16:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月14日

ある“ファッション・トレンド記事”のお話

きたないオヂサンだと若い女性に嫌われますので(笑)、人並みに清潔にするように心がけているつもりですが、いまどきの“ちょいワルオヤジ”を気取るほどのカッコ良さもないわけで。
とまあ、ファッションなどというものが似合わないオヤジなのですが、珍しくファッション記事に触れてみます。
ちと仕事の息抜きに・・・(^^;;;;

以下は某大手新聞社のサイトを、トップページ > 文化芸能 > 文化 > ファッション とたどってきたところにあった記事からの引用です。
理由があって全文引用させていただきます。長いですが、まあ、読んでみてください。

メンズウエアの胸元に、ワンポイントマークが復活している。かつては中年男性のゴルフ用ポロシャツに、必ずついていた傘や熊などのマーク。それが今、おしゃれな装飾としてさまざまな形に進化している。パリ、ミラノの07年春夏メンズコレクションでも、主要ブランドは軒並みワッペンや刺繍(ししゅう)によるマークを強調していた。

復活したワンポイントマークは、ブランドのロゴとは限らない。オリジナルのエンブレム(紋章)を大きくスポーツシャツに刺繍したドルチェ&ガッバーナも、これがブランドの正式紋章というわけではない。あくまでトレンドの「スポーツ気分」を、今風に表現しただけだ。あえて巨大化させたマークには、ジョークのニュアンスも感じられるが、慣れてくると何も装飾のない服のほうが、物足りなく思えてくる。

ボッテガ・ヴェネタも大きな数字をニットカーディガンの胸元に縫いつけた。こちらは60〜70年代に流行した、頭文字や数字のマーク入りが特徴の「レターニット」をほうふつさせる。

一方、ジャケットの胸にワッペンをつけ、「クラブブレザー」風に見せたのはエンポリオ・アルマーニ。コレクションのテーマも「メンバーズクラブ」。限られた会員によるスポーツクラブでの装い、といった上品さが漂う。

もともと胸にマークをつけるやり方は、60年代半ばから80年代半ばまでが全盛期。やはり大きめのエンブレムを強調したバレンシアガのジャケットを見ても、当時長くメンズファッションの主流を占めていた「アイビー」や「トラッド」を連想させる。

ジュンヤ・ワタナベはラコステとのコラボレーションで、カラフルなポロシャツを発表。「きれいめデニム」と合わせた姿は、「ちょいワル」というより「おりこうサン」だ。

変わりダネは、ハワイをテーマに、ハイビスカスとモノグラムの花柄を合体させた、ルイ・ヴィトンの男性用コサージュ。おさえておくべき流行を、誰よりも進化させた形で見せた。

アレキサンダー・マックイーンの、胸元を飾る花の刺繍や、自社のロゴマークの三角印をポケットのふたにしたプラダも面白い。

それにしても、マークやエンブレムは本来、軍隊や国家、学校や会社など、何かに帰属することを表す。今、若い女性には「愛されOL」系のモデル、エビちゃん(蛯原友里)が人気だが、これからは男性にとっての理想像も「さわやか正社員」系になるのかもしれない。

はい、お疲れさまです。
ファッションのドシロウトにも、なにがトレンドなのかよくわかる、うまくまとめられたいい記事だったと思いました。

・・・と言いつつ、実はこのあと最後に、ある短い文がひとつあります。

当然、上で書いてきた「メンズウエアの胸元に、ワンポイントマークが復活している」件についての“ファッション・トレンドの”まとめ、ですよね。普通の人間だったら、100人中99人はそう考えます。そういうふうにまとめるでしょう。
それが、文化芸能>文化>ファッション、のカテゴリーにある記事の正しいあり方、終わり方、まとめ方(笑)です。いや、残りのひとりが正しい、という場合が絶対ないとは言いませんが。

「え?、じゃあ、違うの?」って思った方は以下をお読みください。

そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。

・・・・・・・・・・・・・。

ファッション記事、ですよね?

いや、ファッションとて、政治や思想といった話とまったく無関係でいられる、とまで言うつもりはないですし、ある意味、世の中の動きに敏感なデザイナーはそういう時代の“空気”みたいなものを真っ先に取り込む場合もあるかもしれません。

しかし、さすがにこの論理の飛躍の仕方はなんなんでしょう? この記事の大半の“雰囲気”は、ファッションデザイナーがそういう意図(右傾化の空気を読む)を持ってトレンドを作りはじめた、というものではないわけです。
こんな風に話を持って行けるなら、どんなジャンルの記事からだってどんな結論だって導き出せてしまいます。これがこじつけじゃないなら、なんと言えばいいのか、と思いますね。

よく見ると、この最後の引用文を含む段落が、

それにしても、マークやエンブレムは本来、軍隊や国家、学校や会社など、何かに帰属することを表す。今、若い女性には「愛されOL」系のモデル、エビちゃん(蛯原友里)が人気だが、これからは男性にとっての理想像も「さわやか正社員」系になるのかもしれない。そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。

となっていて(強調はブログ筆者)、「軍隊や国家・・・」とうまく伏線を張っているんですな。
やるな、この朝日新聞の記者。

というわけで、これはあの朝日新聞の記事だったわけですが、注意深くご覧になった方は、引用先がそのasahi.comだという方に気づかれて、このオチのつき方を予想されたかもしれませんが。

実は、僕の実家はいまも昔も朝日新聞を取っています。正直に言うと、それが“日本の正統的な思想”を代表するものだとまで思っていたこともありました。結婚してからは、自分でも取っていましたし。

しかし、いまでは新聞自体を取るのをやめてしまったし(理由・きっかけはそういう思想的な問題とはまったく別だったんですが)、幸いなことに、左翼・共産主義・全体主義といったものが大嫌いな健全なオトナに育っています(笑)。
いや、だからといって“右”でもないんですけどね、決して(^_^;;
まあ、あまりこの辺は細かく言うのはやめておきます(^^)

そうそう、ちょっと前まで(結構前かな)
-----------------------------------
言葉は
感情的で、
残酷で、
ときに無力だ。

それでも私達は信じている。
言葉のチカラを

ジャーナリスト宣言。 朝日新聞
-----------------------------------
っていうテレビCMがよく流れていましたけど、見るたびに
「ケッ!」
って胸くそ悪く思いましたね(笑)。

この記事の件は、『(都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ:朝日新聞 「そういえば〜」のコラムが2ちゃんねるでも大人気 様々なコピペが開発される』で知りました。ありがとうございます。

投稿者 Shin : 17:08 | コメント (3) | トラックバック

2006年08月21日

税金で作ったものは国民のもの

mixiでこのニュースを知ったんですが、すでにいろんな感想・意見が飛び交っていて参考になりました。
まず事件の概要。

電子データとして記録されている公文書は印刷しないと開示できないとした決定は、時代遅れで無駄だとして、松山市の地図製作会社が水戸市を相手取り、決定の取り消しなどを求める訴えを水戸地裁に起こした。データをCD−ROMなどに複製して引き渡すよう求めている。同社は同様の訴えを栃木、岩手県でも起こしている。

訴状(7月29日付)などによると、同社は地図製作のため、今年2月14日、国から水戸市に譲与された農道、水路の図面などの公文書の開示を市情報公開条例に基づき請求した。市は「全部開示」を決定、8日後に同社に通知した。

同社は、公文書を電子データのまま複製して開示するよう求めたが、市は「条例規則で印刷しないと開示できない」と拒否。同社は「複製して開示した方が正確で安価。資源節約にもなる。印刷しなければ公開できないという市の姿勢は時代錯誤だ」などと主張している。

市管財課によると、公文書のうち録音テープや映画フィルムなどを除く電磁的記録の開示方法は、同条例施行規則で「印字し、または印刷したものを閲覧・交付する」と定められている。今回の開示対象の文書は印刷するとA1判(縦60センチ、横84センチ)で約1500枚に達する。市は開示に当たり、業者に印刷を委託して、その費用を同社に請求する予定だった。

同社や印刷業者などによると、今回のデータ量を複製する場合、CD−ROMなら高くても数千円。だが、このサイズの紙に約1500枚カラーコピーした場合約8万円かかるという。

ざっと見たところ一番多い意見は、どちらかというと地図会社の肩を持ち「まさにお役所らしい時代遅れなやり方だ」と役所を批判するものであったと思います。この点では、僕もほぼ賛成です。
でも、僕がこの地図会社の肩を持つのは、それが理由ではないのです。

その理由に反対の意見として「地図会社が自分の利益のために費用を節約しようとする、利己的なやり方でキタナイ」といったものがありましたが、それはまったくとんでもないことです。
まずもって、民間会社というのは少しでも利益を出してこそ役目を果たしているのだ、という当たり前の視点が欠けている。他社がこうして儲けを増やすことに見当外れな批判を加える人こそ、セコイ人間だと僕には思えますね。

でも、実はこれも枝葉末節のことであって、一番重要なのは次のポイントだと僕は思います。

税金で作った公文書

それは、この電子データが、「国から水戸市に譲与された農道、水路の図面などの公文書」だということです。
誰の税金がどこで使われているか、ということまで考えるのは難しいのですが、ともかく、この公文書は税金で作られていることは間違いないわけです。
税金で作られたものはすべからく国民の共有財産に帰着すると考えるべきで、この地図会社が日本で正当に営業している会社であるならば、それを自由に利用しようと考えるのはまったく問題がありません。

このデジタルデータをデジタルのままでローコストに手に入れることで、この地図会社がより安価に商品を作れるとする。そして、国民の誰かがその商品が有用でしかもリーズナブルだと考え、買いたいと思ったとする。
会社も儲かり、商品を買った人がそれがよかったと思う。なんの問題もないのではないでしょうか?
もしこれが、ある会社にはデジタルで、ある会社には紙で渡されるというならおかしいですけどね。

わざわざコストをかけて印刷?

また電子データとして存在しているのを印刷物でしか渡せないというのも、最初に書いたように時代錯誤のおかしな話です。第一、コストが余計にかかります。
水戸市はたぶん、印刷代はこの会社に請求するのだから、よけいなコストはかからないとでも主張するのでしょう。でも、電子データをわざわざ印刷するために、水戸市の公務員がよけいな労務をするわけです。そこには水戸市の税金が注ぎ込まれます。それともそういう仕事でもいれないと間が持たないほど、水戸市はヒマ?
考えられることは、印刷会社と水戸市にある種の癒着があるということくらいですかね。あながち当たらずといえども遠からず、かもしれませんが、この点は余計な詮索はやめておきましょう。

デジタルデータだと改ざんされやすいとか、個人情報が入っていたら危ない、といった観点から批判している人もいました。
しかし、これもおかしな話で、なぜならそもそもこれは“開示してよい”とされた公文書なわけですから。開示できないというものを開示しろと言っているという話ではありません。地図データの類いはかなり詳細なものまで国土地理院が公開していますしね。

改ざんの件に関しては、この地図会社がどう使うか、ちゃんと使うかという話で、開示についての話とはまったく別問題ですし。データをそのまま横流しして儲けるわけでもないでしょうから。

ほかにも同じようなケースが

今回の話は、この地図会社と水戸市や他の地方公共団体との間のトラブルですが、実はこうした「税金で作ったデータなのに国民に還元されない」という問題はほかにもたくさんあるわけです。
会社勤めをしているときに特許を調べに特許庁に行く機会もあったのですが、開示されるまでの手続きはメンドウだし、おまけに費用が馬鹿高くて、「なんで税金出して作ったものがこんなにするわけ?」とその当時から思ったりもしていました。

タダとは言いません。そりゃあ、いろいろな費用がかかっているのはわかります。でも、その実費でいいのではないでしょうか? 役所がこれで儲ける必要はないのですから。

割と最近では、気象庁の気象データを国民が自由に使えない、という苦言がネットで結構出ていましたね。
デジタルデータになっているのに、それを利用してサイトなどに気象・天気情報を出すことが許されなかったんですよね。そうするには気象庁の許可がいり、そしてやはり莫大な費用を請求されるのです。
この件は、2次データを自由に使わせてくれるところが出てきたことで、いちおうの解決を見ていますが。

税金を払っている側として、こういうことはもっと強く言っていいはずです。
まかり間違っても、こうした民間会社側を叩くなんてことがあってはなりません。民間会社もまたわれわれ国民の一部なんですから。

投稿者 Shin : 21:17 | コメント (0) | トラックバック

早稲田実業初優勝、おめでとう!

いや〜、やっぱりうれしいですね。直接ここを出たわけではないですが、“セミ母校”(よくわかりませんね)ですから。
早稲田大学関連の高校はいくつかありますが、甲子園に出てしかも優勝できるとしたらここしかないですからね。

でもまあ、絶対甲子園に行けるはずがないと思われていた都立高校で、初めて甲子園に出たのがうちの母校・国立高校ですからね。しかも、在学中にそうなるなんて奇跡だと思いましたね、当時。こう言うと年がバレますが。
絶対的な実力差が出るプロの世界と違って、高校野球はなにが起きるかわからないから、どの高校だってチャンスはあるのかもしれません。優勝できるかはともかく。

しかし、“初”、なんだ。王選手も荒木も優勝できなかったんだねぇ。

それにしてもソフトバンクの王監督がああいう病気になっているときに甲子園に出て優勝しちゃうなんて、神がかりというかなんというか・・・。まあ、そういうときだからこそ、より一層奮起したのかもしれませんが。

僕はどっちかというと、長嶋選手より王選手がもっとも脂が乗っていて活躍しまくっていたときに一番プロ野球を観ていたものですから、王選手に思い入れがあるんですよ。だから、王監督というより王選手という方がスッキリする感じがします。
F1で言えば、ジルもすごいけどそれよりアイルトン、という感じかな(関係ないか(^^;;;;)。
こうなったらソフトバンクにも是非優勝して日本一になってほしいですね。

ともかくあらためて、おめでとう、早実!

投稿者 Shin : 18:21 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月15日

小泉首相、“念願の”終戦記念日の靖国神社参拝を果たす

ここではあまり政治的な話題について書かないし、あまり書きたくもないと思っている。
でもこの話題くらいは取り上げてもよいだろう。

戦後61年目の終戦記念日のきょう、小泉純一郎内閣総理大臣が“念願の靖国神社参拝を果たした”わけだが、それについての首相の記者団に対する発言の要旨が秋田魁新報社のサイトにわかりやすくまとめたあったので、それを引用しつつ所見を述べてみる。

【参拝の思い】日本は過去の戦争を踏まえ、二度と戦争を起こしてはならない。戦争で命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対し、心からなる敬意と感謝の念をもって参拝している。今年もその気持ちに変わりはない。

もっともだ。戦争は起こしてはならない。
それはたぶん、兵器産業に携わる人以外の共通する思いだろう。そういった人たちだって、自分は死にたくないと思っているにちがいない。

【8月15日参拝の理由】最初は多くの方々から「8月15日だけはやめてくれ」との意見があり、あえて8月15日を避けて8月13日や4月、10月、1月に参拝してきたが、いつ行っても批判、反発される。8月を避けてもいつも批判、反発は変わらない。今日は全国戦没者追悼式にも出席する。いつ行っても同じならば、今日は適切だ。

確かにもっともだ。批判する側はとにかく批判したいのだから。
とても明確で聡明な判断とさえ言える。“明晰”とすら褒め称えても良い。どうせなら終戦記念日に参拝した方がいいではないか。理にかなってさえいる。
この合理的な説明には、反対派もぐうの音も出ないであろう。

【中韓両国の反発】中国や韓国が反発しているからやめろという意見はどうか。ひとつの意見で違いがあり、不愉快なことがあると首脳会談を行わないのがいいことか。参拝しなければ首脳会談をするというのはよろしくない。いつでも首脳会談を行う用意はある。未来志向で友好関係を進めていこうと言っている。

まったくおっしゃる通り。
国だろうと個々人だろうと、意見の相違やそれに基づく諍いがあって当然である。
いくら考え方が大きく違うからといって、そのたびに“プイ”とそっぽを向いて話し合いを拒否するのは子供のような振る舞いだ。
最近、身近でもそういう人がいて困惑しているが。

【過去の談話などとの整合性】(終戦記念日の参拝を見送った理由を説明した過去の談話などとは)矛盾しない。過去5年(の経験)を踏まえている。いつ行っても争点、騒ぎ、国際問題にして混乱させようとする勢力がある。これに対して、いけないと言っても日本は言論の自由が認められており、どうにもならない。いつでもこだわるのはマスコミであり、反対する方々だ。

そう。彼らは“騒ぎたい”のだ。そんな輩のことは聞かないでよろしい。
それに、ひとの意見は変わる。以前の話と違ったからといっていちいち騒ぎ立てる方は、自分たちこそ首尾一貫しているか自省したらよかろう。
共産主義は人を殺さなかったか? 人道に反したことは一切行わなかったか?

【A級戦犯】戦争の責任を取って、戦犯として刑を受けている。それとこれ(参拝)とは別だ。特定の人のために参拝しているのではない。これは日本の文化だ。A級戦犯のために行っているのではない。戦没者全体に対して、哀悼の念を表するために参拝している。

至言だ。まさしく小泉首相のおっしゃるとおり。合祀されているからといって、その人たちだけのために参拝しているのではなかろう。
いまの平和な生活は、それらの多数の尊い御霊の犠牲のおかげなのだ。たとえ一部の人間に問題があったからとは言え、ほかの人たちに参拝する行動まで否定してはならない。

次はふたつをまとめて。

【参拝形式】首相である人間・小泉純一郎が参拝した。職務として参拝したものではない。全国戦没者追悼式に出席するのもこの服装(モーニング)だ。今日は皆さん(マスコミ)が騒いでいるし、大勢の方々が(参拝に)見えている。去年のような(拝殿前の)参拝だと警備が大変だろうから、本殿で参拝するのが適切と思った。

【憲法問題】参拝は憲法違反という意見があるが、神道奨励や過去の戦争の美化、軍国主義を称揚するために行っているのではない。思想、良心の自由を侵してはならない。まさに心の問題だ。

こればっかりだが、まさしくその通り。
たとえ内閣総理大臣だとはいえ、小泉純一郎氏も一個の日本人としての性格も持つ。どんな人も仕事などの公の顔と、個の顔を持つ。さまざまな職種の他の大多数の人が参拝を妨げられないなら、たまたま日本の内閣総理大臣だからといって、小泉純一郎というひとりの日本人が靖国神社に終戦記念日に参拝してはいけないという理由はどこにもない。あり得ない。あるはずがない。

以上、僕は小泉氏が言われたことはひとりの日本人として至極もっともだと思う。
それ以上でもそれ以下でもなく、つけ加えることはない。

いや、あえてつけ加えさせてもらえれば、この際、自衛隊というあり方にも踏み込んで判断してほしかった。憲法も改正議論をあえて進めてほしかったとさえ思う。
以前、ある馬鹿な評論家が「私は自宅に暴漢が侵入してきたら、抵抗せずに喜んで殺される」と言ったことがあった。
まあ、その人が殺されようとはっきり言って“知ったこっちゃない”のだが、自分の国がもしどこぞのアホな国に侵略されようとしたときに、軍隊がなくて無抵抗で占領される、なんてことがあっていいワケがない。

最初の方で書いたように、戦争はない方がいい。起こしてはならない。
しかし、気が触れた人がいて人を殺すように、非常識な国が(近くにも)あって、そこがどんな行動を起こすかわからない。
国家というものを認めない、という人もいてそういう議論をし出すと話が完全に違う方向に飛んでしまうのでやめておくが、国家というものを認めるならば、そこに軍隊があって当然だと僕は思う。
家には扉があり、鍵があるのだ。誰でも“ウエルカム”なわけではない。

とにかく、自衛隊はきちんと日本国軍隊として改組すべきであり、憲法にはその存在と自衛権を核とした交戦権を明記すべきだと考える。
それがちゃんとした独立国家のあり方だ。
かつて侵略されたことをいまだに問題視する国々は、それが問題だというなら、日本国にもその権利が存在するということをはっきり認めるべきである。日本は侵略されないのだ、という保証などどこにもないのだから。

平和ボケしてしまうと、この辺の“常識”がすっ飛んでしまう人がいるから困ったものだ。

・・・だが、しかし。

ならば、あえて問う

小泉首相が本当に、心の底から「日本は過去の戦争を踏まえ、二度と戦争を起こしてはならない」と思っており、「戦争で命を投げ出さなければならなかった犠牲者に対し、心からなる敬意と感謝の念をもって参拝している」ならあえて問う。

突然、自分が所属する国家が戦争を始めたため、自分の意思とはまったく別のところで否応無しに、兵隊として招集され、恨みもなにもない人を殺さなければならなくなったり、あるいは自分の命を落とさなければならなくなったりした人たち。
あるいは、いままで平和に日常生活を送っていた場所が突如戦火に襲われたがため、やはり命を落とさなくてはならなかったり、自分が死なないまでも、いまだに後遺症に苛まれていたり、大切な家族を失う羽目に陥った人たち。

こうした人たちと、自らの意思で、国のためだといいながら、その実は自らのつまらぬ主義主張を貫くために、あるいはそこからなんらかの個人的利益が予測できたために、戦争を始めた政治家・軍人たちとは、まったく意味が違うのではないか。
国家があって仕方ないものだとして、我々は通常、自分が所属する国家を自分の意思では選べない。その指導者たちの責任はとてつもなく重いものだと言わざるを得ないのである。国を選べない我々は、最終的にはそうした指導者の決定に従わなければならないのだから。

だからこそ、言うまでもなく後者の罪は果てしなく重い。日本だけでなくアジア諸国を巻き込んで、信じられないほど多数の、無意味に死んでいかねばならなかった人たちの命の重さにくらべれば。
はっきり言えば、自分の命を“Death by Hanging”(絞首刑)で落としたくらいでは、足りないのだ。

首相のするべきことは?

上で書いたように、“一個人”としての立場も認めるとしても、“内閣総理大臣”としての地位がもたらす責任は重いのだ。
それはときには“個人”としての立場や思想をも制限することもあってしかるべきなのである。それがイヤなら、首相の地位に留まるべきではない。

小泉首相が本当に、前者の人たちを弔う気持ちがあるのであれば、するべきことは「戦争の責任を取って、戦犯として刑を受けている。それとこれ(参拝)とは別だ。」とごまかすのではなく、後者の人たちを未来永劫に断罪し続けることなのだ。
すでに罪を償ったとして彼らを許すのではなく、それどころか、永久に彼らを許さず、その行動とともにあってはならないこと・人として切り捨てるという姿勢をとにかく見せることが重要だ。
そうした“忌まわしい過去との完全な決別”の姿勢を見せないことは、それを肯定することにさえつながりかねないのである。

そしてそうした決別の姿勢は、そのほかの罪のない犠牲者たちを弔い続けることと、まったく併存して並び立つことなのである。
なぜ、A級戦犯を完全に分祀し、そのほかの戦争犠牲者たちを弔う施設をあらたに作る、という手が取れないのだろうか。最善とは言わないまでも、それがもっとも自然に誰もが納得できる次善の策なのではないか。A級戦犯とはいえ遺族はいるわけで、遺族たちが彼らを弔うことにまで反対しているわけではないのだから。

A級戦犯が合祀されている靖国神社に平然と行けるということは、そうした一般人の犠牲者を弔う気持ちが実はないことの証明にほかならないと思う。そうでなければ、どうして“公約だから”という言葉まで使って、このことにこだわるのか説明がつかないだろう。ほかの公約は平気で破る人たちなのに。

“プライド”が許さないのかもしれないが、プライドとは自らの行動に責任を取り、自らの過ちを認めることができるひとだけが持てるものなのだと思う。
中国を始めとする国々に謝ったり誠意を尽くすのは別に恥ずかしいことでも、プライドが傷つくことでもない。
それを61年間もちゃんとやって来なかったからこそ、いまだに日本は独立国家としてのちゃんとした体制を整えることに異議を唱え続けられるのだ。それはかえって不幸なことなのではないだろうか。

●2006.08.16 14:08 追記

F1でも独自の鋭い視点で楽しませてもらっているなにわっちさんのブログですが、この問題に関する次のエントリが過激だ(^^;;;;
とても僕のような軟弱な思想では太刀打ちできませんが、一読の価値あり、です。ぜひ。
なにわっち's Weblog - 嘘と理想論の「平和」にはウンザリする

投稿者 Shin : 16:59 | コメント (5) | トラックバック

2006年08月03日

あなたはネ申ですか?

タイトルの書き方がわかるひとは2ちゃんねらーですね(藁

ってことで昨日来、巷で侃々諤々の話題になっている、亀田興毅クンの世界戦のお話。

といってもボクシングには全然詳しくないので、あまりにすごすぎるサイトを二、三ご紹介するにとどめておきます。
だって先日、ワールドカップサッカーのときにシロウトなりに所見を述べたら、「ワールドカップのときだけ出てきて減らず口叩くな」って mixi のあるマイミクさんにこっぴどく言われたもんね(笑) マイミクなのにな〜(ナイーブ過ぎ(^^;;;;>自分)

で、今回の件をズバリ(本当にほぼ完璧に)言い当ててる、というか“予言”されている方がこちら。

古い順に並べてますので、上から読んでみてくださいな。
しかし、最初のなんて5月ですよ。もしかして関係者?と思わずにはいられない・・・。

あと、切込隊長さんの次のエントリも相変わらず切り口がすごい。
いつにない“ですます調”が、なんだかそのスゴサというかシニカルさに拍車をかけている気がします。

しっかしなぁ。こういうウラ事情があるとは思いもしませんでした。
#っていうか基本的には興味がないんですが(^_^;;

僕も、AVファンとして放送行政には結構関心と思うところとがありますが、あくまでも技術的な見地とユーザーとしての立場からにとどめておこうっと。じゃないとなんかおそろしいです(^^;;;;

投稿者 Shin : 15:07 | コメント (4) | トラックバック

2006年06月22日

そんなことはわかっている

ちまたではワールドカップサッカーで盛り上がっているが、うちではふたりともそれほど興味がないので「どこの世界の話?」みたいな感じではある。
と言いつつ、日本戦は一応見たし、ニュースで流れれば見ることは見る。各国の一流プレーヤーのシュートを見るのはそれなりに楽しい。

で、先日の第2戦対クロアチア戦で大失態を演じた柳沢に非難轟々の様子。

と思ったら、こんなコラムもあった。

『一番悔しいのは柳沢なんだ』(荻島弘一コラム- 2006年ドイツW杯 : nikkansports.com)』

そんなことはわかっているのだ。あれで悔しくなければ“競技者”などやめた方がいい。

ということで、サッカーをよくも知りもしないのに恐縮ですが、スポーツ報道のあり方も含めて思うこと少々。ひさしぶりにF1ネタも交えて(^^)
まあ、シロウトの戯れ言なんで、あまり突っ込まんでください(いや、いいですけど)

しかし、この件もそうだが日本のマスコミはどうして自国に甘いのだろうか? 少々の期待を込めて、程度の論調ならわかるが、上に書いたようなシロウトから見ても、いやよくわからないシロウトだからこそとも言えるのだが、日本と他の一流の国とを一堂に比べられるワールドカップでは、あまりの差が歴然とわかって唖然とするほどである。

モータースポーツに例えれば、F1に混じってF3が走っているようなものだ、と感じた。

甘すぎる日本への評価

ブラジルにくらべれば“格下”のオーストラリアやクロアチアにすら勝てないのに、どうしてブラジルに勝てるのだろう? 予選リーグ突破の可能性はある、などと甘い夢を吹き込めるのだろう。そりゃまあ、確率的には可能性はゼロではないだろうが。
そんなこと言ったら琢磨だってアロンソに勝てる可能性はある。たぶん、0.0000000001%くらいだろうと思うが(^^;;

単なるファンがそう言うだけなら勝手だし別に問題ないのだが、元選手や監督やらの専門家が揃いもそろってそういうアホなことを天下のテレビで公然とのたまう。プライドや責任ってないのかな? 言ったモンがち?

最初に挙げたコラムでも、かつての日本代表のストライカー、カズ(三浦知良)や城が柳沢を擁護していることが書かれている。
だから、結局彼らは世界で一流ではあり得なかったのだ。

こうしたスポーツ報道を通して思うのだが、日本ではまともな批評というのがない。
世界の報道をよく知っているわけでもないのにこんなことを言うのもなんなのだが、いろいろ漏れ聞こえてくることから判断すると、他国では褒めるときは思いっきり持ち上げるみたいだが、いざ看過できないミスを犯した選手は、冷酷と思えるほどに酷評されるようだ。

しかし彼らはプロである。金をもらってプレーしているのだ。あらゆる批評は甘んじて受けなければならない。そういうのにもまれるのもプロの仕事のうちなのであろう。

日本が結局一流になれないのは、プレーだけでなく外野でのそういう“雑音”にももまれることがないからなのではないだろうか? そういえばアーセナルの監督のアーセン・ヴェンゲル氏はきちんと日本の欠点を看破していた中で、海外でもまれてきた中田や中村などの働きぶりはちゃんと褒めていたのが印象的だった。

F1の“偏向”報道

F1の話だが、先週放送された30分弱の番組も含めて二度ほど、フジテレビで実況放送以外のF1特別番組が放送され、例によってスーパーアグリの“奮闘ぶり”が特集されていた。
中で、必ずと言っていいほど流されたのが、第2戦マレーシアGPで琢磨がトロ・ロッソのリウッツィを強引に抜き去るシーン。モータースポーツのブログの方でも書いたのだが、それを再度取り上げてみたい。

あれをフジテレビでは再三再四、琢磨らしいアグレッシブな走りと評して紹介しているわけだ。まあ、確かに彼らしいとは言えるだろう。
#解説をしていた右京まで褒めていたのに唖然。だから彼もあそこまでのレーサーだったのだ。

ちょうどクレーンカメラで上から映していたわけでライン取りがはっきりわかるのだが、単にブレーキングを遅らせすぎてドリフトよろしくアウトにはみ出していった“カミカゼ特攻機”を、リウッツィがステアリングさばきと急ブレーキでなんとかよけた、というのが真相だ。
あそこで、リウッツィがよけ損なえば、ちょうど昨年の日本グランプリのシケインで琢磨がトゥルーリにぶつかったのと同様の結果に終わっただろう。

あんなドライビングが許されるなら、どこでもかしこでもとにかく一般的なライン取りや暗黙のルールみたいなのを無視して突っ込んでいき、相手がよけてくれるのを期待すればいい、ということになってしまう。
モータースポーツの方でも書いたのだが、日本GPでのアロンソvsシューマッハの130Rでの攻防や、ラストラップでライコネンが大外からフィジケラをパスしたシーンでのドライビングテクニックこそ、プロが見せる(魅せる)第一級のドライビングテクニックと言うべきでしょう。

あんな低級な技を批判するどころか持ち上げるなんて、報道する側にもそれだけの能力がないということだし、そもそもちゃんとしたスポーツ報道のありかたとは思えない。悪いところは悪いとちゃんと批評しないと、結局いいプレーヤーは育たないのではないだろうか。
フジテレビのサッカー報道が特にヒドイのは、こういう局としての姿勢が如実に反映されているのだろうな、と思う。

mixiで書いたヤツ

っていうことで、実は mixi のあるマイミクさんのところにオーストラリア戦の直後に書いたものがあって、それがまさしくホンネなので転記させていただいて終わりにします。

じゃあ、オールジャパンなんてまったく意味ないと思ってる僕も(^^;;;;

みんな3敗すると心では思っているんだけど、雰囲気的に言い出せないでいる、というのに10000ジーコ(笑)。

しかし、日本のサッカーみたいに、ちんたらパス、だらだらシュート、おまけにはずす、なんていうのを見るよりは、ベッカムの魔法のようなシュートとか、ロナウジーニョの華麗なステップ、なんていうのに酔った方がよっぽど楽しいと思わない?

ヘタなりにがんばる地元や出身校を応援する高校野球じゃないんだからさ。トップレベルの競技にはそれなりの見方があるってもんでしょう。

F1でも、ルールを無視して突撃することがいいと思っているどこぞのドライバーより、鈴鹿の1コーナーや130Rで信じられないパッシングを見せる、いや魅せる世界最高峰のドライバーのウデを見たいわけですよ。それと同じ心理かな。
日本はさながらなぜかF1に混じってしまったF3ってとこかな?(^_^;;

・・・な〜んてブログに書いたらバッシングされるかなぁ?(爆)

#まあ、人のことは偉そうに言っている僕が、自分の仕事でプロとして後ろ指を指されないような仕事をしているかどうかとか、批判を受け止めたりできているかということはあえて触れないでおこう(ボソッ(^^;;)

●2006.06.24 追記

いつもお世話になっているリョウちゃんのブログ『compose-R.net | Journal』に関連するエントリがあったのでちょっと引用。長めに引用させていただきます。

にしてもESPNの実況は冷静で無駄に騒ぐこともなくとても優秀です。日本の選手もしっかり頭に入っていて、所属チームもすぐに出てきます。アメリカの試合でも必要以上に母国に加担することなく(多少の偏重はありますが)そこそこ公平な実況をしてくれます。日本の大騒ぎ実況に見せて差し上げたいですね。

日本の試合の前に行われたアメリカ-ガーナ戦でアメリカの敗退が決まり、その直後に日本と同じくお通夜放送が始まったわけですが、そこでも「残念無念でもよくがんばった」を強調することはなく「次に向けてどういうチーム造りをすべきか」というトピックで冷静に議論していました。確かにサッカーはアメリカでは盛り上がっていませんが、「スポーツ」に関しては日本よりも数段上を行く国だなと認めざるを得ません。

最後まであきらめないのも大切ですが、冷静に自身の実力を分析するのも「侍」(←かっこわるー)らしい振る舞いではないかしらね。

もう、おっしゃることいちいちごもっともという感じですね。実況のことも、冷静な分析という点でも。リョウちゃんは僕のように口が悪くないので、スンナリ聞ける人も多いと思います。人徳だな(^^)

コメントのところにちょっと書いたんですが、コソッと批判されたんですけどね、このエントリについて。まあ、たしかに“テケテケ”(ってなに?)なんですが、普段見ていないからこそ冷静に判断できることもある、というのもあるんじゃないかと思うんですよね。
まあ、サッカーファン(の中に)も琢磨ファンの中にいたような、冷静さを失うとなにを言ってもいいと思うような輩がいた、というわけです(あ、また言いすぎ?(^^;;)

投稿者 Shin : 13:50 | コメント (7) | トラックバック

2006年06月15日

ファン心理

いや〜、わかります(^^)

衛星放送(民放スカイ)と地上波(国営放送)がW杯の中継を競い合うイタリア。決定的瞬間を一刻でも早く見たいため、多くの視聴者が映像に一瞬の遅れのある衛星放送から、地上波にチャンネルを切り替えたという。十四日付各紙が伝えた。

メッサジェロ紙によると、視聴者が「2、3秒の遅れ」に気付いたのは十二日夜のガーナ戦でのイタリア・ピルロ選手による初ゴール。多くのスカイの視聴者は、地上波で観戦していた近所の家から先に歓声が聞こえたという。

F1でもときどき、映像で映る前に、現地の川井ちゃんが「あ〜、マッサ!」(注:人選に他意はありません(^^;;)なんて叫ぶ声が聞こえてから、1,2秒後?にこっちでもそのコースアウト・クラッシュ場面に切り替わる、なんてことがあったりします。
音と映像もずれることもあるんですよね、処理作業の関係上。

ちょっと笑ってしまったのでぷちエントリ。

投稿者 Shin : 14:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年06月05日

村上ファンド・村上世彰代表逮捕に思うこと

・・・なんて大げさなタイトルの割にはあっさり済ませますが。

いや、以前は『フジテレビ日枝会長のインタビューに思う“老害”』とか『ニッポン放送社員に告ぐ!(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感 その2)』とか、タイトルもなかなか勇ましいですが、この手の話題にも結構積極的に発言したときもありました。
関心がなくなったわけでは決してなかったのですが、久しぶりに書く感じです。

とにかく言いたいことはひとこと。
彼がやったことが犯罪だというのならば逮捕はしょうがないとはいえ、日本は本当に“出る杭を打つ”社会なんだなぁ、ということ。
異分子は徹底的に排除しようとする、見えざる力があるかのようです。

検察側の会見で“卑劣な犯罪”とまで言ってたようですが、ライブドアのことといい今回といい、そこまでの話でしょうか? 

もっと巨悪もあるだろうし、僕がなによりイヤなのは、こうした---ルールすれすれとは言え---自らの才覚で新しいことにチャレンジする人が押さえつけられ、このように排除すらされる一方で、天下りに代表されるような、仕事もろくにしないのに大金(=税金ね!)をかすめ取って、平然としている輩が多すぎることです。本当に腹が立つ。

“格差社会の到来”がなにかと問題になっていますけど、僕はいままでが格差が少なすぎたのであって、本当に能力があり、仕事ができ、社会になんらかの貢献をしている人にはもっともっと見返りがある社会になってもいいと思っています。

「それは能力がある側の人間の発言だろう」という反論もあるかもしれませんが、少なくとも---残念ながら---僕はそんな才覚はないですから当たっていないですね(笑)。
そういう能力のある人にはそういう処遇(厚遇)をする一方で、「そこそこの働きでそこそこの生活をできればいい」という人たちがいてもそれは別にそれでいいと思うし、ある意味社会主義的な発想で、そういう人たち“も”それなりに苦しくない人間的な生活ができるような社会を目指せばいいだけのことです。
それは両立するのではないでしょうか。

さっきテレビで、上にも挙げた無能な某会長がのーのーと言ってました。
「これでやっと健全な資本主義社会が取り戻せれば・・・」

ケッ! 胸くそ悪い・・・。
これ以上書き出すと2時間くらい書きまくっちゃいそうなので、このへんでやめときます。

投稿者 Shin : 22:16 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月26日

横浜に四代、同じ誕生日生まれの家族がギネスブックに

えっと、忙しいとなにか別のことをしたくなるときってありませんか?
ほら、中学生のときとか、定期試験の直前のときに限って、漫画を一巻目から読みたくなる。しかも十数巻もあるやつとか。そして読破してしまう(笑)。

こんなときに、こんなニュースを見つけると、ついつい書きたくなってしまいます。
#あ、Tさん、ボチボチ仕事してますよ〜(^^;;;;

【ロンドン2日共同】一家4世代が同じ誕生日−。昨年3月に生まれた横浜市の女児が2日までに、世界でも珍しい「同一誕生日の最多世代記録」の保持者として英国のギネス・ワールド・レコーズ社から認定証を授与された。
ギネスによると、米国の3家族やフィンランドの家族と並んで世界で5例目。アジアで認定されたのは初めてという。
 この女児は、横浜市西区の会社経営、増田浩司さんの二女、光音ちゃん(11カ月)。曾祖父の金守さん(故人)、祖父の仕立業、三七男さん、浩司さんと4人そろって「3月26日」の生まれ。
ギネスによると、米国の例では、独立記念日の7月4日に4代続けて生まれたユニークな家族も。

※諸般の事情で一部省略しています(^_^;;

わかりにくい書き方の気がしますが、要は
●増田金守---増田三七男---増田浩司---増田光音(敬称略)
と四代そろって3月26日に生まれたわけで、こりゃあさすがになかなかあることではないでしょう。
いまは“計画出産”なんて言葉もありますけど、四代前からできることじゃないしねぇ。

あ、でも、このくらいのニュース、しかも2ヶ月近く前の3月初めのニュースを、忙しいときにわざわざこうして書くほどでもないかなぁ、と思われるかもしれませんが。

なんと、実は!

この“増田浩司”って高校の同級生なんですよ〜!!
二度、ビックリ。
さっき偶然知ったので、思わず書かせていただいた、というわけです。

いやぁ、まっさん、おめでとう!
#ここ見てないか(^^;;;;


ちょっとググってたら、

浩司さんは「結婚当初、妻には3月26日に子供を産まなければというプレッシャーがあり、1人目は自由に産もうと話した」と振り返る。長女の誕生日は「5月6日」だ。
長女誕生後は「3月26日」を意識した子作りを展開。

なんていうのを見つけた。やっぱりね(^_^;;
でも、そうそううまくいくことじゃないよなぁ。そんなに簡単に行ったら皆苦労しないわけですしね。

投稿者 Shin : 20:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月28日

“割りばし大学”の医師に寛大な判決

以前、この大学の近くに住んでたんですが、僕らはずっとこう呼んでいました。

そこのお粗末な元医師のお話。

東京都杉並区の保育園児、杉野隼三ちゃん(当時4)が綿あめの割りばしをのどに突き刺し死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた元杏林大学付属病院耳鼻咽喉(いんこう)科医師、根本英樹被告(37)の判決公判が28日、東京地裁であった。川口政明裁判長は根本被告の過失を認めたうえで「仮に適切な対応をしても延命の可能性は極めて低かった」と述べ、無罪(求刑禁固1年)を言い渡した。

へ〜、“甘甘”な判決だなぁ。
“過失”があったなら罪があったわけで、刑に処すべきでは?
「適切に対応しても助からなかった」ことと、その医者に過失があったことに対して、適正な法の裁きを下すのとは、まったく別問題なのでは?

公判で被告側は「診断では、特別な検査が必要な状態ではなく、過失はなかった」と無罪を主張したのに対し、判決は「過失はあったが、死亡との因果関係については合理的な疑いが残る」との理由で、刑事責任は問えないとした。

判決によると、根本被告は同病院救命救急センターの当直だった1999年7月10日夜、救急車で搬送された隼三ちゃんを診察。折れた割りばしがのどを貫通し、小脳に損傷が生じたことに気付かずに、傷口に消毒液を塗って薬を処方しただけで帰宅させた。隼三ちゃんは翌朝、死亡した。

これだと、医学的に助からないと見込める患者には、「どんないい加減な医学的処置をしてもいい、罪には問われない、どうせ死ぬ(死んだ)んだから」ということになってしまうよ。

聖マ■ア△×大学とか、こことか、医大、医学部といっても“五万”とあるからなぁ。
千差万別、十人十色、ピンからキリ、楽あれば苦あり(あ、違うな(^^;;)。

患者の方も医者は選ばないとね。
このかわいそうなケースのように、緊急のときはそうも言ってられないでしょうけどね。

あらためてこのお子さんのご冥福をお祈りし、ご遺族にお悔やみを申し上げます。

●2006.03.29 00:34 追記

これに関しては、親がどう子供を見ていたか、という監督責任の問題はありますね。いまとなってはどうだったかよくわからないのですが、親がちゃんと状況を見ていて、それを正確に医師に伝えたのかどうか・・・。

実はこれはぽんから指摘を受けました。なるほどと思いましたので、追記しておきます。
ただ、そうであっても医師の過失責任がなくなるわけではない、というのは変わらないと思いますけれどね。

投稿者 Shin : 21:56 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月21日

日本、ワールドベースボールクラシック(WBC)で優勝!!

やったー! 世界一!

いやぁ、いろいろありましたからね。奇跡的です。
正直言って昔ほど野球に興味はなく(かつては「プロ野球選手になる!」と思っていたほど好きでした)、特に日本のプロ野球は渡邊さんのおかげで(笑)完全に興味を失いかけていたんです。
メジャーには興味はあって気にしていますが、はじめはこのWBCも見ていなかったんですよ。なにか日本のプロ野球の代表が日本代表って言われても、って思いもありましたし。

でも、皮肉なことにあの誤審からですね(笑)、見始めたのは(^^;;
あと、イチローがあんなに熱い男だとは思わなかったですね。少なくとも“日本のために”ってあんなにがんばるとは思いませんでした。

ああいう審判を使ってああいう誤審を平気でするところに、このシリーズの“意義”というか“権威”にはいまでも疑問を持ちますが、まあ、それは今となってはどうでもいいです。

野球の祖・アメリカはなんとしても勝ちたかったんでしょう。どうせこうなるなら(結果論ですが)フェアにやっておけば汚点を残さず、とりあえず“大成功”って言えたかもしれないのにね。
日本も柔道なんかではやはり同じようなことを考えますが、それでも国際大会はフェアに行われていると思います。すでに国際柔道連盟は日本の言うことを聞かなくなってますしね(笑)。

結局野球って、オリンピックでも競技自体がなくなってしまったように、“国際的なスポーツ”ではなく、アメリカを中心に世界のごく一部で行われているマイナーな競技なんですよね。これはどうしようもないですね。
まあ、アメリカンフットボールがまさにアメリカだけの競技なように(いや日本でもやってますが)、別にすべてがすべて世界に出ないと行けないわけではないと思います。

ま、そういうわけで、これをやっている(開催している)方々が本当にこれを“世界的な権威づけ”したいなら、今回のようなことが起きないように、もう一度はじめから考え直した方がいいと思いますが。


とまあ、ちょっとネガティブな意見に終始してしまいましたが、日本がフェアに力強く戦ったことに疑いの余地はありません。

おめでとう、選手たち、そして王選手!
あ、監督でしたね(^^;; 
僕は最初にちょっと書いたように野球は好きで、小学生くらいから大人になるまで見続けていたんです。でも、小学生の時に長嶋茂雄が引退したので、選手としては王選手の活躍の方がずっと印象に強く、いまだに“王”というと“選手”が口をついて出るんです。

●2006.03.21 15:40 追記

いまハイライトを見てますけど、最優秀選手に輝いた松阪は本当に冷静にいいピッチングをしてましたね。彼や巨人の上原のようにメジャーを夢見ている人は、当然ですけど自分をアピールする格好のチャンスですからね。
彼も早く MLB に行けるといいんですけど。これから、本当に自分の力を試したい人は、思いきって最初からアメリカに渡るべきですね。っていうか、レーサーはみんな(一応)F1を目指すのに、野球小僧はなんでメジャーを最初から目指さないんだろう、というのが素朴な疑問。

投稿者 Shin : 14:57 | コメント (3) | トラックバック

2006年03月15日

天下の悪法?「PSE法」で経済産業省が一部方針転換?

この件については、前々から興味を持っていたんですが、少し動きがありましたので、触れておきます。

ま、“天下の悪法”っていうのは言いすぎですね。基本的には、国民の安全を考えたがゆえの法律ということは言えるでしょう。ただいかにもやり方がお役所的で、専横でまずかったなとは思います。
皆、この件については神経質にもなっているようで、参考記事に上げたような経産省・谷みどり消費経済部長のブログの“炎上事件”まで起きちゃったようですし。

経産省は3月14日、電気用品安全法(PSE法)の経過措置が3月で一部終了することにあせわて、中古の家電製品を販売する事業者の負担軽減のための対策を実施するとした。

この対策では、中小事業者が独自に検査をするのを助ける策を講ずるほか、

さらに、生産が終了しているといった理由で高い価値を持つ、「ビンテージ」と言われる中古電子楽器については、以下の条件に当てはまれば簡単な手続きでの売買をできるようにする。

としています。その条件とは、

だそうです。
この対象製品群や、その条件で果たしていいのか、まだ議論の余地はあると思いますが、個人的に言うとこの中に「音響装置」というのもあり、かつてのオーディオの名機なんかも入っているのであれば、まずは一安心といったところです。

日本シンセサイザープログラマー協会の署名活動が奏功?

この PSE 法に関してまっさきに異議を唱えたのが、日本シンセサイザープログラマー協会(JSPA)というところだったのですが、同じ14日に、

電気用品安全法(PSE法)に対する記者会見を開催し、音楽家の立場からPSE法に対する意見を述べるとともに、経済産業省へ提出する予定の要望書を発表した。

という動きがありました。
経産省の発表とどっちが早いのかわかりませんが、以下にあるようにすでに2月に電気用品安全法(PSE法)に対する署名活動を展開していたのですが、その意思・行動力は無にならなかったようです。
僕もこれには署名させてもらっていました。

発起人代表の松武氏は「PSE法は音楽業界にも大きな影響を与えるが、周知は徹底しておらず、知らない人が多すぎる。その突破口として、署名運動で火種をまきたいと思った」と語る。JSPAが実施した署名活動では2月18日から3月5日の締め切りまでに7万4987件の署名が集まったという。

周知不足は明らか

経済産業省の担当者に強く言いたいのは、いかに“周知を徹底した”と言い張っても、多くの人が知らなければそれはやっていなかったと判断されるということです。

報道からすると対象となる人たちの大多数が知らなかった、と考えるべきでしょう。そんなの周知したことにならないです。
もちろん国民のわれわれも、自ら情報を探す努力もする必要もあるとは思いますから、すべてがすべて、経産省の責任というわけでもないでしょうが。

以下のような調査データもあります。

アイシェアが24日にまとめた電気用品安全法(PSE法)に関する調査によると、PSE法を「知らない」と答えたユーザーが約6割に上ることがわかった。

調査は2月21日から23日にかけて、同社のメール転送サービスの会員を対象にインターネット上で実施。回答者の属性は男性が55.1%、女性が44.9%で、合計1,139件の回答を集めた。

それによると、PSE法について「知っている」と答えたのは34.9%。一方、「知らない」が47.4%、「名前は聞いたことはあるが内容は知らない」が17.7%で、全体の65%がPSE法の概要を把握していなかった。

PSE法を管轄する経済産業省ではWebを通じて法律の周知を図っているが、同省による告知方法が不十分であったかについては81.6%が「まったくその通り」と回答。「わからない」は14.7%、「今まで知らなかった自分たちが悪い」は3.7%に止まった。

あと一ヶ月で法律が施行されようという2月の終わりの時点でこれですから、たとえば3ヶ月前の年始くらいだったらもっとヒドイ状況だったのではないでしょうか。僕自身も年が明けてから、どこかのテレビニュースでこのことを初めて知ったというのが事実です。

いずれにせよ、なにかサービスをするのに、相手が知らなかったらそれはサービスが存在したことにすらならない、なんていうことは民間では常識なんですけどね。
だからこそ、テレビだ、新聞だと、しつこく広告を打ったり、店先で販促活動をしてみたり、とさまざまな周知・宣伝活動をするわけでしょ?

まあ、彼らに限らずお役所の人たちは、自分たちの仕事が“サービス業”だなんて露ほども思っていないと思いますから、こんなこと言っても無駄なんでしょうけど。

アナログ放送終了周知活動も大丈夫?

ちょっと話がずれるのですが、この騒動で少し・・・いやかなり不安になっているのが、例の“地デジ”開始、すなわち現行のテレビ放送にデジタル化に伴い、地上波アナログ放送が終わってしまうことに関してです。

これも周知活動をいま盛んにやってますが、本当に2011(平成23)年7月24日のアナログ放送終了までに、誰もが問題なく知っている、と行くんでしょうか?
なんとなく、その直前になって「え? ウチのテレビが見られなくなるって? オレはそんなこと聞いてねぇぞ!」っていう人が多数出てくるようないやな予感が前からしていたんですよねぇ。
この騒動で、こっちもやはり?、という感を強くしています。

まあ、こちらはお役所やテレビ局だけでなく、家電量販店なんかでも盛んにパンフレットを配ったり、ポスターを掲示したりやっているのが見受けられますし、まださすがに5年もありますから、それほどの混乱にはならないだろうと思う(というか祈る(^^;;)んですが・・・。

で、話を元に戻しますが、

今後、経産省や関連機関では相談窓口体制を抜本的に強化するほか、新聞、テレビを通じた広報やパンフレットの配布など、新制度への移行に関する周知徹底に取り組むとしている。

はい、遅きに失した感はありますが、よいことです。
税金を食い物にしているんですから、せいぜいがんばって努めてください、お役人様(笑)。

投稿者 Shin : 02:09 | コメント (2) | トラックバック

2006年02月26日

うちにも“怪文書”があります。なんとH●NDAの福■社長が、鈴▲亜久■にこんな依頼を!

いささか旧聞になりかけていますが、例の民主党の“怪文書”事件に関して、ちょっと。

なにわっちさんの『なにわっち's Weblog - たかが一通の怪文書で国家権力の行使を要求する民主党の異常性』っていうエントリで、なにわっちさんが怪文書をお持ちだという驚くべき事実を開示していらっしゃるんですが、実は!、うちにもあるんですよ。

特に、F1ファンの皆さん、見たらビックリすることウケあい。あの事件の当事者側のあの人が、あの人にあんなことを頼んでいたなんて、ボク、信じられな〜い(^^;;;;

こんなのです。↓

Subject-URGENT-.gif

ね、スゴイデショ?
ウソだと思う方、PDFファイルだってちゃんとあるんですよ!
しかも、こちらは上で塗りつぶされている部分もバッチリ見えちゃうんですよ、モザイクなんか無しですよ、そこのご主人!
●ダウンロードはこちら→Subject-URGENT-.pdf (PDF:564KB)

ってヒマですな(>自分(^^;;)
まぁ、ちょっと早いエイプリルフールってことで。


しかし、あんなものにだまされるなんて、メールを使ったことがあるのかな、彼ら。
プリントするなら(いや、データ状態だって)なんだってできるでしょうに。

ぶっちゃけ、民主党には期待している(いた?)んですが、恥ずかしいからもうやめようかな?
力の均衡した二大政党っていうのはいいと思うんだけどねぇ・・・。

ホント、なにわっちさんのおっしゃる通り、こんなくらいで国政調査権だなんだって、恐怖政治でもやるおつもりですか?>前原さん

投稿者 Shin : 00:14 | コメント (5) | トラックバック

2006年02月24日

荒川静香、日本勢初のメダルがなんと金!

う〜ん、ほかのことで手いっぱいで日付が変わってしまった(^_^;;(いま実はすでに25日AM2時過ぎ)

とにかくおめでとうございます!
やっぱり、感激してしまった。

うぇ〜ん。
夕方のNHKのハイライトではぽんが感極まってましたし。

フィギュアスケートは23日、女子自由を行い、ショートプログラム(SP)3位の荒川静香(プリンスホテル)が125.32点の高得点をマーク、SPとの合計191.34点で逆転優勝、金メダルに輝いた。日本勢にとっては今大会初のメダル。また、日本人のフィギュアスケートでのメダルは、1992年アルベールビル大会で伊藤みどりが銀メダルを獲得して以来2人目となった。

とりあえず朝の5時過ぎまで見ていて、いったん寝て、村主や荒川の出る6時過ぎに起き・・・たんですが、睡魔と戦いつつ実は当の荒川選手のは生では見てなかったとゆー(笑)。

でも、気がつけばずっと1位で、目がいくらなんでもデカすぎるような気がするアメリカのコーエンと、あの丸顔がかわいらしくて結構好きなロシアのスルツカヤが、ともにジャンプでコケるという大波乱で、結局誰も荒川を追い越せず仕舞いでした。

銀・銅、その他の選手はというと。

SPトップのサーシャ・コーエン(米国)が銀メダル。同2位のイリーナ・スルツカヤ(ロシア)は銅メダルに終わり、ロシア勢のフィギュア全種目制覇はならなかった。村主章枝(avex)はSPに続いて自由も4位で総合4位。メダルに一歩及ばなかった。SP8位の安藤美姫(愛知・中京大中京高)はミスが響いて15位に終わった。
荒川は21番目で登場。ほぼ完ぺきに近い演技を見せ、2度の転倒で得点を伸ばせなかったコーエンを抜いてトップに立った。最終滑走のスルツカヤもジャンプで転倒するなどミスが目立ち、荒川に届かなかった。

でも、銀・銅の二人がコケたせいで荒川が金になったわけではなくて、本当に素晴らしい演技でしたね。
スルツカヤのジャンプでの回転の切れ味はさすが、と思ったけど、それ以外は二人よりはるかに荒川が素晴らしかった、とシロウトながら感じました。

いや、本当に安心して見ていられる演技でしたね。
#というのは“金”ってわかっていて見たからかもしれないけどね(^_^;;
でも、なにか余裕と風格すら感じさせるものだと思いました。

思えば、ちょっと書きましたけど、実力以上に過大評価されている安藤と、前回も出ているので(荒川は出ていない)荒川よりどうして期待される村主とくらべると、彼女の方があまりプレッシャーを感じなくていい立場だったのかもしれないなぁ、と演技後の3人のインタビューを見て感じました。

「楽しく滑れた」と繰り返す割に全然楽しそうじゃない安藤や、これに賭けていたのに(まあ、みんなそうでしょうけど)4位に終わってしまって涙ぐむ村主と、金メダルに輝きながら本当に信じられずに“きょとん”とした感じの荒川とが、実に対照的な感じがしました。

さて、これでやっと日本勢は初メダルなんですが、どうも、これが最初で最後になりそうな感じです。あと、日本がメダルに輝きそうな競技は残っていないですものね。
そういう意味では、まさに“値千金”とも言える荒川の金メダルと言えそうです。

そうそう余談ですが、彼女の演技中、写真を撮るのを忘れて見入っていた(ような)プロカメラマンの姿を見つけて、すごくウケました(^_^;;

このあと3時からエキシビションですね。これも楽しみ。

美人がいっぱい

えっと。ついでのついで。

この競技、結構キレイな人がいっぱいいましたね。名前を全然覚えてないんですが。
ついついビデオに録っちゃったです。
えぇ、オヂサンですとも(^_^;;

個人的には、あの!長野オリンピックの際に IBM の CM に起用されて大反響だった、ウクライナのエレーナ・リアシェンコという選手がいまも好きだったり。ショートプログラムのとき、「あ、まだいる!」って彼女を見つけて、とてもうれしかったです。

ググっても出てこないんですが、あの CM、どこかで見られないかなぁ?
っていうか、うちの中を引っかき回すと絶対どこかに録画してあるはずなんですが。

あとねぇ(^_^;;
今回は出られなかったけど、NHKの夜のダイジェストで解説していた、恩田美栄(おんだよしえ)選手が結構かわいいと思いま〜す。
ぽわんとしたしゃべり方とくるくるよく動く大きな目が結構好き♪
荒川選手の親友だそうですよ。

●2006.02.25 追記

えっと、別のところでトリノ五輪の開会式でのフェラーリF1のを貼り付けたんだけど、消えちゃってるんですよね。
これも大丈夫かなぁ、とも思いますがとりあえず(^^)

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2006年02月17日

トリノ五輪雑感

男子フィギュアスケートの高橋大輔選手、8位ですかー。残念。
あと、女子スピードスケート「チーム・パシュート(Team Pursuit)」は惜しかったですねぇ。あとちょっとで日本初メダルだったのに。

そう、いろいろ期待された日本勢ですが、この日までまだメダルゼロなんですね。
実力的に言ってもっとも可能性のありそうだったスピードスケートで、 女子500mで岡崎朋美が0.05秒差の4位、男子500mで及川佑が同じく4位と一番メダルに近かったのですが。
あとは女子フィギュアくらいなのかな、期待できるのは。ただ、こっちもいろいろありましたからねぇ。僕はどうも手放しで応援できないのですが(後述)。

今回見ていて思ったのは、オリンピックってやっぱりよく言われるように“スポーツの祭典”であって、純粋なスポーツ競技大会ではないってことですね。
レベルの高い人もいればそうでない人(で)も出られるってことです。

夏季大会の水泳競技でのことですが、トップの人から1分遅れだったかでゴールしたアフリカの選手がいたりしましたし、雪の降らないジャマイカからボブスレーに果敢に挑戦した話は映画にまでなりました。
こういうエピソードは、競技によって選考レベルがまちまちで、国別に代表が選ばれる(国が選べば出ることのできる)オリンピックならではと言えるかもしれません。

スノーボード・ハーフパイプに見る歴然とした差

それを痛感させられたのは、例の成田兄妹(成田童夢・今井メロ)が出て大変期待されたスノーボード・ハーフパイプですね。
期待されていたというか、どっちかというと特に兄ちゃんの方にその突拍子もなくお脳の××そうなしゃべり方・言動に、2ちゃんねるあたりではかっこうの標的になっていた、と言えるんですが。
Oretch Illustrated Ver.1.01』さん経由で知った下のブログの写真にはまさに“不覚にもワロタ”んですけどねぇ(^^;;
兄妹|不覚にもワロタ

まあ、それはさておき、ハーフパイプってそんなこんなで話題になってたもののマトモに見るのは今回が初めて。

で、ちゃんと見てみると、頭をそろえてずっこけた日本勢とメダリスト達の力の差は明らか過ぎるほど明らかでしたねぇ。こんなド素人がわかるんですから、たぶんよく見ている方や専門家はアゼンとさせられたのではないでしょうか。
特に、金メダルを取ったアメリカの Shaun White(ショーン・ホワイト)のすごさったらもう。ボードにジェットエンジンやら姿勢安定化装置(笑)でもついてるの?、ってな感じで。飛ぶ高さがまず違うし、スピード・安定感は歴然の差。

この人、よくよく調べてみたら、すでに13歳からプロとして、スノーボードだけでなくスケートボードの世界でも大活躍している人なんですね。なんでも、19歳にしてすでに既に年収100万ドル以上(はぁ〜(^^;;)、持ち家3軒、自分のアパレルブランドまで持っているということです。
聞くところによると、オリンピックなんかよりそうしたXゲームと言われるアメリカの大会の方がはるかにレベルが上なので、いまさらオリンピックに出なくてもよかったのだが、自分とアメリカの名誉のために出ることにした、らしいです。で、期待通り見事に金メダルを取っちゃうところがすごい。「いまさらオリンピック?」っていう精神状態のせいか、プレッシャーすら感じられず淡々と滑っちゃってる感じがしたのもさすが、と感じさせられました。

そうそう、プレッシャーといえばまたも成田選手ですが、競技前に“雄叫び”を上げてた段階で、僕は見ていて「あぁ、プレッシャーに押しつぶされそうなんだな。こりゃヤバイなー。」と思って見てましたけどね。案の定・・・。

この競技に限らず、たしかにオリンピックでの金メダルは別格、というところがあるんですよね。スノボだけでなく各競技には世界選手権・ワールドカップと言われるものがあるわけで、そちらの方が本当の意味での世界一を競うレベルの高い争いだったりするわけですが。
世界選手権で何度も勝ったり、年間チャンピオンになったにもかかわらず、なぜかオリンピックでは勝てない、メダルにさえ届かない、という人も少なからずして、それをマスコミは“非運のヒーロー”なんて好んで取り上げたりもします。4年に一遍というタイミングにうまく合わせられるか、というのが多分に影響したりするわけですね。

ハーフパイプ日本勢に話を戻すと、身も蓋もない話をしてしまえば、あのトップレベルのすごさを見てしまうと、童夢君がどんなに鼻の穴をおっぴろげて「4年後はリベンジ!」と言ったところでどうにもならない差があるという気がしてしまいます。

かわいそうなのは実況のアナウンサーやゲスト解説氏ですね。
彼らの演技中、「さぁ、メダル獲得なるか?!」って盛んに言ってましたけど、僕のような人間ですらわかるんですから、たぶんいろいろなビデオを見て勉強してから実況をしているのでしょうから、いやんなっちゃうくらいわかると思います。専門家であるゲスト氏はなおさら。
でもまさか、「とてもメダルに届きそうはありませんが、まあ、がんばってほしいものです」なんて言えませんからねぇ、テレビでは(^_^;;

スノーボードクロスはおもしろい

まあ、そんな感じで日本と世界の越えられない差を感じさせられつつも、純粋に競技としては面白く思えるものも多々あり・・・。別に日本人が活躍しなくても、競技自体がおもしろければ十分楽しめますからね。

先日『“冬季オリンピックの華”男子ダウンヒルはやはりすげー。』に書いたように、もともと好きなアルペン競技だけでなく、これは!というものに昨日出会いました。

もうタイトルでおわかりのように、それは「スノーボードクロス」。
アルペンスキー大回転のスノーボード版と言ったらいいでしょうか。途中にジャンプ台やウネウネ(笑)があるところがちょっと違いますが、とにかく結構なスピードでコースを滑り降りる競技です。
予選はひとりひとりのタイムトライアルでしたが、準々決勝以上は4人で競いながら滑り降りる。幅が広いとは言えないコースなので、結構ぶつかり合ったりして大げさに言うと“格闘技的”な要素もあるし、なによりスピード感がすごくて見ていてホントに興奮させられました。
結構見てはまっちゃったらしい人がブログつながりでいたのですが、皆モータースポーツ好きの人なのがおかしかったり(^^;;

実は、一度だけカナダのウィスラーというところでスキーをしたことがあるんですよ。
コースの巨大さ(というか長大さ)にも驚かされたんですが、もうひとつそこで驚いたのが、いわゆるアルペンタイプの租ノーボーダー。直滑降ですごいスピードで滑り降りていくんです。
日本のゲレンデで、ちんたら滑っては転び、転んでは転び(笑)っていう邪魔っけな(すみません(^^;;)ボーダーに辟易させられていた僕は、「こんな滑り方もあるのか!」と目からうろこが落ちた感じでした。一緒に行った友人は僕をはるかに越えるうまいスキーヤーで(ついていくのに必死でした)、やはり日本では同じ印象を持っていたようですが、「これならスノボをしてもいい」って言ってたくらいでした。

っていうのを、これを見て久々に思い出しましたね。
とにかく、掛け値なしにおもしろかったです。ここでも日本人は千村格の16位が最高(というか出場自体がその人だけ)だったんですが。

そうそう、最初に挙げたスピードスケートの「チーム・パシュート(Team Pursuit)」(団体追い抜き)ですが、日本が活躍したこともあり見ていて決してつまらなくはなかったんですが、どうも団体で滑る意味というか意義というか目的というか・・・がわかりません(^^;;
結局3人のうち一番遅い人で順位が決まるなら、その人だけを滑らせて競い合う、っていうのと何が違うの?(笑)

フィギュアスケート選手選考にまつわる不透明さ

そんな感じで文句も言いつつも、結構楽しんでいるトリノ五輪ではありますが(もともと夜更かしだしねー)、最初に書いたように、ある意味日本勢では一番期待されつついろいろ問題を抱えているのが“女子フィギュアスケート”、だったりします。

上のようなことをつらつら考えていたら、きょうちょうど、こんなのを見つけました。
プロスケーター 渡部 絵美に聞く(前編) - nikkeibp.jp - 時代の仕掛け人

この人、わざわざ言うまでもなく、フィギュアや冬季五輪に興味のある人なら知らない人のない有名な人だと思いますが、日本スケート連盟に公然と反旗を翻すのか、って言うような内容です。

今回の代表選考の不透明さ(っていうかあからさまな“出来レース”)に不満を持っている人は少なくないわけですが、その気持ちを代弁してくれている、とも言えるでしょう。

選考を混乱させた要因と言われるのが、昨シーズンの成績による持ち点に今シーズンの成績を加える「ポイント制」だ。05年4月に導入が決まった方式である。

「願いどおりの選手が選ばれるように計算されたものとしか思えない。オリンピック直前の全日本選手権で上位に入った選手が選ばれるのが、本来の姿だと思うのですが。そのことで、夢を壊されてしまった子どもたち、モチベーションをなくしてしまった選手たちがいる。それに、世界でもまれな3回転半という大技を飛べる浅田選手が出場できないのも、すごく残念なことです」

というのがもっともな話だと思うのですよね。
#ただし、規則上浅田真央選手が出られなかったのは仕方ないとも思います。突然出来た規則だったわけではないですから。

特に問題なのは、

スケート連盟内でも、安藤の選出には疑問の声があがったようだ。しかし、日本オリンピック委員会(JOC)が定めた「シンボルアスリート」で、トヨタ、松下電器という大手スポンサーがついた安藤を落とすのは不可能だったとの見方が一部にある(荒川、村主もシンボルアスリート)。

っていうことなんですよね。
いや、かつての“アマチュアの大会”時代ならいざ知らず、いまは大手を振ってプロが出場する時代ですから、こうしたことがまかり通るのは仕方ないかもしれませんが、やはり選手選考くらいは公明正大にやってほしいものです。
日本ではプロ選手といっても、それこそ先に挙げたショーン・ホワイトのように本当に職業としてやっていける選手がどれだけいるかというと、それは疑問なところでしょう。単に大きなスポンサーがついているというだけで、あるいはスポンサーがついているかだけでオリンピックに出場できるかどうかが左右されてしまうのは、やはりどうかと思いますね。

どうもオリンピックに関しては(冬季・夏季にかかわらず)日本の選手選考には不透明感がつきまといすぎです。

やはり、オリンピック直近の最終選考会一回の成績で決める、というのが誰が見ても公明正大、文句のつけようがないやり方だと思います。
このやり方については、本当に誰が見ても実績・実力のある人が(いるとして)、なんらかの事情でその選考会で調子が悪かった、調子を合わせられなかった、ということがあったらどうするのか?、それは日本にとって損な話なのではないか、という疑問も聞きます。
だったらそういう人に問いたい。オリンピックの本大会で、その人が調子が悪かった、故障した、などの理由で期待される成績を上げられなかった場合、どういう言い訳ができるのでしょうか? そういうことはスポーツには起こりうるのではないでしょうか?

スポーツには(いえ、人生には)運、不運がつきものであり、それをいちいち言い訳したり文句を言い始めたりしたらキリがありません。

ショーン・ホワイトの例でわかる通り、どんな場合でも遺憾なく実力を発揮できるのが本当の実力、王者の中の王者、なのだと思います。

投稿者 Shin : 14:08 | コメント (1) | トラックバック

2006年02月12日

“冬季オリンピックの華”男子ダウンヒルはやはりすげー。

某所にオリンピックの開会式にフェラーリが出た話なんかは書いたんですけどね(カッコよかった〜!)、世間が騒ぐほど冬季五輪に興味がなかったりします。
まあ、F1みたいに「死んでも見る!、絶対見たい!」ってほどではない、ということなんですが。

と言いつつ、ちょこちょこチェックはしていたりして。
期待されていた男子スノボのハーフパイプはなんと4人揃って予選で討ち死に・・・。
う〜む。日本人はプレッシャーに弱いっちゅうのを見事に証明した?

それはともかくそんな僕が、これはぜひ見たいと思えるのはアルペンスキー。自分でも(ここ数年行ってませんが)ちょっとは滑りますので。
父親の関係でほぼ99%八方尾根(長野県白馬村)でしか滑ったことがないのですが、スキーを生まれて始めて履いたその日に八方のてっぺん・黒菱から滑り降りてきた(否、落ちてきた(^^;;)と言えば、もしかしたらあそこを知ってる人はちょっとは驚いてくれるでしょうか(^_^;;
正直、あのときは父を恨みましたが、それ以来、どんな急斜面も怖いものなしです(爆)。まさに獅子は子供を谷底に落とす、んですな(違うか?)
あ、決してうまいわけじゃないんですよ。ホントに“落ちる”のが怖くないだけッすから。クルマもそうですが、スピード狂なんですー(笑)。どんな斜面でもまず“直カリ”で落ちだして、このままだと止まれないとわかって初めて曲がり出す、というキチガイですから(爆)。

あ、はげしく脱線していますが、とにかくそのアルペンの中でもなんと言ったっておもしろいのが、ダウンヒル(滑降)。
なんてったって、ほとんど生身の人間が、時速120kmオーバーで滑り降りるんですよ〜。F1はおろか、バイクレースだって目じゃないです。キチガイがソンケーの眼差しをこめて、あれ以上のキチガイはいない、と断言しますね。

実は、1989年の長野オリンピックのアルペンスキーの会場が、ちょうどその八方尾根だったこともあって、その時初めてホンモノの滑降競技を見ました。残念ながらあのときはとても天候が悪く、滞在中に決勝はできなかったんですよ。
でも、練習走行を見たときのことは忘れもしません。

滑降に限らずレースの場合、雪じゃなくて“氷”を滑るようなものなんです。わざとカチカチに固めていわゆるアイスバーン状態にするんですね。
そこを時速100キロオーバーで滑るんですから、すさまじいのなんのって。スピードもそうだし、ジャー、って言ったらいいのか、シャーって表現したらいいのかわかりませんが、エッジを立てるときのすごい音をあげながら、あっという間にスキーヤー、いやレーサーが通り過ぎていくんです。
もう、身震いがして、たまりませんでした。

自分がいつもチンタラ滑っているところだからこそなおさら、だったかもしれませんね、いま思えば。下まで数十分かけて休み休みいくようなところを、わずか1〜2分で降りるんですもの。

クルマのレースもそうですけど、あのすごさはテレビじゃ絶対に伝わらないだろうなぁ、と思いながら見ていました。脳内変換して、すごさを感じているわけです(^_^;;
一緒に見ていたぽんは「眠いんですけど」なんて言ってたくらいですから(笑)。

でも、カメラは近づけるだけ近づいていたようで、迫力を出そうとがんばっていたと思いますけどね。
あと、両脇とコース上に青いラインが引いてあったのに気がついたんですけど、あれって前の五輪でもありましたっけ? あれはコース取り、コースアウトなんかがわかりやすくてよかった、と思いました。
最近よく見かける、ジャンプ競技で“K点”を画面上で引いてみせるとか、トラック競技で、選手と一緒に“走る”カメラとか、夏季ですけど水泳で世界記録のラインが選手と一緒に動くとか、放送のさまざまな工夫もいろいろありますね。

まあ、興味ないなんて言いつつ楽しもうと思います(^^)
アルペン以外では、ジャンプ、スピードスケート、そしてフィギュアスケートあたりがおもしろそうかな。かなり全部に近いか(笑)。

投稿者 Shin : 23:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月23日

ライブドア堀江貴文社長ら逮捕

以前はこのエントリなんかのあたりから、ホリエモンのことを結構書いてたりしましたけど、今回の取り調べの件については正直どうでもいい感じで・・・。
いや、どうでもいいっていうことは決してないんですけど、またぞろ“出る杭を打つ”日本の社会かなぁ、とガッカリしていたんですね。コメントするのも疲れるというか。

でも、さすがに逮捕されたとなると、ひとこと書いておこうかな。

【ライブドア・ニュース 01月23日】− ライブドアグループをめぐる証券取引法違反容疑事件で、東京地検特捜部は23日夜、同法違反の疑いで、ライブドア社長の堀江貴文(33)と、同取締役の宮内亮治 (38)、 ライブドアマーケティング社長の岡本文人 (38)、ライブドアファイナンス社長の中村長也(38)の4容疑者を逮捕した。

livedoor ニュース」がちゃんと報じているところが“エライ”ですね!?(^_^;;

逮捕に踏み切ったということは容疑が固まったということなんでしょうが、気が早いですがもし罪が確定したなら、反省すべきところは真摯に反省して一から出直して、また世間をアッと言わせるようなこと(悪事じゃなくてね(^^;;)をしでかしてほしいと思っています。
正直、livedoor という会社はさすがにここまでかな、と思いますが彼自身はまだ33歳。僕からすればうらやましいほど若い(笑)。


それより、上にもちょっと書きましたが、時代の寵児と持ち上げたかと思えばあっという間にこき下ろすマスコミや、一社のこうした事件程度で取引停止に陥る東証(東京証券取引所)、そしてそれに一喜一憂する個人投資家達がなんとも情けないですねぇ。

この件で、ますます“虚業だ、得体の知れない事業”だと思われそうな IT 業界の皆さま、ぜひぜひがんばってくださいな(^^;;;;

あと、個人的な功罪、というよりはメリットの方ばかりですが、一昨年あたりからのライブドアを巡る騒動から得たものと言えば、僕のように株、投資といったもののまったくの門外漢にまで、なかなかおもしろいもんなんだ、と目を開かせてくれたことですかね。

もっと基本的なことでいえば、恥ずかしながら僕は以前、「東証」っていうのは国の公的な機関、つまりたとえば財務省とか金融庁とかあたりの外郭機関かなにかだと思ってたんですよ。東証自体が単なる民間会社のひとつだ、ってことに特に驚きました。
そういう意味で言えば、あんな体たらくの東証をしのぐ証券取引所を誰か開設しないですかね? JASDAQなんかはそれを目指してたのかもしれませんけど。


ま、そんなことより本当に大切なのは自分の業績アップ、だったりするきょうこのごろですが、とりあえず雑感を書かせていただきました。


そうそう。
いま、『livedoor 社長日記 - livedoor Blog(ブログ)』を見に行ってみたんですけど、特に問題なくすぐ表示されましたね。
記念というとヘンですが、最新のエントリにトラックバックさせていただきました(^^;;
「コメント(3917) │トラックバック(191)」だって。すげー。ちなみに、こんなことを書かれていらっしゃいました。

昨日夜遅くまで対策会議、およびメールチェック、仕事などを行っていたので、朝おきるのは遅かったのですが、なぜかテレビ朝日のサンデープロジェクトの人が、私の携帯電話番号をどこからか入手してきて、突然、10回以上もテレビに電話で生出演しろと(放送で告知しているからと)半ば脅迫めいた電話をかけてきました・・・・。マスコミって何でもありなんですね・・・。いちいち反論するのも困るくらい捏造記事も相変わらず多いですし・・・。疑いをかけられている(と明確にわかる強制捜査時の捜査令状、これはもらえないしコピーもとらせてもらえないので内容は100%覚えていませんが)件につきましては私は身に覚えがないですし、報道されている件は誰がどこでどう調べたのかもわからないような代物ですので、なんともコメントのしようがありません。現状はこんな状態です。

保釈金(いくらなんだろう?(^_^;;)を払って、シャバに出てきたらまたなにか書きこむのかな?

投稿者 Shin : 20:32 | コメント (1) | トラックバック

2005年12月17日

実は例のみずほ証券の「ジェイコム株誤発注事件」で20億円ほど儲けました\(^^)/

・・・と言ってみたかったなぁ(笑)。
まあ、本当にそれが事実だとしても、こんなところで言わなかったと思うけどね。

しかし、実際に個人で20億円ばかり儲けた人(参考記事参照)がいたんですねぇ。いるだろうな、とは思っていたものの、ホントにいることがわかって驚きました。いやぁ、やっぱりうらやましい。
20億は例外的としても、かなりの額を稼いだ人がいるようです。

みずほ証券によるジェイコム株の大量発注ミスで、今度は千葉県市川市在住の無職男性(27)が問題の株を7100株売買し、少なくとも20億3500万円を超える利益を得ていたことが16日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。

前日には、東京都港区の会社役員が約5億6000万円の利益を得たことが判明しており、今回のトラブルに乗じてデイトレーダーなど個人投資家の一部も“荒稼ぎ”していたことが裏付けられた。

報告書によると、無職男性は発注ミスのあった8日に34億3661万6000円の自己資金を投入して7100株を取得し、同日中に1100株を市場で売却した。その際の差益は明らかになっていないが、13日には強制決済で残り6000株を54億7200万円で売却し、少なくとも取得総額との差額である約20億3538万4000円を超える利益を得たとみられる。(共同)

でも、実は儲けかけたんですよね。惜しかったな〜(^_^;;

ぽんがほそぼそと株をやっているんですけど(僕はよくわからないのでおまかせ(^^;;)、なんとこの前の日にジェイコム株に注目していたんだそうですよ。どういうわけかわからないのですが、虫の知らせというか。
でも、当日(8日)はその株の様子は見なかったんですって。

実はその話を聞いたときは、「1円で売られていた」という話で考えていて、「それなら1万株でも買えたじゃない!」みたいなことをふたりで話して悔しがっていたんですよねぇ(笑)。その計算で行くと100億規模の儲けになったわけですが。

実際には本来の株価に基づく最下限というのがあるそうで、それが50数万円(57万2000円だったっけ?)。それでも、それを“強制決済”とやらで91万2000円で買い取ってもらうことになり、多額の利益が出たようです。
2ちゃんねるあたりだとこの人を叩いている人もいるんですが、この人だって30億円ばかりの!自己資金を投入したときは、まったくの賭けだったわけでしょう。普通にできることではありません(30数億円の自己資金があることを含めてね(^^;;)。絶対上がるという確信があったわけでもないでしょうから、まさにハイリスク・ハイリターンを地で行った、ということになりそうです。

それと、この件で他の証券会社が“ぼろ儲け”したのを返還だか、こうしたことがまた起きた場合の補償制度を作る基金だかを作る、という話が決まったそうですが、なんとも不思議というかおかしな話だと思います。
日本的な互助の精神が発揮されたといえば聞こえがいいというか、美談になるのかもしれませんが、ことはビジネスの話で、それぞれ死にものぐるいでやっており、こういう風に思わぬ儲けが出ることもあれば、逆のこともあるわけで、そのたびに「美しくない話」(与謝野大臣談)なんていうことになり、利益を返還し合うなんていうことが起きるのであれば、おかしな話だというしかありません。

これ、根っこは例の、ライブドアによるニッポン放送株取得騒動や、先日の楽天によるTBS株取得騒動とおんなじな気がします。
「上場しているものを買ってなにが悪い」というごくごく当然の正論より、「まずは挨拶に来るのが礼儀だろう」というような、なぜか感情論が支配してしまう日本社会。そして、それを諫めるばかりか、擁護する低レベルな政治家の発言。
今回だって、この27歳の、自分の才覚、経験、そして多大なリスクをかけてデイ・トレーディングしている人にまで、「そんなキタナイ儲けは返上しろ」なんていう声が出る始末。じゃあ、損したときは「彼に補填してやれ」と言ってくれるのでしょうか? 単純に、彼は賭けに勝ったのです。ほかの人たちだって、やろうと思えば信用取引で何億も動かすことだってできるのに、それをする勇気もなく、指をくわえて見ていたわけですから。

日本的なるものの良さをすべて否定するわけでは決してないのですが、ビジネスの世界にあるまじき感情論(のみ)が跋扈するのはどう考えてもおかしい、と思いますけどね。

まあ、それはともかく。
僕なんかはもしその場であの相場の動き(参考記事の二番目のブログに詳しいです)を見ていても、なにが起きているのかすらわからなかったと思います(笑)。
いずれにせよ、20億、なんてどう考えても普通に稼げそうにはないので、うらやましがっているばかりの小さな僕ですが、うらやましがってばかりでは能がないので、“とりあえず”近いうちに1億くらいは稼げるようになりたいものです。
まあ、そのくらいならなんとか目処はつくですけどね。いや、本当に(^^)

投稿者 Shin : 17:50 | コメント (3) | トラックバック

2005年12月15日

耐震強度偽装問題について思うこと

昨日、ついに国会で関係者の証人尋問も行われた「耐震強度偽装問題」について、それをテレビで見た印象も合わせて、ちょっと思うところを書きたいと思います。

まず最初に、今回問題になったマンションを購入され、日々不安な思いをされている方には心から同情します。
早くいい解決策が見つかるといいのですが。
#と言いつつ、苦言を呈したいこともあるんですけどね(後述)。

さて、実際に耐震強度を偽装した姉歯秀次元一級建築士が悪いことであることは疑いの余地がないと思います。
しかし、そう考えている反面、彼の立場がわからないでもない、という複雑な思いもあったりします。それは僕も一介のしがない自営デザイナーだからかもしれません。彼とはやっていることもそのレベルも影響力も違いますが、やはり最終的にクライアントの注文に逆らえないという事情は同じです。

これもあえて言っておきたいと思いますが(僕のクライアントの方が見ていらっしゃるかもしれないので(^^;;)、いま懇意にしていただいている方々は皆、僕の能力やセンスを評価していただいて、こちらの提案などもよくお聞きいただいています。
ですから、僕としてもとても気持ちよく仕事ができているし、結果としていいものを作れていると自負しています。

ただ、かつてはとんでもないことを要求してくる人も中にはいました。

むか〜しのお仕事の話

細かい話になりますけど、デザインの上で重要なポイントにはいくつかありますが、そのひとつに“ホワイトスペース”をうまく取るということがあります。
簡単にいうと余白をうまく(必要十分に)取り、情報(テキスト、画像、写真など)とのバランスを取ることで、情報がスムーズに目に飛び込んでくるようにするということです。なんでもかんでも詰め込めばいいというものではなく、見やすい、読みやすい文書、書籍、ポスターなどは、それがうまく機能しているわけです。
逆に、単にスペースを取ればいいというものでもないんですけどね、言うまでもないことですが。あくまでも“適切な”スペースということで、そのさじ加減がウデ、センスの見せ所でもあります。

ところが以前、ある町の印刷業者から請け負ったポスター(地元のお祭りのものだった)の仕事では、そのようなことを十分考慮して作ったにもかかわらず、すき間があると「もったいないから“なにか”埋めろ」の一点張り。
もちろん、意図を説明はしたのですが全然聞く耳を持たない。“なにか”って言われたって、上に書いたような理由でちゃんと意味を持ったスペースなわけで、それをテキトーなグラフィックかなにかで埋めるわけにはいかないわけです。でも、そんなこと一切聞いてもらえず、最終的には「おまえはこんなこともわからないのか、できないのか!」みたいな話になってしまって。

もちろん、そう言われても一応いい大人ですから(笑)その場は低姿勢で過ごしましたが、家に帰って社長(=妻(^^;;)にことの顛末を半ばブチ切れながら話すと、僕より人間のできている彼女は「そんなクライアントとつき合ってもあなたの得にならないから、言うように仕上げて、もうそことはつき合わないようにしなさい」(^_^;;
ホント、よくできた社長で、感謝しています(^^)

数日後、僕の“作品”とは思いたくない、ポートフォリオに載せたくない、思いっきり“ダサイ”ポスターをひとつ仕上げて、納品しましたとさ(笑)。妥協の産物ってヤツで、いまだに思い出すと恥ずかしいです。

自分の作品であって自分の作品ではない

いま、わざと“作品”と書きましたけど、実は僕がやっている仕事は“芸術作品”ではないので、こういうことが起きることは日常茶飯事なんですね。自分の“作品”ではなく、クライアント様のものなんです。

最初に、“うまくいっている”と書いた現在のクライアント様とのやりとりでも、日々、そういうことは起きます。もちろん、そこからはこちらの意図を説明したり、相手からも意図を説明して頂いたり、という打合せの中で、一番いい“落としどころ”を見つけていくという作業を繰り返すわけです。
そこでお互いに納得したものは“妥協”ではないわけですね。もちろん僕の方から少し譲歩することは多いかな、とは言えますが(^^;;

言うまでもなく、最終的にはその“作品”を見るカスタマーのことを第一義に考えることを忘れてはならないのですけどね。
クライアント様の中には、ときどきご自身の業務をあまりによくご存じになり過ぎるがために、それを第三者(カスタマー、消費者)がどう見るかという視点がちょっと欠けてしまうと言うか、見えなくなっている場合もあるんですね。
それをちょっと指摘して差し上げ、カスタマーフレンドリーな視点へ軌道修正させていただくのも、ある意味第三者でもある---第二者、くらいかな?---デザイナー(というかこの場合プランナー)の役割だと思っています。

クライアントをあえて選ぶ

ちょっと脱線し始めたので(毎度のことですが)話を戻すと、それ以来、僕は自分のこと・能力・センスをある程度認めてくれるクライアント様を吟味するようにしました。
吟味する、なんて言うとこちらが選んでいるようで高飛車な言い分に聞こえちゃうかもしれませんが、人間づきあいと一緒で、やはり自分と波長のあった人・会社とおつき合いしないと、お互いに不幸になるだけなわけで、ムリしてそういう合わない会社とは仕事をしないようにしているのです。

デザイン、とひとことで言いますが、いろんなセンスや趣味趣向があるわけですよね。僕自身は割とカッチリとした精緻なデザイン(文章じゃわからないですね)が好きなので、ワイルドな感じとか、ヘタウマ的なイラストを求めるような人にはお応えできない、と言ったことがあるわけです。
だから、うまく波長のある、お互いに気持ちよく仕事をできる人・会社とおつき合いすればいいだけのことです。

えらそうなことを言っていますけど、実のところ、僕は黙っててもお客さんがどこかからひっきりなしに注文してくる有名デザイナーなわけでもないので、そんな風に“選んでいる”場合じゃないのですが、それでも、先に挙げたようなイヤな思いは二度としたくないので、そんな風に考え、また実践しているわけです。

あと余談ですけど、チラシ、ポスター、パンフレットなどの印刷物の場合だったら、そのまさに“印刷物”を納品するのが契約上の義務・責任なんですよ。ちゃんと仕様通りの印刷物を納品さえできれば、そこで責任は果たせたはず。
でも、たまに、DTPの「データもよこせ」と言ってくるクライアントさんがいて、困惑させられるんです。それ、あとで自分たちで修正したり流用したりしようという意図がミエミエなんですよね〜(^^;; あと最近多いのは、そのデータを流用してホームページを作ろうとする・・・(笑)。
どうしても強行に要求してくるクライアントさんとも、その場合は“手切れ金”じゃないですけど、データをお渡ししてさよならすることにしています。

僕の力を認めてくれ、そういう“ワガママ”を許してくれる社長には、ホント、感謝してもしきれないのですけどね(^^)
ふつう、なんとしても顧客を離すな、と言うのでしょう。

姉歯氏の場合

で、これまでの僕の話というのは言ってみれば全部脱線なわけで(^^;;、姉歯氏に話を戻しましょう。
要するに彼はそういう風にクライアントと“さよなら”することが怖くてできなかったのでしょう。最初に書きましたが、彼の場合こそ、単に法律に違反しているからというだけでなく、住民に甚大な実害が及びかねない“悪事”だったのですから、僕の場合とは影響力の大きさが格段に違うにもかかわらず。

きのうの国会での証人喚問で「妻が入退院を繰り返して」いたので仕事をなくすのをおそれた、なんていう切羽詰まった事情も話されていましたが、彼の場合どうも問題になったクライアント・木村建設との仕事が大多数を占めていたようで、そこから“切られる”と本当に困ってしまったのでしょう。

正直なところ僕が彼の立場だとして、その圧力に屈しきれるかどうか自信がありません。ネットでのいろいろな意見を聞くと、「それはプロの仕事ではない」といった意見も多いですが、あえて言うと、それは言われた仕事をこなしているだけのサラリーマンか、逆にホントに力があって引く手あまたで仕事も選べる人か、どちらかでしょう(あるいは、いい加減なことをクダ巻いているだけの人か、ね(^^;;)。

件のマンションにお住まいの方には「なに言ってんだ、バカ!」と言われかねないのを承知で言うと、この人、最初にこの事件が発覚したときからのぶっちゃけた印象なんですが、なにか淡々としているというか、飄々としているというか、どうもこんなとんでもないことをしでかしたようには見えない、不思議な印象を持ちます。好印象とまではいかないけど、そんなに悪くない人のように思えてしまう。
実はそれでも最初は、「もうちょっとすまなそうな顔をするとか、ウソでも(笑)もうちょっと頭を下げて謝ったらどうなの?」と思いましたが。なにか、事情が明らかになればなるほど、悪い印象がなくなるような気が・・・。
それもこれも、最初に書いたように「ともすれば僕も同じ立場に立たされそうな身分である」という贔屓目なのでしょうか?

これも同情しているわけでは決してありませんが、木村建設の篠塚明元東京支店長だってもしかしたら似たような立場かも知れません。
えてして中間管理職はそうですが、会社上層部からの圧力と、部下への指示(あるいは部下からの圧力)の間で板挟みになっていたりするものです。支店長の個人的な業績向上のための個人的な指図、ということもありえますが、おそらく会社からのコスト削減への強い指示(命令)があったに違いありません。

彼らだけ?

もうひとつ。
こういうことをやっていた(いる)の、姉歯氏と木村建設ヒューザー、そして総合経営研究所、だけでしょうか? あと、イーホームズ日本 E R I も挙げておきましょうか(^^;;
たとえば一級建築士は登録者数ですが31万人もいると聞きます。そのすべてが潤沢に仕事があり、まったく生活するのに困ってない人ばかりというわけではありますまい。
#デザイナーにもいろいろいるようにね(笑)。
建設会社もしかり。コンサルタント会社や建築確認をする会社もそう。

こんなに建築士がいて、こんなに建設会社があって、こういうことをやっているのが、その中でたったひとりだけ、たった一社だけ、と考える方が不自然だと思うのですが。

なにか不祥事が起きると、“雨後の筍”のように同じようなケースが発覚するのが常です。
この際、志のある建築会社や建築士など関係者は、自らを再検査して必要なら名乗り出るなりして、この際「膿」を出し切ってほしいと思いますね。

マンション購入者の責任は?

最初に「同情する」と書いたマンション購入者の話にもちょっとふれたいと思います。

同情はしますけど、「国が損害賠償しろ」とまでいうのはちょっと行き過ぎなんじゃないでしょうか?
国が認めた検査機関が検査したものを購入したんだから、というのがその根拠のようですが、それを言い出すとすべてのことに国家賠償ということになりかねません。クルマだって国が営業を認めている自動車メーカーが製造しているのだから、そのクルマで起こした事故の責任も国がとれ、と言っているような・・・。

建築のシロウトである一般消費者が、マンションの建築施工状況のチェックをしろ、というのは酷な話ですが、あえて冷たく言い放つと、そのマンションを買うかどうかを決めたのはほかならぬ購入者自身です。他に選択肢がなかったわけではないのですし、誰かがそれを買えと強制したわけでもない。

マンション購入者を敵に回す訳ではありませんが(ごくごく身近にも何人かいるしね〜(^^;;)、たぶん一般の人が購入する最も高い買い物である住宅を、その実物を確認しないで買う人の気が僕は知れません(笑)。
本当に自分で自分自身の住む大事な家のことを真摯に考えるなら、信頼に値する建築家を自分で見つけて、ちゃんとした仕事をしている施工会社に依頼し、設計監理(建築中に図面通りかチェックすることです。通常建築家自らが行う)もちゃんとしてもらうという道もあるわけです。

そういう道があるにも関わらず、完成してもいないマンションをパンフレットやモデルルームだけを見て買うのは、やはり自己責任としか言いようがありません。そこで、そのマンションデベロッパーが信頼できると判断したのは自分自身なのですから。そういう判断材料になる情報を集め、吟味するのも自分の責任です。本当に信頼できるデベロッパーを選んでいる人たちもいるわけですよね。
#イヤ、その中にもボロボロ偽装しているところが出てきたりして(^^;;

銀行が不良債権を抱えたときに国が救済したときもそうでしたけど、これを国が税金で救済するというのもちょっとおかしな話かな、という気もします。最初に書いたように、誠に気の毒、ではありますが。
もっともっと困っている人が日本にもいるような気もするし。
まあ、お役人のフトコロに入り込む無意味なお金よりはよっぽどマシな使い道ですかね(^^;;

ものには適正な値段がある

デフレの昨今でものの値段が安くなってきている時代ですが、いいものはやはりそれなりの値段がするものだ、という当たり前の事実が再確認されてもきているようです。
マンションもやはり“安物買いの銭失い”が見事に当てはまった、というところでしょうか。ヒューザーのマンションが破格の安さだったのにはちゃんと訳があったわけです。
もちろん、いままでがあまりに高すぎやっと適正な価格になった、というものもいっぱいあるんですけどね。それはそれとしてね。

とにもかくにも、やはり後ろ指をさされるような仕事は、たとえ法律違反であろうとなかろうと、たとえ人に見つからなくとも、自分の良心に従ってやってはいけないな、と今回の件を他山の石として考えようと思うのでした。

●2005.12.21 追記

実際に問題になっている違法建築マンションにお住まいの方のブログを見つけました。この方のご意見はともかく、勝手言いたい放題のコメンターがいるのには辟易しますね。あんな風に悪く言ってなにがおもしろいのかな?
「揺れるマンション」顛末記

投稿者 Shin : 11:19 | コメント (1) | トラックバック

2005年11月30日

皇位の女系継承は科学的にも問題あり?

僕は、国民の象徴としての天皇制に異議はないし、彼ら(特に皇太子)の人格には敬意を持ってすらいますが、一方、昨今の皇位の女系継承を認めるかどうかの議論には違和感を持ってもいました。

まあぶっちゃけて言うと、単に象徴に過ぎないんだから、ふさわしい人物なら誰だってよかろう、と(^^;; 
雅子様あたりがなれば最高じゃん、みたいな(笑)。

でも、男系継承派の人たちが、こんな科学的論拠をちゃんと持ち出せるとは思わなかったなぁ。少しは見直した。単に、古めかしい伝統や格式だけでとやかく言ってる人たちかと。
っていうか、(たぶん)一般の人にも「どうでもいい」と思っているかはともかく「女系でもいいんじゃない」という空気が多くなっている(と僕が感じているだけかもしれませんが)昨今、火事場のクソ力的に出してきたやけくその議論だとも言えそうです。でもまあ、確かに科学的に根拠はあると僕も思う。

同志社大ITEC(技術・企業・国際競争力研究センター)の蔵琢也研究員(進化生物学)によると、女子のXX型は遺伝子が混じり合うため、世代ごとに祖先の遺伝子が薄まっていくが、男子のXY型はY染色体が親から子へと完全な形で伝わる。
このため、蔵氏は「血のつながりとは、科学的に言えば遺伝子の共有率だ。男子皇族だけに代々受け継がれてきたY染色体は姓や家紋に似ているといえる。しかし、体の細胞に刻印されているという意味で、はるかに強い実体をもつ」と説明。さらに「皇室には、(初代)神武天皇以来、Y染色体という刻印が連綿と受け継がれてきた。国民や世界の人々はそれでこそ皇室の中に二千年の歴史の重みを感じる。女系相続は、過去と現在の遺伝的なつながりを断ち切るという意味で間違いだ」と話している。

初代神武天皇、ねぇ(笑)。僕の存じ上げない人であることは間違いありません(^^;;;;

このY染色体云々の話は小学校か中学校の保健の時間に皆習っているわけで、「一般にはまだなじみが薄い」(産経新聞)、というのは国民をバカにした話だと思いますね。さすが産経ですが。
まぁそれは置いておいて、実はきょう別に入ってきていた次のようなニュースを読んで、ちょっと(無理矢理の)関連性を感じたこともあって、この件について書こうと思ったわけです。

“そのこと”なんか男系継承論者はもとより、“女系”をヨシとする有識者の方々も絶対認めないんだろうなぁ(笑)。

英国の人気ポップ歌手ジョージ・マイケルは、10年近くにわたって交際を続けている男性のパートナー、ケニー・ゴスさんと来年、英国で結婚式を挙げる計画であることを明らかにした。
英国では、16歳以上の同性カップルに異性間夫婦と同等の権利を認める法律が12月21日に施行される。人気歌手エルトン・ジョンは法律の施行後、早々にボーイフレンドのデービッド・ファーニッシュさんと結婚する予定。

世界は、ここまで進んでいるというのに(笑)。「男だ女だなんて関係ないぜ〜。好きなら相手の性別なんて気にしないぜ〜!」(^_^;;
皇族にこういう人が出たらどうするのかな?、なんていけないことを考えてみたりするテスト(^_^;;

まあ、イギリスと言えば、かつての大英帝国を牛耳り世界を支配してもいたイギリス王室には、ミョ〜な人がいたりしますよね。チャールズ皇太子なんか平気で?不倫して、ついにその人と結婚しちゃったりしましたし、日本の皇室とはえらい違いだったりしますな、まったく。
そういうことをせよ、というのではないですが(笑)、日本も皇太子がもっと積極的に(前向きな、新しい考えの)発言をしてもいいと思うんだけどねぇ。僕みたいに応援する人はたくさんいるような気がする。でも、そんな感じの発言をちょっとしただけでずいぶん叩かれたもんな。

●2005.11.30 16:45 追記

“仕事”を磨く総合ビジネス情報 nikkeibp.jp』に『立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」』というコラムがあるんですけど、そこでもちょうどこの話題が取り上げられていました。

この人、知らぬ者のないと言っても過言でない有名な評論家ですけど、「メディア ソシオ-ポリティクス」をずっと読んでいて、「なんだ、立花隆も落ちたモンだなぁ」などと勝手に言っていたのです(『第37回 衆院解散、派閥解体で小泉首相が狙う次の一手」』なんか特にヒドイです)。
でも、今回のは僕とはまた違った視点で(当たり前か(^^;;)この話題を斬っていて、「なかなかおもしれぇや」と思いました。
特に、統計論を持ち出して、Y染色体が重要なら神武天皇の血をひくのは皇室以外にもゴロゴロいる、と看破してるあたりが痛快で、久しぶりにおもしろい立花節が聞けた感じです(^_^;; ぜひご一読を。

第57回 女性・女系天皇容認で議論呼ぶY染色体論とミトコンドリア - nikkeibp.jp - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」

投稿者 Shin : 15:47 | コメント (3) | トラックバック

2005年09月10日

郵政民営化を“都会”から考えてみる/投票に行こう!

あした・日曜日は総選挙の投票日ですね。皆さんはちゃんと行きますか?

政治の話題は物議を醸すことも多いので、あまりこのブログでは取り上げてきませんでした。もしかしたら正面切って書くのは初めてかな?
でも、ちょっと“ソーシャル・ネットワーキングサイト [mixi(ミクシィ)]”で知ったある事実にインスパイアされて、ちょっとだけその“事実”にそって書いてみます。

今回の総選挙の争点はなんといっても「郵政民営化」なわけです。
それを争点にしたくないと主張する人たちも含めて、いずれにしろ、それが最大の関心事になっていることは間違いないわけですよね。

反対派の主張の主なものに、「民営化されるとユニバーサル・サービスが維持できない」というのがあります。
具体的に言えば、田舎になればなるほど、コストが上がるので郵便局が撤廃されたり、地域によって郵便料金に格差が生じたり、日本全国一律の郵便事業が維持できなくなるということです。

僕は、葉山という東京や横浜などにくらべたら“田舎”な場所に住んでいますが、いくつか近くに郵便局はあるし、不便に感じたことはありません。だから、本当の“田舎”の人にそう言われると、そうなのかもしれないなぁ、と思うことは正直言ってあります。そういう場所に住んでいないと、実感としてわかりようがないわけです。

で、ちょっと逆の立場から考えてみました。

最初に上げた地図は、郵便局ホームページ郵便局・ATMのご案内というところで検索したものです。
東京の中心地とも言える日本橋を中心とした場所です。
郵便局ホームページ/郵便局・ATMのご案内

これを見て、皆さんはどういう印象を持たれるでしょうか?

僕は、「郵便局ってこんなにいっぱいあるのか!」というのが偽らざる印象でした。
実はこの地図は結構広い範囲を表しています。日本橋にもっとフォーカスすると、それほど多いという印象を受けないかもしれません。郵便局マークがギッシリ詰まった感じは、それもあるかもしれません。

それでも僕は、やはり多い、多すぎる、と思いました。

この範囲には当然ですが、コンビニエンスストアやスーパーなどもたくさんあります。ご存じのようにコンビニでは宅配便の受付という、郵便事業(小包:ゆうパック)と親戚のようなサービスを取り扱っています。
事実、郵便事業のあり方に猛然と反旗を翻しているクロネコヤマトのヤマト運輸が、コンビニへの切り込みを図る日本郵政公社と、コンビニを舞台にケンカをした(している)というニュースもありましたね。その後も着々と、郵政公社の「ゆうパック」はコンビニでの取扱を獲得しています。

言ってみれば、「郵便を出す」「小包を出す」といったことはコンビニで十分用が足りる、と郵政公社自らが言っているわけです。
郵貯・年金事業を切り離していくのが当然ならば、郵便事業はコンビニ等を含めた民間会社にどんどん委託すればいいのではないでしょうか?

郵便という単一の機能しか持たない郵便局という存在は、もはや少なくとも都会には必要ではありません。

数の限られた田舎の郵便局を減らすのではなく、もともと多い都会の郵便局を減らすことでコストを一気に切りつめられると僕は思います。

特定郵便局の実態にいまさらながらアゼン

さて、次は最初に書いた mixi で見つけた特定郵便局についての実態について、「転載自由」とあったので、まんまコピペします。

ここから↓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃特定郵便局長というのは公務員でありながら、
┃その身分が世襲で子や孫に受け継がれる。
┃全国特定郵便局長の 『平均年収』 は約920万円。
┃さらに国が家賃として支払らっている額年間約500万円。
┃特定郵便局長になると
┃黙っていても 『年収1420万円』 が保障される。
┃公務員にもかかわらず、これが子供・孫へ代々世襲される

┃元々民で出来る事しかしてないし、
┃民営化するだけで、国税が最低でも1兆円増える。
┃特殊法人や無駄な公共事業へ廻る金も減る

┃郵便局2万4700局の内訳は、
┃普通局1300、簡易局4500、
┃そして 『特定郵便局』 が1万8900局。(全体の76%)

┃郵便局ってこんなに必要か?
┃タバコの自動販売機じゃないんだぞ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
↑ここまで

さて。
こんな“公務員”とその仕組みが必要でしょうか?
ハッキリ言って、こんなに“おいしい”商売なら誰でもやりたいですよね。でも世襲なんですよ。公務員なのに。なりたくてもなれないのです。
まあ、それを言ったら一部の(多くの?)議員さん達もなぜか世襲していますが。

茨城は古河の選挙区の議員で、この郵政民営化問題絡みで自殺した人がいました。僕は以前ちょっとだけ古河で仕事をしたことがあり、その人にも関わったことがあったので(会ったことはないですが)、少なからず驚かされたのですが。
まあ、そんな個人的なことはともかく、もっと驚いたのはそこにすぐその人の奥さんが出馬するという話が出たこと。調べたら実際に自民公認で出馬しているようです。
世襲を批判していた橋本龍太郎元首相が引退を表明したあと、結局息子があとに出馬、なんて話もありました(こっちも出馬済)。あぁそういえば、群馬にもいましたっけ。首相経験者の父親の跡を継いだ女性が。

世襲という話が出るたびに思うのは、こんな形で世襲できるような商売って、土台大したことではないということです。だって、その人の能力に関係なくできるという証明なわけでしょう? 言ってみれば、議員なんてそんなくだらない商売です。いや、ちゃんとやってらっしゃる人も中にはいらっしゃるかもしれませんが。

特定郵便局に話を戻しますが、とにかく、こんなおいしい商売を取り上げられようとしているのですから、特定郵便局長会とやらがその地位の保全に躍起になるのも、ある意味無理からぬことです。

僕は、スティーブ・ジョブスとか、ビル・ゲイツとか、あるいはミハエル・シューマッハでも、マリア・シャラポアでも誰でもいいです。ホリエモンもそうです。他にない能力のある人なら何億、何十億もらおうと構うこっちゃない、正々堂々ともらえばいいと思います。
それに文句を言うのは、言ってみればひがみ根性でしょう。

しかし、能力もないのに、僕らの税金をむさぼるハゲタカのようなヤツらは、どう考えても許すことはできません。

投票に行こう

コホン。
“事実”を書くだけ、と言いながら、やはり熱くなってしまいましたね(^^;;;;
議員の世襲の話なんかはまだまだ言いたいことが山のようにあるのですが、キリがないので別の機会に。

とにかく、僕のこの意見に賛成でも反対でもいいです。
事実は事実として、ちょっと考えてみてください。

そして、あしたは選挙(投票)に行き、その考えを一票という形で表明しましょう。

自分の一票が、社会を変えるなんて思えないかもしれません。
たしかに、あしたはなにも変わらないでしょう。きっと、あさっても、しあさっても。その次の日も。
でも、一ヶ月後、なにかが変わっているかもしれません。一ヶ月後になにかが変わると、半年後もまたなにか変化があるかもしれません。
半年後が変われば、一年後、一年後が変われば二年後、五年後、十年後・・・・。

なにもしないのは、ゼロではありません。明らかに、マイナスなのです。なにもしない人は、その後の出来事に文句を言う資格すらありません。
自分が生きる世の中は、自分で変えようではありませんか。

投稿者 Shin : 00:23 | コメント (11) | トラックバック

2005年08月16日

宮城県中心に最大震度6弱の地震

8月7日の、千葉県北西部が震源で東京都足立区で最大震度5弱を観測した地震に続いて、今度はきょう午前11時46分頃、宮城県沖を震源とするかなり大きな地震が発生しました。宮城県川崎町というところで震度6弱だそうです。
ここ神奈川の葉山では“ゆ〜らゆ〜ら”という感じのすごくゆっくりとした揺れを感じました。震度3くらいということですが。

いまのところ大きな被害というのは、仙台市内のスポーツ施設で、屋内プールの屋根(のどこか)が落ちて数十人(80人に上るとの一報あり)がケガをしているということです。うち少なくとも1名は重傷。

この施設、ちょっと調べてみたんですが、『仙台市 スポパーク松森』という仙台市泉区松森(→Google マップ)にある市の施設(運営はコナミスポーツへ委託)で、

(仮称)松森工場のごみ焼却に伴い発生する熱エネルギーを利用する施設で、温水プール、温浴施設、休憩室、閲覧コーナー・交流スペース等の屋内施設及びテニスコート、ゲートボール場、多目的広場、駐車場、ビオトープ、調整池等の屋外施設により構成される。

とのこと。

しかも、なんとこの7月1日にオープンしたばかり。
つまり、老朽化ということもあり得ない話なんですが、設計ミスか建設ミス?
こういう鉄筋コンクリートのちゃんとした施設が、小さくはないとはいえ5強“程度”で崩れるというのも、ヒドイ話です。しかも市の施設ということで、いろいろ問題になりそうです。

●13:12 追記
いまちょうどNHKが中の模様を映しているんですが、天井の梁というか骨組みというか、そんなものだけを残して、天井板みたいなものがほとんど全部ものの見事に落っこっている状態です。こりゃあひどい。
ただ、けが人は15名程度だとのことです。

投稿者 Shin : 13:06 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月28日

JR福知山線(宝塚線)の事故について

ついに死者が100人を超えてしまったそうですね。亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申しあげます。本当に痛ましい限りです。
また、ケガをされた方は一刻も早くケガを直して立ち直ってください。からだは元通りになったとしても、いわゆるPTSDなんかで、心の傷はなかなか癒されないんでしょうけど。

兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)で25日朝に起きた快速電車の脱線事故で、兵庫県警と尼崎市消防局は28日、106人目の死亡を確認し、4日間の捜索活動を終えた。身元は全員特定され、高見隆二郎運転士(23)は運転席で発見され、右手で操作盤のレバーを握った状態だったという。負傷者は461人。鉄道事故で死者が100人を超えたのは、1963年に161人が死亡した旧国鉄横須賀線鶴見事故以来で、この40年で最悪の惨事。

すでに事故から4日経ったわけですが、この事故についていままで触れなかったのは、実は、知り合いが巻き込まれた可能性があったからなのです。

この blog にも何度か登場しているF1仲間の“にいちゃん”ことS君の奥さんが、この福知山線で毎日通勤していたんです。
25日に初めてネットでこのニュースを知ったときこの路線が「福知山線」と聞いて「もしや?」

パソコンの地図ソフトで調べてみると、やはり彼らの自宅と大阪方面とを結ぶ線ではないですか!
でも、本人に聞く勇気はなく、やはりF1でいつもお世話になっている彼の妹のAさんにあわてて電話すると、「大丈夫、奥さんはもっと早く出てはるから」。たしかに、事故発生は確か9時半だったかなので、普通のサラリーマンの方々はとっくに出勤されている時間かもしれません。

この時点ですでに亡くなった方は30人を越えていたと思いますが、その方々には本当に申し訳ないですが正直な気持ちとして、やはりホッと胸をなで下ろしました。

そしてそのあと送っておいたメールにS君からきょう返事が来て、大丈夫なのを確認できたわけです。
ただ、彼の住む三田市でも何人か亡くなられており、同じマンションでももしかして、というような話でした。

きのう(27日)、事故後初めて電車で都内に出かけたんですが、ぽんはひとこと「真ん中辺に乗ってね」。
その通りにしましたが、その電車やすれ違うのを見ていても、特に3、4両目までが乗客が少ないということはなかったですね。事故に遭われた方だってそうだっだと思いますが、自分は大丈夫、という根拠のない自信みたいなのがあるのかもしれません。まあ、真ん中辺だって踏切でクルマがぶつかってくるなんてことだってないとは言えないわけですし。

母ともきょう電話でこの事故の話をしました。
母方の祖父は旧国鉄の駅長だったのですが、むかし列車はどこが安全かっていう話をしたことがあったそうです。やはり先頭は危ないとしても、じゃあ最後部は安全かというと、鉄橋を渡るとき振動でボルトが緩んで、前の方が渡りきったあと落ちるかも、なんていう話をしたことがあったんですって。
いまはさすがにそんな鉄橋はないとは思いますが、昔はそんな“おそれ”がないとは言えなかったのかもしれません。

いずれにせよ、どんな“平時”のときでも、もしなにか起きたらというのを頭の片隅に置いておくしかないのかもしれませんね。まあ、そうだとしても今回のような事故が起きてしまえば、運を天に任すしかないとは思いますが。

最後にあらためて、亡くなった方のご冥福を心からお祈り申しあげます。

あと、マスコミの方々、遺族を“お涙頂戴”で追いかけ回さないように。あなたたちは正義の使者でもなんでもありません。すでに、見るに耐えない報道が目立ちます。

投稿者 Shin : 23:28 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月18日

ライブドアとフジテレビ、資本・業務提携を発表

いまフジテレビで緊急会見の中継をしています。

一見しての感想ですが、最初に会見を行ったフジテレビ日枝会長が、用意した声明文書をニコリともせず読み上げているのに対し、ライブドア堀江社長は、「ワクワクしています」とのコメントもありましたが、なにかを読んでいるわけではなく、いかにもうれしそうに自分の言葉でしゃべっていたのが印象的ですね。
まさに、両社のこの提携についての“温度差”を如実に表しているかのようでした。

ニッポン放送の社長は、とにかくホッとしたという感じでしたね。割とにこやかな表情でした。
続けて登場したフジテレビの村上社長は、今回の提携の内容に関する文書を読み上げるのみで、実権のないのがありあり。まあ、日枝会長に言われて仕方なくというところでしょうか(笑)。

とりあえずそんなところで。
これから食事に出かけるので、のちほどちゃんと書こうかな。

そうそう、コメントを求められた木村太郎さん、かっこ悪いよ。フジテレビの意に添うのではなく、ジャーナリストなら自分の言葉でしゃべったら? 「シナジー効果についてなにもしゃべってない」と批判したって、そりゃあ提携を決めることも出来ない状況だったんだから。前向きに行きましょうよ。

フジテレビジョンとライブドアは4月18日、資本・業務提携することで基本合意したと発表した。ニッポン放送株式を保有するライブドア子会社をフジが買収し、フジは同放送株式68.87%を保有して子会社化。さらに株式交換で完全子会社化を図る。また、フジはライブドアに14.61%を出資する。

さて。というわけで、もう日付が変わってしまっていますが、ちょっと雑感を。

きょう(すでにきのうですが)のニュース番組はこの話題で持ちきりで、結局誰が一番儲かったのか?なんていう皮算用が至るところで行われてましたね。
結局、金銭的にはこの一連の貸し借りで、リーマン・ブラザースが200億円稼いだとか、ニッポン放送も当初の目論み通りフジサンケイグループに残れたので万々歳とか(よかったですねぇ、辞める辞めると口先だけで辞め--られ--なかったニッポン放送社員の皆さん!)、散々悪口を言いまくった相手と提携せざるを得ず、1400億円もぶんどられるハメになったフジが最大の負け犬とか、いろいろありますけど、僕としてはそんなことはどうでもいい。

結局やっぱり一番儲かった・・・いや、金銭的なことはともかく、すごいのは堀江社長なんだとあらためて思わされているところです。

歴史をあとで振り返って、あ〜だこ〜だと論評したり、理屈をこね回したり、後付けしたりすることはたやすいです。
結局今度のことは、資本主義社会と言いながらその理念もわからなければ実践もしてなかった人たちに、その、ある意味本質をいやと言うほどわからせたということであり、それこそが彼の最大の功績と言うべきでしょう。

実際のところ僕自身もサラリーマン(会社員)時代には、勤めている会社の株主を意識したことなんて、正直言ってただの一度もなかったですから、偉そうなことは言えません。法律上、株式会社の社員というのが株主のことなんだ、という基本的すぎる“常識”すら、今回の騒動の中で知ったくらいです。通常“社員”と呼ばれている人たちは“従業員”と呼ぶべきなわけですね。
個人的にはそんなことをいろいろ勉強させてもらってありがたく思っていたりします。

堀江社長は違法・脱法行為は“一切”行っていないのにもかかわらず、虚をつかれた格好の旧態依然の経営者や、その支持を受けている政治家連中は、さも彼が違法行為を行っているかのように言い張り、まるで“後出しじゃんけん”のように法律を改正しようとまでしています。
仮に、時間外取引等のライブドアのやり方が、法の抜け道を利用したもので、その行為が違法かそれに近いものだとしても、それを許す土壌(法律)をそのままにしてきた自分たちの責任・失態に頬っかむりをしたままで、恥知らずもいいところです。
たぶん、5年後か10年後かわかりませんが、少しはまともな資本主義社会(資本主義の善し悪しは別問題です)になり、敵対的なものも含めてM&Aやそれに伴う各種の経済行為が日常茶飯事に行われるようになった時代になって初めて、経済評論家たちがいまを振り返って、「あれが転機だった」と書くのでしょう。

そうした時代には、フジテレビの日枝社長や読売の渡邊オーナーのような、企業を私物化して怠慢な経営をするような経営者がなくなっていてほしいと願わずにはいられません。まあ、まともな経営者からすればああいうのを経営とは口が裂けても言わないのでしょうが。

損得の話に戻せば、ライブドアにとっては、結局ニッポン放送を支配下に置くことも、それを通じてフジテレビ、フジサンケイグループに影響力を及ぼすこともままならず、海のものとも山のものともわからぬ“業務提携”・・・の話し合いにやっとこぎつけただけですから、“敗北”と書くマスコミがいても不思議ではありません。
実際、先の日枝会長の苦虫をかみつぶしたような表情が物語っていますが、フジ側は本気で業務提携なんてしようと思ってはいないのがミエミエです。このあと、なんだかんだ焦らしてまともな交渉に踏み出させないのではないでしょうか。
ライブドアは“労多くして得るもの少なし”という状況に陥っているようにも見えます。

しかし、前述したように、堀江社長は歴史家ではなく、それどころか歴史を作ってきた人間です。
技術の世界で、「未来を予測するには、それを創ってしまえばいい」という名言を吐いた方がいらっしゃいました。堀江氏もそうした考え方を体現している人のように思います。彼は歴史を自ら作っているのです。

そういう彼のような人間にくらべれば、“いま”の既得権にこだわるばかりで後ろ向きな考え方しかできない情けない人たちはもちろん、彼の考えに共感してはいるとは言え、結局こうして場末の blog で偉そうに“後追いの”自論を述べている僕のような人間も五十歩百歩だなぁ、というのはとても強く感じることではあります。

ただ、こうして一連の事件について曲がりなりにも真剣に考えてきて、堀江氏はこの程度では終わらないのではないか、と思うんですよね。先日も宇宙産業への出資を発表したりしていましたが、それがフジサンケイグループへのあらたな一手なのか、それともまたまったく驚くべき分野への進出なのかはわかりませんが、あっと驚く一手が待ちかまえているような予感がします。
日枝会長がとりあえずホッと一息、これで落着と思っている間に、“軒先を貸して母屋を取られる”ではありませんが、なにか彼を震撼させるようなことが起きるのではないか、なんて期待を込めて思うのですが。

数日前、録りだめていたビデオ(DVD)の中に、『IT長者の華麗な生活』みたいな特集番組を偶然見つけました。中には当然のように堀江社長の姿があったのですが、これがフジテレビの番組だったからちょっと笑いました。制作したフジテレビの人たちは、この数ヶ月後にまさか自分たちが買収騒動に巻き込まれるとはつゆほども思わなかったでしょう。

堀江社長には、またそんな新鮮な驚きで世間を騒がせてほしいものだと願わずにはいられません。
そして彼の足元にも及ばない存在ではありますが、僕自身もまわりの人にいい意味で驚きを与える人間でありたいなぁ、と思ったりもしています。

投稿者 Shin : 17:41 | コメント (1) | トラックバック

2005年04月07日

名倉潤・渡辺満里奈の結婚報告に思う“公共の電波”論とフジテレビの強弁

お笑いグループ「ネプチューン」の名倉潤(36)とタレントの渡辺満里奈(34)が結婚することが5日、分かった。6日、2人が共演するテレビ朝日のバラエティー番組「銭形金太郎」の生放送でファンに異例の結婚報告を行い、その後に会見に臨む。2人は02年10月から同番組での共演をきっかけに愛をはぐくみ、“職場恋愛”を実らせてのゴールインとなる。

という話には正直ビックリしましたけど。

僕は司会業をそつなくこなす渡辺満里奈が嫌いじゃないし、実はネプチューンも知る人ぞ知る“タケノコニョッキ”にはまって以来(最近あんまり放送しないけど)『ネプリーグ』をよく見ているので、割と好き。細木数子の番組での彼らの脱力感もなかなかいいしね。まあ、いろいろ悪い噂もあるようではあるんですが、ここでは触れない。

っていうか、書きたいのはそういう芸能ネタじゃなくて。

まあ、結婚式自体を長々と流しちゃう放送局もあるくらいですが、今回の彼らの結婚報告を“公共の電波”で流しちゃうのってど〜なのよ? 公共の電波の私物化じゃないの?って憤懣やるかたない人も多いでしょう。

っていうのに関しても実は僕は「別にいいんじゃない? 有名人なんだし」と思ってるんですが。

「じゃあ、なにが言いたいんだ、オマエは!」ということなんですが。
公共の電波なんて偉そうなこと言ったって、こういう“黒”とまで言わないものの“グレー”な私物化なんてよくあるんだよ、ってことです、言いたいのは。そんなに日常茶飯事でしょう、ある意味。

前フリ長かったですが、ここから本題。

フジテレビは、例のライブドアのニッポン放送買収に関して、よく「公共の電波を使ったジャーナリズムの使命というものを堀江社長はおわかりでない」といった正論を述べていたと思います。
はっきり言えば、な〜にヌケヌケと偉そうに、っていう感じです。

そりゃあそういう志ある番組も“中には”あるでしょうよ。でも、CXにはないな。
僕が前から口を酸っぱくして言ってるように、フジテレビはまじめに放送すべきスポーツ番組ですらバラエティ感覚でテキトーに作ってしまう放送局です。しかも、まさに公平・公正であるべき報道番組すら右翼方向に完全に偏向している局ですから(産経新聞を擁するんですから当然といえば当然か)。

そんな放送局に、公共の電波、ジャーナリストの使命、なんて間違っても言ってほしくない。

しかも、これが“ライブドア憎し”の感情論を、あたかも正当な論理へ見せるための“すり替え”に使われているんだからたまりません。
ライブドアを拒否する理由のひとつに、「インターネットと放送の融合なんて全然理解できない。そういうIT企業との連携は考えていない」といったことも、これまた金科玉条のように言ってました。

しかし、そのフジテレビが所有していたニッポン放送株を貸した相手は、誰あろう同じIT企業のソフトバンクグループの証券会社です(グループではもはやないと言ってますが)。もし、本当に上のような理由でライブドアと提携できないというのなら、いまは必ずしも業務提携は考えないと言っても、同じような話を持ちかけてくるかもしれないソフトバンクに協力を頼むなんてとてもできない話でしょう。
そのことがまさに、単に感情的にライブドアを毛嫌いしている証明なのではないでしょうか?

フジテレビに限りませんが、僕は昔からどうにもこの新聞社や放送局などの“誇り高い記者”たちの鼻持ちならない態度がイヤでたまりません。共通に感じられるあのプライドはどこから来るんでしょうか? 自分たちが頭の悪い庶民を“先導”してやってると言わんばかりなのですが。

最近、ライブドアがこのメディアとの融合路線の一環として、広く一般からジャーナリストを募る、という“パブリックジャーナリスト(PJ)”という仕組みを始めています。
僕も、こんな風にいろいろ意見を述べるのは好きなので、実はその研修に応募してみたんですが、実際に参加する前にいろいろな噂が聞こえてきました。

このライブドアPJ研修の講師を務める小田光康という人と、朝日新聞の団藤保晴という記者が“ケンカ”をしているのがその最たるものなんですが、団藤氏のおっしゃる通り、小田氏の論理にはかなりムリがあるのはともかくとして、この団藤氏の傲慢な態度にもさまざまな blog から非難囂々なんですね。

彼は自分の blog『ブログ時評』で、あるローカルルールを決めているんですが(そのことは別に彼の勝手ですから構わないのです)、それが特殊なものであるにもかかわらず“ネットの常識”だと言っているのです。
そのほかにも彼のエントリ、コメントへの返事を読んでみると、どうしたらこんな尊大な態度が取れるのだろうと思うばかり。すべて相手が悪いと言ってはばからない。これではどんなに素晴らしいことを書いても、信用してはもらえないでしょう。

個人攻撃をするのが趣旨ではないので、一例としてここまでの言及にしておきますが(もっと知りたい人は“原典”を当たってください)、過去同類の記者たちがやはり非難を浴びるのを目にしてきました。

“隗より始めよ”という言葉もあることです。
フジテレビはもちろんのこと、自分が公共の電波や紙面を使って、私たち“迷える子羊”たちを導きたいと欲するなら、まず自らの身を律することから始めてはどうでしょうか? 公共の電波や紙面、そして会社もあなた方の私有物ではありません。

投稿者 Shin : 13:28 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月01日

ライブドア、なんと社名を事実上買収した「ニッポン放送」に変更!

ライブドアのニッポン放送買収に関しては、まだまだ目が離せない状況です。僕も先日は大変エキサイトして、いっぺんに3つも長文エントリを書き上げてしまいました。
また、『週刊!木村剛 powered by ココログ』に取り上げられた日からアクセス数増加はものすごく、今さらながら有名サイトの威力というのはすごいものだなぁ、と思わされた次第です。
おいでくださった皆さま、ありがとうございます。

で、興奮冷めやらぬ年度明け4月1日のきょう、またまた驚くべきニュースが入ってきました!
これはエイプリルフールです(^^)
なんと、ライブドアが買収した当の「ニッポン放送」へと社名を変更するというのです。
ニッポン放送株の最初の大量買い付けを行ったのも時間外取引と言うことで、同じような明け方の時間だったと思いますが、こんな時間まで起きているとおもしろいこともあるようです。

正式には、インターネットとの融合を図る、という堀江社長のビジョンを明確にするためか、
◆ニッポン放送インターネット(英語名は Nippon Broadcasting & Internet Systems, Inc. 略号:NBIS(エヌビス))
というんだそうですが、「長いので“ニッポン放送”でいいです」(堀江社長)だそうです。

すでに有名な話になっていますが、ライブドアという現社名ももともと、2002年の11月に“営業を譲り受けた”当時最大の無料プロバイダーを運営する会社の名前でした。無料と言うこともあって、僕もアカウントを作っていたように思います。

僕は1996年の創業時からの「オン・ザ・エッジ」、2003年4月からの「エッジ」っていう社名の方になじみがあったので、ライブドアにすると聞いたとき、「えぇ、なんで? 買収した側が、相手の名前にするなんてヘンなの」と思ったのをよくおぼえています。
余談ですが、オン・ザ・エッジのときは聞いたり見たりするたび、「オン・ジ・エッジだろ!」ってツッコミ入れてましたね(^^;;

というわけで、今回は同じようなケースで驚くには当たらないのですが、それでもやっぱり驚いてしまいました。

でも、ほどなくして次は『フジサンケイネットワークインターネット』になったりして(笑)。
あるいは、『Yahoo!』 ? あ、『Yahoo?』 っていうのもおもしろいかも(^^;;;; 言うたびに、最後のところで首をかしげてみせるんです。でも逆に、ソフトバンクに買収されてソフトバンクがライブドアと名乗って、名前だけ残ったりして(爆)。

つい数日前に、ちょくちょくお邪魔している『掬ってみれば無数の刹那』さんのこのエントリで、ライブドアの英語名が全部小文字で「livedoor」だ、っていうのを見て、おもしろいことに気づく人もいるもんだと感心し、コメントも書かせてもらったんですが、その社名がこんなに早く変わってしまうとはね!

いやいや、またあしたにはアッサリと社名が元に戻るかもしれないし、これはますます目が離せなくなってきましたね(^^)

参考記事・サイト:

投稿者 Shin : 06:13 | コメント (1) | トラックバック

2005年03月28日

ニッポン放送に出ないとほざく低能タレントたちに告ぐ!(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感 その3)

あぁ、完全に火がついちゃった(笑)。

ニッポン放送の番組に出演している野球解説者江本孟紀氏(57)や出演交渉中のシンガー・ソングライターの中島みゆき(53)らが、ライブドアに経営権が移った場合には、降板や出演しない意思を示していることが、23日分かった。
(中略)
同局は、2人のほか脚本家の倉本聡氏と市川森一氏、タレントのタモリらが番組降板を申し入れてきているとして、東京高裁に書面を提出した。

あんたら、アホか?

そりゃ、『ニッポン放送社員に告ぐ!(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感 その2)』で書いたニッポン放送の社員よりは、自分の能力やキャラクターでユニークな芸能活動をしてきたんでしょう。それは認めますよ。

でもね、それはまさに、ニッポン放送が「ライブドアはリスナーのことを考えていない」と主張している、当のライブドアと同じで、リスナーを無視した所業なのではないですか?
ライブドアが経営に参画すると、あなた方の番組を楽しみにしていたリスナーは、あなた方の番組を聴く資格を失うとでもいうんですか? それはどうして? なぜ、罪のないリスナーをガッカリさせて平気なんでしょうか?

ニッポン放送の社員に言ったことと同じですが、堀江氏の話を聞いてからでも遅くはないのでは? 番組をネットと連動させてよりおもしろくする、と言ってるだけでしょう、彼は。アイデアを頂戴しちゃったらいいではないですか?
あるいは、そんなのに興味がなければ、いままで通りでいいって言えばいいのでは? それでダメならやめても仕方ないかもしれませんけど。そうだとしてもリスナーに対して、ちゃんと理由を話して、謝ってから降板する必要があるでしょう。

あるいは、あなた方はある程度(注:すごい、と間違っても思い上がってはいけない)影響力があるわけですから、自分たちの考えも番組でとうとうと主張したらいいでしょう。リスナーを味方につけちゃえばいいじゃないですか。ある意味、それが“有名人”の特権でもあり、また義務でもあるのですから。
かつての大日本帝国でもあるまいし、そこに検閲が入って番組が中止されるなんてことも考えられないんですから。
#いや、フジテレビはホリエモンが出演していたのを差し替えたっけ(^_^;;

だいたい、いい気なモンです。
仕事、有り余るほどで順調なんでしょう。普通の自営業、よほどのことがないと仕事なんて断れないですよ。っていうか、仕事くださるの、いつも涙が出るほど感謝してますよ。
美川憲一さん、あなたも賛同なさっているようですけど、一時、干されて仕事がなくて大変だったんじゃなかったでしたっけ? もうお忘れになったんでしょうか?
不用意な発言であっという間にトップアイドルの地位から転げ落ちた“トシちゃん”こと田原俊彦の例もあります。仕事があることに皆さん、もっと感謝したらいかがでしょうか? ホント、タモリの代わりに出ますよ、僕。一週で番組降ろされそうだけど(^_^;;

でも、なかには冷静に考えているタレントもいて、同局のレギュラー番組「オールナイトニッポン」に出演しているナインティナインは

「“リスナーを大事にしている”のであれば、リスナーを無視して、経営が変わったらパーソナリティーを降りるということを発表するのはよくないと思う。それでなくてもリスナーは不安やろうに…。ナインティナインは今のところその意向はないので、皆さん毎週ラジオ聴いて下さいね」

と言ったというからエライ! 別に特に好きでも嫌いでもなかった彼らですが、僕の中では一挙に株が上がりました(笑)。

あぁ、それにしても、そんなタレントがいる一方、ある意味タモリや江本みたいな低俗なのはどうでもいいんですが、ここのところ本当に楽しみに見ていて、先日最終回を迎えたのをとても残念に思っていた(実は最終回まだ見てないんですけど)、フジテレビのドラマ『優しい時間』の倉本聡氏までもが、こんな安直なヤツらと一緒だったとは・・・。
残念です。

フジテレビ絡みで言わされた?・・・・と思いたい。

いや、これ、もともとニッポン放送が新株予約券発行問題で裁判所に提出した資料に書いてあったわけでしょう?
もしかしたら、ニッポン放送がそうした予定的事実を作りたいために、これらのタレントなんかに依頼したんじゃないかな?、なんてうがった見方をしてみたり。
頭悪いタレントたちはそれにまんまと乗ってしまった、と(笑)。

●16:45 追記
お、こんな人もいましたね。 ブログ巡りしていて発見。TBSでの情報番組制作発表での発言。

「自社株の動きも把握せずに『まあ大丈夫』とやってきた企業経営者の責任。斉藤道三や織田信長が出てきた時に安穏としていた大名たちと同じ。情けない経営者は一掃しないと」

さすが司会業で天下を取るみのもんた。だてに地元民ではありません(注:葉山の隣町・逗子市在住です(^_^;;)。
エライなぁ。むかしはうっとうしかったけど、最近ちょっと好感が持てていただけにうれしかったり。

投稿者 Shin : 15:58 | コメント (3) | トラックバック

ニッポン放送社員に告ぐ!(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感 その2)

ええと、『ソフトバンクの“裏切り”にはガッカリ(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感)』というのを書いたら、自分の“エントリ魂”に火がついちゃいました。

で、もうひとつ、前々から思っていたこと。
ちょっと・・・いや、かなり感情的な内容になるってことをあらかじめお断りしておきます。

情けないニッポン放送社員に言いたい。

おまえら、自分のことを過大評価しすぎだって!
「ホリエモンが来るならやめる」って言うなら、ご託並べずさっさとやめちまえ! 誰も止めねぇぜ! 甘ったれるな!

僕もいまの仕事(個人事業でのデザイナー稼業)をするまでは、会社勤めをしてたのである程度わかるんですが、会社にはどんな会社であっても、この人がいなければこの会社は成り立たない・・・・なんて人はごく少数しかいません。
やめたって代わりがいる人たちばかりです。そりゃ、いきなりやめられると実務的に、というか頭数的にほかの人にしわ寄せが来るっていうことはあるでしょうよ。でも、それは頭数の問題であって補充したり、残った人たちでやりくりすりゃあいいだけの問題です。

僕はここ数年、曲がりなりにもまったく僕個人で仕事を取って、やってきました。
そのことにはそれなりの自負があります。もちろん、その仕事が僕以外のほかの人が出来ない仕事かっていうと、う〜んっとうなっちゃうところはありますけどね。そこまでとは言わないけど、でもそんな僕でも認めてくださって、仕事をくださる人がいらっしゃるんですよ。本当にありがたいことです。

でも、会社勤めをやめてみると、会社っていう組織は“能力のない人間”をどんなに厚遇してくれていたか、っていうこともまた、痛いほど気づかせてくれるのです。
えぇ、僕は、前の会社ではダメ社員だったですよ。はっきり言って。でも違うところで生きる道はあった、というだけのことです。

堀江氏がまだ実際に乗り込んでも来ないうちに「やめたい」とぬかす、同じようなダメ社員の皆さん。
あなた、堀江氏が乗っ取ろうと乗っ取るまいと、根本的に仕事に取り組む考え方・姿勢みたいなものがダメですから、このままいてもニッポン放送のためになりません。ひいては社会のためにもならないと思います。人間がダメなのですから。
さっさとやめましょう。ダメでも退職金をくれるうちが花です。
そんなあなたでも、きっとどこかに生きる道はありますよ。僕が見つけたように、それをがんばって見つけてください。それがあなた自身のためでもあります。

それにしても、フジテレビの日枝氏がなぜ門前払いばかりで話を聞こうとしないのか、というのはこの blog でもさんざん言ってきた疑問点ですが、彼も含めて買収されようとしている側は恐れおののき、いたずらに堀江氏を悪者扱いするばかりで、なぜとりあえず話を聞いてみようとはしないのでしょう?
なぜこうも後ろ向きな人たちばかりなのでしょうか?
まず聞いてみて、それで自分と考え方が合わないというなら、どうしても相容れそうもないと考えるなら、そのとき辞めることを考えればいいではないですか?

社員一同という名義で「フジサンケイグループに残りたい」という情けない宣言も出したニッポン放送の社員たちですが、堀江氏と真正面から対決してやろうという、本当に気骨のある人間はひとりもいないんでしょうか?
いや、言い出したくても言えない雰囲気なのかも知れません。僕はこうした全体主義、共産主義国家みたいなのも、大嫌いなもののひとつです。先日、某国の議会で今後の国家の方針を採決したとき、「棄権2、あとは全員賛成」なんてことが実際に起きてましたが、こういうのを聞くと寒気がします。

テレビ局がなくなるというのは確かに極論ですが、“いまのような”テレビ局・ラジオ局はなくなりますよ、絶対。
というか、将来に渡ってまったく変わらないものなんてありえるんでしょうか?
あなた方が、そうした将来のビジョンを描けない“無能力者”なのはまあいいでしょう。別に僕が困るわけではありませんし。でも、だったら、そういうビジョンを描ける(かもしれない)人の話を聞いてみたらいいじゃないですか。
せっかく、フジテレビが、ニッポン放送が、もしかしたらあなた自身が変わるチャンスを、自ら踏みつぶそうとしているのです。
もしかしたら、そういう当たり前のことにすら考えが及ばない馬鹿者なんですか?
僕は、人の話はまず聞くようにしていますよ。最初、「あぁ、この話は知ってる」と思ってもね、ひょんなところに思いもかけぬ情報や視点が見られることってあるんです。それを聞かないなんて、なんてもったいない。

僕が以前勤めていたパイオニアという会社が、いまよりはるかに業績が芳しくなく、ショック療法的な派手なリストラをして話題に(批判の的に)なったり、それでも業績が回復せず希望退職を募ったりしたことがありました。

で、その希望退職募集時になにが起こったかというと、会社がこの人にはいてほしいと思った人物からさっさと辞めていってしまったんですよ。
有名なところでは、パイオニアには EXCLUSIVE という高級オーディオブランドがある(あった?)のですが、ここでアンプの音決めを一手に担当していた有名な技術者がさっさと辞めてしまった・・・。それ以来、それだけのせいではないかもしれませんが、EXCLUSIVE からまともな新製品がまったく登場してきません。

最近では日本たばこ(JT)で希望退職を募ったら同じようなことが起こったらしいですが、実は能力のある人間こそ、見切りをつけてさっさと辞めていくという事実があります。なにせ、そのあと引く手あまたですもの。
で、残るのは“沈没船”にしがみつくしか能のないヤカラばかり・・・。よくネズミは沈没船からいち早く姿を消す、なんて言いますが、するってぇとニッポン放送社員はネズミ以(ry(藁

ニッポン放送がすでにそんな事態になっていないといいんですけどね。
いや、ホント、すでに能力のある人たちは黙ってさっさと辞めていっている気もします。

投稿者 Shin : 15:22 | コメント (3) | トラックバック

ソフトバンクの“裏切り”にはガッカリ(その後のライブドア vs フジテレビ騒動雑感)

「緊張感のある経営を」フジテレビ・日枝会長のありがたいお言葉を拝聴しよう』が木村剛氏のブログ『週刊!木村剛 powered by ココログ』のこのエントリで取り上げられてしまいました。
単純にうれしい筆者です(^^)
結構前のエントリなのに、ちゃんとご覧いただいているんですね。>木村氏

ところで、このライブドアのニッポン放送買収の件ですが、フジテレビ対象の新株発行予約権発行が、23日に東京高等裁判所によって再度否定(発行差し止め)され、ライブドアに正義ありと思っている僕は大変うれしく思っていました。なにせ、三度の判断でだんだんフジテレビにキビシイ感じにすらなっていってましたからね。
裁判所も政治家や霞ヶ関の官僚と並んで、旧態依然の権化みたいに思っていたところもありましたから、うれしい驚きといったところでした。

と・こ・ろ・が。
そのニュースの余韻冷めやらぬ翌日、思わぬニュースが飛び込んできました。
ソフトバンク系の投資会社がニッポン放送が持つフジテレビの株式を借り受け、フジテレビの筆頭株主になる、という話です。

ソフトバンク・インベストメント(SBI)は24日、フジテレビジョンおよびニッポン放送と3社で、コンテンツ・メディア・ブロードバンド分野におけるベンキャーキャピタルファンドを共同出資により設立することを発表した。
同時に、3社は相互の協力関係を強化するため、ニッポン放送が保有するフジテレビ株式353,704株(発行済み株式の13.88%)を株券消費貸借によりSBIが借り受けることについて、あわせて合意した。この消費貸借の実施により、消費貸借期間中の対象株式の議決権はSBIに移転し、SBIがフジテレビの筆頭株主となる。貸借期間は2005年3月24日〜2010年4月1日。

この発表のあと記者会見を行った SBI の CEO 北尾吉孝氏の、薄ら笑いを浮かべて人を小馬鹿にしたような横柄な態度に心底ムカムカしたという個人的感想はさておき(<置いてないじゃん(^^;;)、彼は

「今回の話に孫さん(ソフトバンク・グループの孫正義代表取締役兼CEO)がからんでいるのでは、という声が挙がっているが、私どもSBIはソフトバンクとは資本的に親子の関係にはない」と否定。「3月1日に行なった500億を超える時価発行増資により、ソフトバンクの100%子会社であるソフトバンク・ファイナンスが持つSBIの議決権比率は40%を割っている」と、ソフトバンクの関与はないことを強調した。

としていますが、にわかには信じられなかったし、事実、26日になって孫正義ソフトバンク代表取締役社長は直接テレビ局の経営へ参画することは考えていないものの「放送局との連携に意欲を示す」と述べたと伝えられています。

僕は、Yahoo! BB の ADSL サービスのユーザーですし、このエントリなんかでも書いたように、NTTをはじめとした既存業者や自らの既得権を守ることしか考えていないような通信行政官僚に公然と反旗を翻し、事実、さまざまな風穴を開けてきた孫氏の哲学、能力と実績とを高く評価しているのです。

しかし、直接手をかけていないとはいえ、今回のソフトバンクの“仕打ち”には本当にガッカリです。
フジテレビとライブドア堀江社長とでは、彼の考えに近いのは、もう間違いなく堀江社長の方でしょう。彼もいろいろな古い体質や企業に真正面から立ち向かい、突破してきたわけですから。
孫氏にはフジテレビではなく、ライブドアにこそエールを送ってほしかったと思います。

まさかとは思いますが、「ライブドアをこのままにしておくと、本当にソフトバンクがやられるかもしれない」とここらでつぶしておこう、と思ったのでしょうか?
僕は堀江氏の力を高く買う者ですが、一方、それほどライブドアという会社自体に力があるとも思ってはいません。また、もちろん、つぶれるとは思いも寄らなかった大企業がバタバタと行ってしまう世の中ですから、ソフトバンクも絶対安泰とは言いませんが、同社はそれほどヤワで、ライブドアに簡単に追い抜かれるような規模・体力でもないでしょう。

いや、そういう“大企業”になってしまったからこそ、ソフトバンクもすでに“体制側”に回ってしまったのかも知れません。

そうだとすれば残念ですし、もう今後ソフトバンクを応援することは考え直さないといけないなぁ、と思い始めています。
もちろん僕ひとり立ち去ったからといってどうなるものでもないんですけどね。
もともと彼の考えが好きなのであって、ソフトバンクという会社の実働部隊のバカさ加減にはいい加減イヤになっている、というのもあります。

エントリを書き損なっているんですが、実はうちにも昨年末すでに「Yahoo! BB 光」のサービス開始の案内と電話での売り込みがあり、これ幸いと申し込んだんですが、結局開通できなかった、という苦い経験があるんですよ。
理由はと言えば・・・。
申込みを完了したあと(あの、長々と電話のやり取りをしたのはなんだったんだ!)、あとは工事を待つばかりの時、先方から電話があって、「実はよくよく調べてみたら、そちらの地域は NTT がまだ光ファイバーも引く予定外だった」・・・・・・・。
バカじゃないのか、この会社は? そんなのあらかじめ調べてから営業しろって。
そんなこともありました(遠い目)。

で、いまは「TEPCO光」を今か今かと待ちこがれているんですが(おせぇぞぉ>東京電力)、そんなこともあって急速に同社への(もともとそれほどなかった)信頼は薄れてしまっています。まあ、ふつうの人ならその年末の時点でスッパリ他社サービスへ移っているかも。

ということで、孫さん、あなたやあなたの会社だって今後安泰とは言えないかも知れませんよ。
そう、たとえばあなた方が飛躍する元になっている IP 電話にだって、『Skype(スカイプ)』っていう“超強敵”が主役に躍り出ようと控えていたりするんですから。



あ、でも、ここからはまったくの希望的観測なんですが。

実は、当代一の策士(笑)孫正義氏は、表向きはあくまでもおとなしく「テレビ局の経営への関与は考えていない」と言っているものの、裏ではライブドア堀江社長と密に連絡を取り合っていて、時を置いて一挙に買収へと走る・・・。
いや、ありえなくもないですよ。なにせ、昔テレ朝を買収しようとして実行に移したわけですし。失敗こそしましたが。

それに、引用した記事で北尾氏は否定しているものの、孫氏と北尾氏は犬猿の仲との根強い噂。いや、あのイヤミな北尾氏のことですもん。ある意味ストレートで愚直そうな孫氏の嫌いなタイプな気がするのです。
で、北尾氏が“友好的”と強調するこの提携劇を逆手に取って、フジテレビ買収に走れば彼の顔に泥を塗れる・・・(^_^;;

まさにテレビドラマの見過ぎ? あり得ない設定がこれでもかと出てくる韓流ドラマに影響され過ぎかなぁ(笑)。

投稿者 Shin : 13:37 | コメント (3) | トラックバック

2005年03月17日

「緊張感のある経営を」フジテレビ・日枝会長のありがたいお言葉を拝聴しよう

この人、フジテレビ会長でいらっしゃるとともに日本民間放送連盟(民放連)の会長でもあったんですね。

その日枝会長がきょうの記者会見で、またすごいことをおっしゃっていました。

フジテレビ日枝会長のインタビューに思う“老害”』というエントリを書いてから、その後の経緯を注視しつつも、彼ら(放送局側)の考え方のあまりの時代錯誤ぶり、後ろ向きなあり方にバカバカしくなってきたこともあって、この件についてはあえて書いて来ませんでした。

でも、きょうの彼の発言は、僕の“好奇心だけで作られている脳みそ”にビビビ(by 松田聖子)と来てしまったので、書かずにはおれません。

で、日枝氏曰く、

民放連内に「株式等経営戦略プロジェクト」を設置し、放送局の合併・買収(M&A)や放送局への敵対的買収に対し対応策を検討すると発表した。
ライブドアによるニッポン放送買収問題で、民放連として対応策を検討する必要があると考えたものとみられる。
プロジェクトのメンバーは、在京民放テレビ局5社と文化放送の役員で構成。日枝会長は「コンプライアンス(法令順守)も含め株の新しい問題について論点整理したい」と述べた。

いや、ここまではいいんですよ。別に、当然と言えば当然でしょう。遅きに失したという感はあるものの。

問題なのはこのあと、記者の質問を受けて(ここは今晩のNHKの放送で見ました)曰く。

「これで“緊張感のある経営を”というひとつの例になっていいんじゃないか」(この通り言ったわけではなく、要旨です)



・・・・・。
『経営先進国』アメリカや、日本でもマジメにやっている経営者が聞いたらたぶん爆笑しますね。それか怒り出すか、あるいは、うらやましがるか。
ソニーの出井会長、どこかの放送局へ入れてもらったら? グローバル企業・ソニーではダメだったあなたでも、きっと十分やっていけますよ(^^;;

彼らはたぶん、毎日毎日、株主や市場の動向を気にして、それこそ胃が痛くなるような緊張感で経営の任に当たっているんじゃないでしょうか。
“緊張感のない経営”ってなに? そんなものがこの世に存在するの? いいなぁ、そんなラクな経営者で。
そんなふうなコメントが返ってきそうです。

まさしく、フジテレビを始め民放の経営陣は、放送法という規制にも守られて、いかに安穏と経営・・・いや惰眠をむさぼっていたか、ということを自ら暴露したかのような発言と言えそうです。
彼らが、緊張感のある経営がもっとも必要でありそうな IT 業界の、もっとも気骨ある(というとほめすぎなら攻撃的な)経営者を恐れるのがわかるような気がしますね。

根本的な話として、このグローバルな時代になぜ放送機関に外資が入っちゃいけなんだ?って思いますが。
日本国民を外資がコントロールするような報道がされるというようなことを心配しているのでしょう。でも、大東亜戦争(笑)時代、大本営発表しか報道がなかったような昔ならいざ知らず、いまはそれこそインターネットを始め、いろいろな手段で多角的な情報を手に入れることができる現状、そんなことでいちいち左右されたりしないですよ。国民はそこまでバカじゃないです。
そんなことより、政治家の意向を伺って番組を変更するような放送局の方がよっぽど問題だと思いますね。その放送局がこの問題を連日のように結構大きく取り上げているのが、なんとも不思議というか、おかしいんですが。話題を自分のところからそらせようとしているのかな?、ってうがった見方をしてみたり。

おりしも、ライブドアがニッポン放送のほぼ過半数の株を取得したらしいとの報道がされていました。フジテレビに“おんぶにだっこ”を考えるしか能がない、ニッポン放送の無能な経営陣の皆さんは、6月以降その職を追われるのが確実な状勢です。
きのう、ここJ-WAVE という僕もよく聴く FM 局の話題が出ていてふと思ったんですが、ここなんかはとてもうまくネットとラジオを連動させているんですよね。そういう“わかっている”放送局だってあるわけです。
ぜひ、デザインからして緊張感のかけらもなく、“何もない”ニッポン放送のサイトとくらべてみてください。



日枝会長の話に戻しますが、彼はよく「ライブドアとの提携でうちになにがメリットがあるのかわからない」とおっしゃっています(きょうも、例の玄関前の記者との懇談で言ってました)。

でも、もしそれが本当なら、それはまさに彼が勉強不足であることを自ら露呈していることで、聞くたびに「よく恥ずかしくもなく言えたものだなぁ」とも思っていました。
彼が本当にわからないならそれこそ、「どういうメリットがあり得るんでしょう?」と、相手が若造だろうとなんだろうと頭(こうべ)を垂れて教えを請うべきです。会ってみて、大したメリットがないと判断するならそれはそれでいいわけです。

緊張感のない経営をしている他業種の経営者の皆さん、次はあなたかもしれませんよ(^^;;
週刊!木村剛/転載許可】

投稿者 Shin : 20:17 | コメント (6) | トラックバック

2005年02月21日

こんなニュースすら載せるライブドア(livedoor ニュース)をほめてあげよう(^^)

これが Yahoo! とか、NIKKEI NET とかなら驚かないんですけどね。

株式市場における数々の「ケンカ」で知られる糸山英太郎・元衆院議員(62)が17日までに、ライブドア堀江貴文社長(32)によるニッポン放送買収に「ダメ出し」した。ホームページで「ケンカ下手」と批判し「大けがをする」と予言した。
(中略)
堀江氏の手法については「堀江くんのケンカは着地点がないし見苦しくほえるので、ケンカ下手の最たるものと言えよう。ケンカの資金を外資が用立てている点も国益に反する」と痛烈に批判した。堀江氏は約800億円をリーマン・ブラザーズ証券側から“借金”してニッポン放送株を取得したが、それについても「彼の付けた値段は頭がおかしいとしか言いようがない」。最後に、堀江社長の今後について「このままでは堀江くん自身が大けがをする」と“予言”した。

これを載せたのが、出典に明記してあるように livedoor ニュースだってとこがスゴイです。
まあ、いろいろ批判のある堀江社長と livedoor ですが、堀江社長の出てた(収録済みの)番組の放送を取りやめるという、大人げない対応をしたフジテレビより、この点だけでも一枚も二枚も上手だと思うなぁ。
『平成教育委員会』の放送はともかく、“社会の公器”としての報道機関を自認するなら、少なくとも今回の“事件”についてはちゃんと報道すべきでしょ?

言いたいことはまだまだ山のようにあるんですが、ちょっと時間がないので細かい論評は避けます。
とにかくここ数日の、マスメディア(とそれに出ている評論家たち)や国会議員たちの感情的な堀江バッシングには反吐が出る思いです。

ある意味、僕らのような影響力のない人間は、どんなに感情に走ろうといいんですよ。blog に影響力が出てきたといったってね、やはりたかがしれてます。
彼らのように影響力や権力を持つ人間たちは、もっと冷静に大所高所から考えてほしいし、それがプロというものでしょ?
いや、それ以前に「おまえら、そんなこと言える資格があるのか、自分自身に問うてみよ」と言いたい。

これは、ライブドアがプロ野球チームへの参入を企てたことを含めてですが、システム的に腐った団体や人たちがこの日本には多数存在する、そのことをあぶり出したことこそ、堀江氏の最大の功績として讃えられるべきでしょう。
たとえ、万が一、彼がこのあと奈落の底に落ちるようなことがあったとしてもね。

投稿者 Shin : 19:00 | コメント (4) | トラックバック

2005年02月14日

フジテレビ日枝会長のインタビューに思う“老害”

さきほど NHK の7時のニュースで、フジテレビの日枝久会長(67)のインタビューの映像を放送していました。
もちろん話題はライブドアによるニッポン放送株買収についてです。

年寄りを、年を取っているというだけで非難するつもりは毛頭ありません。「年寄り叱るな、やがて行く道」という言葉もありますし、年を取るに従って円熟味を増す人もいらっしゃいます。

しかし、この人は少なくとも経営者としては、フジテレビにとっていわゆる“老害”なだけだな、と思わされました。

ビデオに録っていたわけではないので一部始終を正確に覚えてはいないのですが、こんな言葉をおっしゃっていました。

「金があればなにをしてもいいというわけではなかろう。業務提携したいというなら、まず筋を立てて話し合う必要がある。いきなり明け方に株を買って、話をしろ、というのはルール違反だ。資本主義に反する。
こういうことをやるなんて、彼はいまどきの“近代青年”とは思えない。考え方が古いのではないか。とにかく話し合いで物事は決めるべきだ」

こんな話でした。
堀江社長の今回の株の買収の仕方は確かに、“普通ではない”かもしれません。株に詳しくない僕がコメントするのは僭越で資格もないのですが、ああいう形の“時間外取引”などというものがあるなんて知りませんでした。

しかし、そういう形態がある以上、それは別にルール違反ではないのでないでしょうか?

第一、資本主義というのは、ありていに言ってしまえば、“金にものを言わす”のが大前提なのでは?
そして、“株を上場している”ということは、言うまでもなくこういう形で買収されるリスクをも元々包含している、というのが当たり前の意識として、経営者にはあるべきなのでは? それこそが株の取引のルールなのではないでしょうか?

もともと今回の騒動の原因になったのは、規模の小さいニッポン放送がはるかに大きいフジテレビの親会社である、という異常な事態を長年放置していた彼ら経営陣の怠慢にあるのであって、多少リスクがあり、間隙をついた形であったとしてもそこを“正当なルール”に乗っ取り買収したライブドアが責められる理由はまったくないでしょう。

次に、彼が“近代青年”(というと僕は明治あたりを連想してしまい、笑ってしまうのですが)らしからぬ古い考えだ、という点ですが、それこそ、そうおっしゃる日枝会長こそ、化石のような考え方だというべきでしょう。

ノンビリと TOB をかけていたニッポン放送株を横からかっさらわれるように大量に買収されて、まさに寝耳に水、驚天動地、という感じだったのでしょうね(それこそ彼の責任問題とも言うべきです)。
いままではホントにそうした敵もなく、ただほかの放送局との視聴率争いにうつつを抜かしていればよかった“ぬるま湯のような”経営環境で、ノホホンと事業を営んでいたんでしょうね。彼は“敵対的買収”なんていう言葉を知らないのでしょうか? もう“近代”ではなく“現代”では当たり前のことですよ。

「話し合い」といえば聞こえはいいですが、要は不透明な形で、株主や顧客のことなど無視して一部の経営者の意向に添った形で口裏合わせ、ということでしょ? それがいまや日本のさまざまな経済状況に悪影響を及ぼしていることも確かです。いい加減な経営者が蔓延しているせいで、どれだけの国民の税金がつぎ込まれたというのでしょうか?

日枝氏は、堀江社長がもっと巨大な“はげタカファンド”と手を組んで、ニッポン放送のみならず一挙にフジテレビごと買収を企てなかった幸運に感謝すべきです。

また彼はなぜ、堀江氏の提案を聞きもせずにはねのけるんでしょうか?

彼はおそらくインターネットなんてまったくご自分では使わないのでしょう。でなければ、堀江氏の提案を一顧だにしないなんて考えられません。blog を読んだり、ご自分で作られている方に当たり前のことをあえて言いますが、インターネットはまだまだどこまで進化するかわからない、計り知れない“メディア”です。テレビなど既存のメディアと融合するどころか、飲み込むことすら考えられるパワーを秘めています。

それがわかる人だったらとりあえず彼の話を聞き、本当にいいアイデアだったら取り入れるでしょう。「自分の考えもしない卑劣な手で買収を図った」その感情・怒りだけで、そのチャンスを無にしたのです。そこには経営者としての冷静な判断はまったく垣間見られません。
もしかしたらそれが、フジテレビがほかの放送局に先んじて新しい“メディア”への脱皮を図るチャンスになったかもしれないじゃないですか。フジの若手社員の中には「もったいない」と考える人もいるでしょうに。

それが“経営者として老害”と書いた理由です。
民間放送ですから最終的にどうなろうと構わないとも思うのですが、こうした経営者はフジテレビに百害あって一利なし、即刻退陣すべきです。

●23:36 追記
手前味噌ですけど、堀江社長の blog 『社長日記』の13日のところに『面白いことやろうよ!』という題で、同じような考えのことが書いてありましたね。ぜひご一読を。ほんと、くだらないプライド捨てて、素直に、話聞いたらいいのに>フジテレビ首脳。
あと、いまさっきまでテレ東のワールドビジネスサテライトに出演していて、「金だけ出してもらいたいなんて甘い考えで上場する方が間違ってる」って声を荒げてましたね。ある意味、常識的なこと言ってるに過ぎないと思うんですけど。非常識なのは・・・。
あと、キャスターの(画面で)右隣のコメンテーターがまたトンチンカンな(というか明らかにこの人も古いというような)質問連発で、ホリえもん、途中からこの人にいらだってましたね(笑)。
●2005.02.16 追記
大西宏さんの『大西 宏のマーケティング・エッセンス』の『株による会社支配は悪なのか』というエントリに、僕が漠然と書いた「株式会社って・・・、上場って・・・」という部分がとてもわかりやすくまとめてあります。ぜひご一読を。


また、このニュースを流した NHK にもひとこと。

例のラグビー放送のすったもんだの“醜態”ですが、これもまさに、視聴者のことをまったく考えていないというのをまざまざと見せつけられましたね。

どの番組にも、その放送があるということが(新聞・雑誌、あるいはテレビ自身の予告などで)わかった瞬間から、いまかいまかと待ちかねている人たちがいるんです。多少の差はあれ、程度の差はあれ。指折り数えて、その日・その時間に都合をつけて。ビデオテープや DVD を用意したりしてね。
「いま別件でケンカをしている朝日新聞の名前をテレビに映したくないっ!」
それが、そうした視聴者を裏切ってまで放送を取りやめる正当な理由になるんでしょうか?

まるで子供のケンカの理由です。
最低。

【転載許可】

投稿者 Shin : 21:00 | コメント (15) | トラックバック

2005年02月08日

ライブドア、ニッポン放送の筆頭株主に。次はフジテレビ?

結局、目のつけどころが違う、ってことですかね、堀江社長は。こういうのの積み重ねがいまの彼を作ったんでしょう。ちょっとオドロキのニュースです。

ライブドアは2月8日、同社子会社のライブドア・パートナーズを通じて、ニッポン放送の株式買付けを実施したと発表した。買付け株数は、発行済み株式総数の29.6%にあたる972万270株。これにより、ライブドアの保有するニッポン放送株の累計は1147万7030株となり、発行済株式総数の35%を取得したことになる。

朝日新聞の夕刊によると、「フジテレビへの影響力行使を狙う」目的なんて書いてありましたが、F1 ファンとしてはそっちの方向で気になるニュースだったりします。
プロ野球への参入問題の時もネットでの試合の中継なんていうアイデアがありましたが、F1 でも(中継は FOA との権利問題で無理ですが)あの“素晴らしい”地上波の放送でいろいろと改革が行われるのを期待したりして。

ニッポン放送って規模はフジテレビより小さいのにフジテレビの筆頭株主なわけですが、その不思議な関係を普通にするために(っていうだけの理由じゃないけど)、フジテレビがニッポン放送の株の公開買い付けを進めていたところだったんですよね。

これで、35%もの株式を持つ筆頭株主・livedoorと交渉をしなければなくなったわけで、夕方から行うという記者会見で、堀江社長がどんな話をするか楽しみです。いまちょうどやっているのかな?
果たして高く売りつけるのが目的なのか、それとも前述のようにフジテレビ自体へメディアとして関心を持つがゆえなのか・・・。まあ、メディアとして目を付けたと考える方が妥当でしょうか。

いろんなサイトを見て回っていたら、35%という数字は“拒否権を発動できる”ものだそうです。
フジテレビは当然、ライブドアに株の売却を申し入れるのでしょうけど、もしライブドアがこのままニッポン放送を持ち続けると、フジテレビのニッポン放送子会社化はおじゃんになるわけです。
ライブドアは“ニッポン放送の親会社”という立場を通じ、フジテレビへの強力な圧力を持てる、ってことでしょうかね?

ホントに、ホリエモンからは目が離せないです(^^;;

●19:05 追記
記者会見によると、ニッポン放送への業務提携を申し入れたそうです。当面はフジテレビをどうこうということではないんですかね? いやぁ、彼のことだからね、なにを考えているかわからんぞ〜。

ライブドアの堀江貴文社長は8日午後、都内で記者会見し、ニッポン放送に対して業務提携を申し入れたことを明らかにした。インターネットのサイト運営などを共同で進め、ニッポン放送の企業価値を高めるとしている。

投稿者 Shin : 17:46 | コメント (2) | トラックバック

2005年01月24日

葉山町長選、現町長が4選を果たす

超〜ローカルなニュースです。asahi.com などの主要紙サイトにはどこにも載っていなくやっと神奈川新聞のサイトで見つけました。
※初出で3選と書きましたが、なんと!4選 !! の誤りでした。

任期満了に伴う葉山町長選は二十三日、投開票され、無所属で現職の守屋大光氏(62)が、いずれも無所属で元町議の森英二氏(65)、会社役員の近藤秀男氏(64)の新人二人を破り、四選を果たした。投票率は52・16%で、前回を2・37ポイント下回り、過去最低だった。

◆葉山町長選

5,952守屋 大光(62)無現
4,250森  英二(65)無新
3,562近藤 秀男(64)無新

ふ〜ん、現町長の対立候補のふたりの票を足すと7,812票ですか。そうですか・・・。当選した守屋氏の得票を上回っていますね。選挙公報見たら、ふたりは結構同じような主張をしていたんですよね。ふ〜ん・・・。

ず〜っと昔、子供の時分、ちょっとは物心ついて・・・というかもうちょっとあとかな、学校で政治の仕組みなんかを学び始めた頃、その頃は自民党への大きな対立軸として日本社会党というのがまだ元気で(いまは見る影もないですねぇ)、ちょっとした選挙は必ず“自民対社会”になったものでした。

ところが日本共産党というのは赤旗の読者という大金が転がり込むツテがあったため、お金持ちの党だったんですね。
だからどんな選挙にも勝ち目があろうとなかろうと、候補を擁立していたわけです(いまでもそうですが)。

すると、社会党系候補と共産党系候補の票を足すと、自民党系候補を上回ると言うことがよく起きたわけです。まあ、都市部に限った話ですけどね。群馬あたりはいまでも盤石な自民党天国で、もうどうしようもないですが。
社会党も共産党も、同じ共産主義を標榜する党です(した?)。小異はあれ、大同という点では、共産党支持者は自民党“よりは”社会党を支持するでしょう、共産党系候補者がいなければ。
選挙結果を見てよく、「あ〜ぁ」と思ったものです。

そんなことを思い出しましたね(笑)。

それにしても投票率低いですね。関心がないのか、それとも雪交じりの天気で行く気がなくなった人が多かったのか。
実は僕は今朝方から体調悪かったんですけど、それでも行きましたよ。

それと、今回の候補は全員60歳代。当選した現町長が一番若いんですが。
年齢・経験に基づく仕事ぶりっていうのを認めない訳じゃないけど、もう少し若い力にがんばってほしいものです。
と言っても僕は御免被りますけどね(笑----え?誰も頼まないって?(^_^;;)。
また、葉山の現町長が“たとえ”清廉潔白で高潔で立派な政治家であったとしても、基本的に僕は2選以上の「多選」や、ましてや親から地盤を譲る・譲られる、という政治家のあり方が大嫌いなのです。ましてや彼が(ry

●2005.01.24 13:47 追記
うっわぁ〜、このエントリ書いたときには知らなかったんですが、いま「葉山町長選」でググって見たら。この近藤氏って共産党系だったんですねぇ・・・。またもや見事に当たってしまった(^_^;;
トピックス


●2007.11.22 追記
守屋町長、予想通りというべきか、噂通りというべきか、“清廉潔白な政治家”どころではなかったですね(笑)。

公選法違反の疑いをかけられた途端、さっさと尻尾を巻いて逃げましたとさ(^^;;;;

さ〜て、千載一遇のチャンス。
今度こそ、まともな人に町長になってほしいものです。

と、辞任を表明した2007年11月22日に記す(^_^)v

投稿者 Shin : 00:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年11月24日

ふ、ふろ、フロッピー、ってあ〜た(爆)

「仕事でテンパってるんでしょう? エントリ書くヒマないわよ」と言われておるのですが(笑)
あまりにおかしいんで休憩かたがた(^^;;書きますっ!

麻生太郎氏。
ご存じですよね。ちょっと加山雄三風のナイスミドルっぽい(違う?)自民党の政治家にしてなんと総務大臣にまで上り詰めたオトコ。
いや、本当は総理大臣になりたいんですよね、もちろん。自民党の総裁選にも出た。

彼が平成14年5月22日に中日新聞主催の「中日懇話会」で講演をされ、ありがたくも次のように述べられたようです。
ずいぶん前の話ですが、ついさっき知ったもので。

IT(情報通信技術)の発達で05年までに日本の役所から書類がなくなり、すべてはフロッピーで済むシステムになる。世界で最も電子化された政府が誕生する。国土が狭い日本が光ファイバーの整備で米国に負けることはない。

ん??
なんか僕、間違ってますか??
フ、フロッピー??・・・・・・・・・・ってなんだっけ??
あ、そうか・・・・、その名の通り、パタパタ、ぺなぺななディスクメディアで、“かつて”パソコンのおもなリムーバブル記憶メディアだったヤツ?
すっかり忘れてたよ。たしか机やダンボールの奥底にいっぱい眠ってるっけ。

平成14年というと、2002年ですね。05年までと書かれていますから、もうあとちょっとです。
えっと、いわゆる“ドッグイヤー”のPC・IT業界ですから、2年前っていうとはるか昔っていう感もありますけど、それでも2002年にはとっくにフロッピーは主役の座を降りていたでしょう。
Apple の初代 iMac が、それまで搭載されているのが常識だったフロッピーディスクドライブを外して、世間をあっと驚かせたのっていつでしたっけ?
いま調べたら1998年の5月でした。

あと、物量的にはたしかに狭い国土の方が光ファイバーは引きやすいでしょうけど、それもやっぱりちょっと違う気もしますが。物理的に引くのと、使えるように環境を整えるのとは大きく違う。ニーズとそれを支える環境あっての話では?

以前森首相が慣れない手つきでパソコンをさわり、IT、ITと話だけは合わせて失笑を買ったこともありました。
こういうところを見にいらっしゃる方って当然それなりの IT リテラシーのある方なわけですよね。その方々に向かってこんなわかり切ってることを言うのもこっ恥ずかしいのですが、フロッピーで事足りるコンテンツがいま日本のどこにあるというのでしょうか? 
それもわからず(つまり麻生氏も森氏同様自分ではまったく使ってないわけですね)、片や大容量・高速メディアの最先端である“光ファイバー”に言及しているのですから、ちゃんちゃらおかしいです。ホント、これタチの悪いジョークなの?って思っちゃいましたよ(笑)。

そうそうあとね、ついでにつっこんどくと、僕は IT の未来を信じてますが、それでも紙の書類は絶対なくならないっすよ(爆) 紙には紙の良さがあるんですから。それと人間の性質ね(^^;; 見える形で持っておきたいものなのよ。

まじめな話、国を率いる者はもうすこし科学技術関係の勉強もしてほしいものです。どうも“文系”だけに偏りすぎてるとは思いませんか?
以前ほどの勢いはないものの、日本はいまでもやはりある意味、技術や工業で“食っている”国です。
先ほどちょっと触れた光ファイバーを巡る NTT と他新規事業者との衝突の件などを見ても、本質をわかっている政治家がいれば明らかにどうすることが国民の利益になるのか、簡単に政治決着できるんじゃないか、と思うわけです。
光ファイバーがなかなか普及しない大きな要因のひとつは、NTT がもともと国民の財産である(もと電電公社が税金を投入して引いた!)光ファイバーインフラを、あたかも NTT の私有財産のように牛耳って開放しないことにあるわけで。
政治家はそれをただすどころか既存事業者との癒着で言いなりになるばかり・・・・。

なんだかこんな政治家に日本という国を牛耳られているかと思うと・・・。
国民年金しかり、すでに忘れ去られたかのような道路公団の件しかり、いまだにはびこる天下り体質しかり、もうホントにこの国の政府なんぞはアテにならない。心からそう感じます。


このことは、『Dr.Amebabletype: or How I Leaned to Stop Trackingback and Love the Ponzu』で知りました。ありがとうございました。

投稿者 Shin : 22:59 | コメント (5) | トラックバック

2004年11月17日

当意即妙とはこのことか

クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ)という番組が好きで結構よく見ています。
いつもなら水曜夜8時ちょっと前からの一時間番組ですが、さっきまで「生放送・2時間特番」というのが組まれていました。ご存じの通り、司会者の島田紳助が所属事務所のマネージャーに暴力を振るい謹慎処分となっているための、緊急処置です。

司会は同局のベテランアナでかつては F1 の実況でもならした、三宅さんでした。生放送とはいうものの、実際には芸能人ゲスト4名が回答者での生の部分と、通常の6名の回答者での収録部分との混成、という形でした。

でも、やっぱり島田紳助の司会の方がおもしろかったです。
はるかに。

まず、先に言っておきますが、彼を擁護する気はまったくありません。女性マネージャーに暴力を振るったのは、なにが原因であれ、許されないことですから。その点については、本論で話題にしたいこととは直接関係がないので、あとでちょっと触れます。
また僕自身、彼の特別なファンというわけでも全然ありませんから、割と冷静に見ているということもあります。

ただ、同じ番組がこうもつまらなくなってしまうのか、と考えると、彼の司会術のすごさに今さらながら舌を巻きます。
実は最近、まさにこの事件の数日前にぽんと「最近本当に良く出てるよね〜。なんだかんだ言っておもしろいもんね」と話していたばかりでした。メインの司会だけで、7、8本ある(あった?)というから、いまではあのみのもんたをしのいでいるでしょうか。

彼の“話術”をひとことで言うなら“当意即妙”というのが当てはまるでしょう。
まあ、はっきり言えば“毒舌”と言ってしまっていいと思いますし、そのあたりが好きになれない人もいるでしょう。ちなみに僕は、“皮肉”は大嫌いなのですが、毒舌はそうでもありません。
特に同じ吉本の芸人仲間相手だと、よくもまあここまで、というような暴露話をしたり、こき下ろしまくるのはしょっちゅうです。たぶんあの事務所の内々では、そういうことが暗黙のうちに許されているのだ、と思います。

しかし、それでも笑ってしまいます。相手の言葉を受けての返す言葉の選択、タイミング、そういうものがまさに絶妙です。
クイズヘキサゴンはその名の通りクイズ番組ですが、単にクイズに正解するのが目的ではなく、わざと答えを間違ったりする可能性のある他の回答者の心のうちを読むという、心理ゲームのような側面を持っています。
紳助は、そうした回答者をときには焦らし、時には煽ったりしながら、番組を仕切っていくのですが、まさに、そうした彼の持ち味が十二分に発揮されていると言ってもいいでしょう。また、この番組に限らないのですが、よく勉強している、とも感じます。おそらく持ち前の話術にそうした努力も加わって、いまの彼の人気があるのでしょう。

たまに見る番組に、やはり彼が司会の『行列の出来る法律相談所』(日本テレビ)というのがあるのですが、これなど一応「法律番組」ですが、半分彼のトークショーといっても過言ではありません。
この番組でも、実際に回答する弁護士4人や、芸能人の多数のゲスト(数多いですよね、この番組)を相手にひとりで“大立ち回り”といってもいいような、丁々発止のやり取りを繰り広げていました。ここでは、裁判などではたぶん弁舌さわやかに持論を披露しているであろう有能な弁護士たちも、まったく形無しという感じです。そういう姿がまたおかしいんですが。
いずれにせよ、彼なしではまったく番組のコンセプトが成り立たない、という気さえします。

本人自ら公言しているように、暴走族から成り上がってきてよくもまあここまで来たものだと思いますが、そこにちょっと(かなり?)思い上がりが生まれ、天狗になってしまっていたんでしょうか? 残念です。

なんとか被害者の人ときっちり話をつけて、また戻ってきてほしいという気がしてしまった、きょうのクイズ!ヘキサゴンでした。


さて、ちょっとその“被害者とのいざこざ”についてコメントしたいと思いますが・・・。

まず、暴力行為に関しては紳助自身も認めているんだから(まあ、内心どう思ってるかはともかく)、なにも論評すべきことはありません。逆に、復帰後をにらんでの“ごますり”だかなんだか知らないですが、まわりの親しい芸能人たちがおおっぴらに擁護に回ってるのがちゃんちゃらおかしいですが。
「以前はもっとすごいシゴキなどがあった、このくらいなんだ」とかいう時代錯誤な発言や、女性マネージャーの人柄・人格まであれこれ言う人も少なくないのですが、それと彼の暴力(が悪いこと)とは、まったく無関係ありません。

ただ、同じ会社の“看板タレント”(事務所に入るギャラは10億円だそうです!)をここまでの謹慎処分に追い込むマネージャー氏がどんな人物なのか、というのには正直、少なからず好奇心はありますね。一般的に見て、あまりしない、というかできないことだと思いますし。
僕自身、内々に済ますという日本人的体質が大嫌いなタチなので、この人の考え方がわかるような気もしますが、いずれにせよ、あまり一般的ではありません。例のプロ野球新規参入問題の際、ライブドアのやり方が気にくわなかった“お歴々”が多かったように、こういう人間はいまの日本ではまだ、やはり“村八分”の憂き目に遭うのでしょう。
彼女は帰国子女らしいのですが、やはりそのあたりの考え方がちょっとふつうとは違うのかもしれません。そうした観点からの報道もみられるようですが、まあ、帰国子女がすべて一般的な日本人とは違う、決めつけてしまうのもどうでしょうか? あまりに“安直な思考停止”にすぎるというかステレオタイプな考え方のような気もして、どうかとも思うのですけどね。

それが彼一流の演技であるかどうかはともあれ、公の場で涙を流してまできっちりと謝罪をしているのに、なぜこうもこじれてしまっているのか、ちょっと不思議な気もします。演技だとか、会社が仕組んでいるとか、そうしたうがった見方もどうかとは思いますけどね。素直に受け取ったらいいのにと思いますが。
報道されていない“真実”の中に、なにか彼女にとってどうしても許せないことがあるのでしょうか。

投稿者 Shin : 21:30 | コメント (1) | トラックバック

2004年10月24日

新潟中心に震度6の大地震

それはそうと、夕方の地震。

僕らは横浜駅近くの地下のレストラン街で夕食を取っていたのですが、地下にいるとは信じられないような揺れ方でした。地下って普通あまり揺れないはずなんですが。
結構長い間ゆっくりと揺すぶられる感じで、本当に気持ち悪くなり、店を出ようと思ったほどでした。

帰宅後テレビをつけたら報道特番になるほどの地震だったと知りました。

これを見ている皆さんの中に(もちろん他の方々も含めてですが)、被害に遭われた方がいらっしゃらないといいんですけど。被害に遭われたら、ネットどころではないですが。

F1日本GP のときの台風の影響で、地盤が緩んでいたのも被害を大きくしたのかもしれません。

そういえば、『Sky's The Limit: この上ない素晴らしい夕焼け』っていうエントリで、一緒に夕焼けを見ていた人やトラックバック先で「地震の前触れでは?」ということを言っていた方がいらっしゃったのですが、まさか本当にこんな大きな地震が来るとは。
まあ、あれから一週間以上なので無関係なのかもしれないですけど。

亡くなられた方のご冥福を心からお祈りいたします。

投稿者 Shin : 04:32 | コメント (3) | トラックバック

2004年10月06日

2ちゃんねらー、ライブドアを撃破w

ちょっと(てか、かなり)笑えたのでエントリしてみますた(一応、2ちゃんねらー風に(^_^;;)

ライブドアがプロ野球新球団の名前をネットで公募したんですが、案の定、2ちゃんねらーの総攻撃を受け、悲惨な結果に。あ、まだ途中経過なのですが。

いや〜、やってくれます。
彼ら(って僕も一応入ってますが)を甘く見てはいけません。

どんな風になったか興味がある方は
2ちゃんねるベストヒット: ライブドア球団名公募ランキングの荒れっぷり
を見てくださいまし。
お上品な僕(ウソ)はとても自分のサイトには転記できませんって(笑)

一個だけ大爆笑は『楽天』っていうやつかな。実にセンスがいいですよね。最高です。

2ちゃんねる掲示板へようこそはいろんな情報のすくつ(えっと、一応ちゃんと書いておくと「巣窟(そうくつ)」ね(^^;;---なぜ「すくつ」って読むかってぇと略)で、役に立ったり立たなかったり、いつも結構楽しませてもらってますが、こういう全然役に立たない運動もとっても楽しいです。

この情報は、I . M . G . D .さんのサイトで知りました。ありがとうございます。


で、結局彼らはこの結果を採用するんでしょうか?(できないって)


話が変わるんですけど、ライブドアの堀江さんって実は楽天が選ばれてほしいと思っているんじゃないでしょうか?
先日の夕方、フジテレビのスーパーニュースに出ていたとき、相変わらず飄々と受け答えをしているその姿を見て、ふとそんなことを思いました。根拠はまったくないんですけど。
実はその直後に「LinuxWorld C&D/Tokyo 2004」というイベントがあり、そこで行った彼の本業の分野での講演の記事(ITmediaニュース:「日本初のLinux球団も」ライブドア堀江氏、吼える)を読んで、とうとうとしゃべりまくる(とその記事からは読める)話ぶりを見て、さらにその感を強くしました。やはりああいう仕事こそ、彼が本当にやりたいことなんでしょう。

おそらく、楽天が参入を表明しなければ、彼は本気で球界入りしたかったのだと思います。ある種の義侠心というか正義感というか、そんなものが感じられました。もし近鉄買収の申し入れがアッサリ受け入れられていれば、そこで騒動は終了し、具体的な参入手続きにとっくに入っていたのでしょうから。

今回の一連の騒動で、株を上げたのはヤクルトの古田選手(プロ野球選手会会長)と堀江氏であるということは衆目の一致するところです。
堀江氏が計算づくでそうしているという意味では決してないのですが(だって楽天参入は計算外のことだったわけですから)、彼とライブドアとしてはこの騒動が起きる前からすると信じられないほど知名度が上がったわけで、もうこれで十分と思っているような気がします。もし楽天が選ばれたら、判官贔屓の多くの人の同情を買って、ますます好感度がアップするような気がしますし。

で、それを本業につなげていこうと考えを変えている、というか万が一の場合はそれでいいと考え始めているような気がしています。
それでも、本当の意味でプロ野球界を改革できそうなのは、後ろ盾もなくその代わりに怖いもの知らずのライブドア・堀江さんだと思っているので、選ばれてほしいと思いますけど。


個人的にも、僕はどうも楽天の三木谷社長のやり方は好きじゃないんですよね。
堀江さんのような一匹狼的な方がもともと僕は好きなんですが、三木谷氏の、経済界のお歴々を集めてなんちゃら会議〜、みたいなやり方って、およそいまどきの『IT企業』に根付いている社長がひとりで責任を持ちスピーディにことを進める、というのの逆を行っているように思えてなりません。はっきり言えば旧態依然の会社のやり口でしょう。
まあ、それが、旧態依然の会社ばかり集まっているプロ野球界に気に入られる方法、と計算づくで考え出したのかもしれませんが。

投稿者 Shin : 00:33 | コメント (4) | トラックバック

2004年10月02日

イチロー、シーズン最多258安打達成!(更新中・・・)

日本時間午前11時過ぎから、シアトル・マリナーズ対テキサス・レンジャーズの試合が行われているのですが、シーズン最多安打記録のかかったイチローは、第一打席であっさりと84年前(1920年!)にシスラーが作ったタイに並び、続く3回の第二打席で見事に新記録を樹立してしまいました。

本当におめでとうございます!

タイ記録達成後は、ヘルメットを脱いでチョコンと会釈はしたものの、いつもの淡々としたイチローという感じでした。
しかし、新記録樹立後、一塁ベース付近まで出てきたチームメイトたちに囲まれると、さすがにホッとした感じで笑顔を浮かべていましたね。口ではそれほど気にしていないようなことを言ってはいても、やはり緊張していたのかもしれません。ふ〜っとため息ついているようでした。

まだ試合は続いていますし、マリナーズは3回に7連打でもう一度イチローに打席を回したほどで、まだ打席が何度か回ってくるかもしれません。260安打くらいは軽く行きそうですねぇ。

十数試合前だったかにまだかなりの本数必要だと計算されていた頃、僕は「さすがにイチローでもこんなに量産するのは難しいかな」と思っていたんですが、まったく凡人の浅はかさでしたね。脱帽です。


それにしてもメジャーリーグのお客さんたちは素晴らしいですねぇ。日本人だろうとなんだろうと、讃えるべきものはちゃんと讃えてくれる。
いつぞや東洋の島国の某野球リーグで、“薔薇”とかいう意味を持つ“ガイジン”選手が、日本の宝とも言われる(でも国籍は台湾(^^;;)某選手の持つ本塁打記録を塗り替えそうなことがありました。そのとき相手投手やその他の周囲の人たちが取った手段を考えると、土台、器が違うというか、スポーツの持つ意味が違うような感触を持ちますね。

あと、やっぱり笛太鼓がない野球観戦は素晴らしいです。あらためて実感しました。

●2004.10.05 追記
結局、262本まで記録を伸ばして今シーズンは終了しました。あらためておめでとうございます。 来年また記録を伸ばしたりして。イチローだとあながち夢とばかりも言えないよなぁ。

投稿者 Shin : 12:44 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月07日

『携帯電話に関するパブリックコメント参加のお願い』という孫氏のメール

表題のような内容のメールが、Yahoo! BB のソフトバンクBB から4日に来ていました。同社代表取締役社長でソフトバンクグループを率いる孫正義氏その人の名義でです。
メールは、同社がもくろむ携帯電話事業参入に関するもので、曰く

平成16年8月6日、総務省から提案された800MHzの電波帯の再編案は、携帯電話に最も適した800MHz帯を独占的に使っている、NTTドコモとKDDIの2社のみが再編後も引き続き割当を受けるというものでした。そして今回の案では、平成24年までこのままの状態が続くことになり、結果として携帯事業への新たな参入は著しく困難になると思います。
【ソフトバンクBBからのお知らせ】 携帯電話に関するパブリックコメント参加のお願い
ということで、この案に対して総務省が募っている『パブリックコメント』という意見募集にぜひ参加してほしいという内容でした。

僕があらためてこのメールに気がついたのが今朝。締め切りは昨日6日の17時ということでしたので、とっくにすぎていましたが、異を唱える内容のメールが締め切りを過ぎても来ている、ということで少しでもインパクトを与えられれば、と考え、送ってみました。
こんな内容です。

(意見)
既存の事業者だけでなく、新規に参入したいと考えているすべての事業者に、
一定の割り当てをするべきです。
(その理由)
電波も国民全体の共有財産と考えます。一部の既得権者だけに割り当てをする
のはその意味で大変問題があります。
テレビの地上波のデジタル化は携帯電話等の電波の割り当て直しなどのために
行っていると聞きます。であればなおさら、この機会に、最低限の資格を備え
た新規参入希望者に公平に電波を割り当てるのが当然と考えます。
新規参入による競争が消費者の利益にかなうことは、ADSLや光ファイバー接続
サービスなどの低価格化という事実が証明しています。
また、それは結果的にあらたなニーズ(携帯電話や周辺機器の新規購入など)
を呼び起こし、経済全体によりよい影響をもたらすことでしょう。

既存の事業者を守るあまり、もっとも重要な国民全体の利益を阻害するような
愚は犯すべきではありません。ぜひ再検討をお願いいたします。

800MHz 帯におけるIMT-2000周波数の割当方針案に関する意見

現在 Yahoo! BB を利用していますが、このサービスを行うソフトバンクBB には過去、煮え湯を飲まされたことがありました。経験のある方が多数いらっしゃると思いますが、Yahoo! BB のサービス開始当初あまりにひどい対応を受けたことがあり、いったん行った申し込みを解除したことがあったのです。
そんなわけで、実はこの会社に対しては愛憎半ば(笑)という感があるのですが、少なくとも、NTT と通信官僚に牛耳られていた通信事業に風穴を開け、現在に至る低価格化に道筋を開いたという事実・功績は大いに認めなければなりません。

つい先日は、7月にソフトバンクグループが買収した日本テレコムのサービスとして、固定電話サービスに関してもついに、NTT の加入電話を通さずに済むという画期的なサービス『おとくライン』を発表しました。
ADSL のサービスでやっとネット関連では NTT と手が切れたと思っても、肝心の電話線は NTT のを使わないわけにはいかず、毎月請求書が来るたびに、大変悔しい思いをしていたのです(ちょいと大げさ)。ほとんど基本料だけでしたからね、最近。でも、これで本当に手が切れると思うと天にも昇る気持ちです(かなり大げさ)。

携帯電話はすでに au(KDDI)ですので、NTT とは縁もゆかりもないのですが、料金が下がるのに越したことはありません。この点では、KDDI にも既得権者的な発言が見られ残念に思っていました。
NTT、au、Vodafone、ツーカーという固定された事業者の中に、ソフトバンクが参入すれば、またインターネット接続サービスでの低価格化と同じ“道筋”が期待できるでしょう。

今回の総務省の案はそうした消費者の期待に逆行するものであることは間違いなく、そうした観点から強くソフトバンクと孫正義氏の応援をしたいと考えます。

今回のメールの件に関してはネットを探ると、賛否両論あるようです。カネを出している Yahoo! BB の利用者を兵隊のように使うな、という過激な意見も見られましたが、僕にとっては単純に“知らなかった情報を与えてくれた”という点だけでも意義があったと考えています。それに、別にソフトバンクの参入“だけ”を認めてくれと言っているわけではないでしょう。

なにより僕は、孫社長が9月6日の記者会見で、

800MHz帯をドコモやKDDIに割り当てる理由の1つに、既存事業者の移行コストがかからないようにするといった配慮があることを疑問視
したといい
「国民にとってどうか、のみを検討すべき」
同上
と述べたという発言に深く感じ入るものです。
彼の言葉を鵜呑みにするわけではありませんが、通信行政に限らず行政にいま一番欠けているのはこの視点ではないでしょうか? 当たり前のことが当たり前になっていない、彼は単純にそれを指摘し憤慨しているのではないかという気がします。
官僚はじめ国家公務員は国民の税金で仕事をしている“公僕”なのにもかかわらず……。いまどき“公僕”なんて考え方自体がちゃんちゃらおかしい、と彼らに鼻で笑われそうですけどね。

●2004.09.08 追記
結構効果があったみたいですね。メール殺到だそうです。1ヶ月後を期待しましょう。
孫社長の呼びかけでパブコメ殺到,「1カ月後の公開に向け努力」と総務省 : IT Pro ニュース

投稿者 Shin : 15:19 | コメント (7) | トラックバック

2004年08月23日

野口みずき、女子マラソンで金メダル!

やりました! 野口選手、本当におめでとう!!
いやぁ、ラスト数キロのヌデレバ(ケニア)の追い上げには冷や冷やさせられました。というか、差が18秒、12秒、10秒とチェックポイントごとに狭まっていくので、もうダメだと覚悟しましたけど。
望遠レンズ効果で、前から映す映像だと2位のヌデレバが予想以上に近づいて見え「こりゃ〜、アカン・・・」と頭をかかえ、その直後に、ヌデレバの直後のバイクから映した映像を見ると、野口が豆粒のように見え、「まだ意外と差があるじゃん!」とホッとする(笑)
そんな感じの繰り返しでした。

あぁ、見ていて疲れました。って走ってる選手の皆さんには申し訳ないけど。
ちなみに、野口選手のタイムは 2h26m20s(テレビによる非公式タイム)でした。

マラソンの由来となる“マラトン”から出発したこのコースは、かなりアップダウンの激しいコースだったんですが、26〜27キロ過ぎだったかな、野口が少しずつスパートを始めました。世界最高記録を持つラドクリフ(イギリス)をはじめ、当然ついていこうとしたんですが、アレム(エチオピア)以外はジリジリと引き離されていきました。ほかの日本人ふたりもついていけず・・・。

その後、ラドクリフがアレムを抜き2位に上がるものの、なんと36キロ過ぎで脱落、直後にリタイア! こんなこともあるんですねぇ。
で、2位に上がったヌデレバと一騎打ちという形になったわけです。

競技場に入ってきたときも、ますます差が縮まっていたように見えたので、もう見ているこっちも心臓バクバク。
でも、残り300mで横から捉えた映像を見たら、短距離走のような信じられないスピードで走ってるんですよね。あれが42キロを走ってきた人か!と驚かされました。火事場の馬鹿力というか、そのまま差を保って(広げたようにも見えた)見事金メダル!となったのでした。

ほかの日本人は、土佐礼子が5位、坂本直子が7位。メダルに届かなかったのはちょっと残念ですが、よくやりました。

この勝利を喜んでいるのは日本陸連の人たちでしょうね。そう、高橋尚子を落とした人たち(爆)。
これで惨敗したら、彼女を推す人たちに「それ見ろ!」と言われたでしょうからね。僕も彼女は好きではないので、ホッとしているクチですけど。
いずれにせよ、4年後の選考はもっとクリアにしないといけないでしょうね。僕はアメリカの陸上のように“一発選考”が一番いいと思いますけどね。実績があるのに不運に見舞われる場合があると反対する人もいますが、じゃあオリンピック本番に“たまたま”調整をミスって惨敗したら、「レースをもう一度やり直して」というのでしょうか? 人生には不運はつきもので、それは仕方のないことだと考えます。一番重要なのは誰が見ても公平だということでしょう。

あと、このレースの中継放送はTBSテレビが担当だったんですが、CMのないNHKで見たかったですね。一競技が数分で終わるものならともかく、マラソンのように長いものだと、CMが入ってしまうと興醒めすることこの上ないです。事実、ラドクリフの最初の脱落シーンはCM中になってしまったんですよ。
どの競技を放送できるかは抽選らしいので致し方ありませんでしたが。
まあ、F1をはじめとするモータースポーツの放送を見てても感じますが、スポーツ放送は基本的にNHKが安心して見ていられます。アテネオリンピックの放送を見ても、民放はタレントが出てきてはしゃぐばかり。明石家さんまのようなヤツはしかたありませんが、元スポーツ選手の人たちは、もっと真摯に競技のおもしろさを伝えてほしいですね。一度は真剣に取り組んだアスリートだったんでしょう??


それにしても、今回のアテネオリンピックでは日本勢が予想以上の活躍を見せ、やはりうれしいです。僕は自民党が強制する類の愛国心などからっきしありませんが、純粋に、単純に、自分の住んでいる国の人たちの活躍をうれしく思います。
柔道(特に女子)の大躍進や体操の団体優勝、北島はじめ水泳陣の活躍、などなど枚挙にいとまがありません。また、昨日銀メダルを取った自転車など、ふだんあまり見ない競技が思いの外おもしろかったりします。
柔道と言えば、自分のことをアイドルかのように思いっきりカンチガイしている女子最軽量級の人がいますが(笑)、そのことはともかく、アスリートとしての彼女には感服しました。優勝間違いなしと言われて、実際にやってのけるのはなかなかできることではありません。現に、“勝つかどうか”ではなく、“どんな勝ち方をするか”の問題、と見られていた男子100キロ級の井上康生は思わぬ惨敗を喫しましたし。
そういう意味では、子供の時から(いや、いまも子供ですが(^^;;;;)人気があるのに奢るところの見られない卓球の福原愛に好感が持てるのですが、逆に、彼女にヤワラちゃんのようなずうずうしさがあれば、もっともっと上に行けたかもしれません。その辺のどん欲さは感じられませんよね。まあ、まだ15歳。これからですが。

実のところ、開幕前は我が家ではあまり盛り上がっていなかったのですが(開会式も見ませんでした)、結構興奮して見ています。
連日連夜メダルのニュースが入ってくるので、エントリを書く間もないという感じでした。この調子じゃ、サラリーマンの人たちは寝不足になって大変だろうなぁ(笑)。

まだまだ、体操の種目別とか、ハンマー投げの室伏(決勝もうすぐ?)、レスリング、シンクロナイズドスイミングとか、メダルを取れそうな種目が控えているので、メダルの数がどのくらい増えるのかますます楽しみになりそうです。

投稿者 Shin : 02:38 | コメント (0) | トラックバック

2004年08月14日

ワタナベもワタナベならホシノもホシノだ

ホシノってどこのホシノ? モータースポーツ好きのキミのことだから“日本一速い男”星野一義のこと?
違いますよ、星野仙一ですよ、阪神の前監督の。

Sky's The Limit: 読売新聞・渡辺オーナー辞任!!』で書いたとおり、渡辺恒雄オーナーが辞任という衝撃のニュースが駆けめぐりましたが、アテネオリンピックのために現地入りしていた星野がコメントを求められ、ひとこと。
「この程度のことでと言っちゃなんだが、オーナーと社長がふたりとも辞めるなんて・・・」
へぇ〜、これって“この程度のこと”なんですかね? 明治大学の有力選手(一場靖弘投手)に現金を渡していた件が明るみになり、引責辞任したんですよ。

これって結局“金にものを言わせてやりたい放題”という、いまそのあり方が問われている読売巨人軍の(というか渡辺オーナーの)手法そのものでしょう。
好意的に考えれば星野はたぶん「球界再編というもっと大きな問題があるのに」と言いたかったんでしょうけど、やはりこれも先日の根来コミッショナーと同じく、言ってはならないひとことだと感じました。
まさにこの手法がいま球界を震撼させているのではないでしょうか? 根は一緒なんですよ。
星野仙一って日本球界の中では数少ない気骨のある人物のひとりだと思っていましたが、彼こそ“この程度”の浅薄な意識の持ち主だったのか、と思うとちょっと残念です。

ところで、今回の渡辺の辞任は、一見するとプロ野球ファンから見ると歓迎すべきことに考えられますが果たしてそう簡単に言えるのか、と疑問に思います。
一連の騒動に“彼が関与したまま”決着がつくのであれば、あるいは『渡辺なるモノ・手法』を一掃することもできたかもしれません。しかし、それとは別のこと(もちろん根は同じというのは前述した通りですが)“のみ”に責任を取ってさっさと辞任されてしまったあげく、院政でも敷かれたらかえって面倒かもしれません。結局、渡辺のやり方に決着がつかないまま、ずるずると日本球界はまた同じような状態を続けることになってしまうような気がするのです。

古田選手会長との直接対決やスト突入という事態も含めて、はっきり黒白つける機会を永遠に失ってしまったような気もします。


それはそうと、いま気がついたんですが、渡辺氏は「読売巨人軍」のオーナーをやめただけであって、読売新聞の方の役職には残っているんですよね?
読売のサイトを見ると(株)読売新聞グループ本社の「代表取締役会長・主筆 渡辺 恒雄」となっていますが、こちらまで辞めたわけではない? だとするとまさに上の方で書いたとおり、結局後任オーナーや社長・代表(<この違いはなんだ??)は読売から派遣されるわけで、その人たちに影響力が及ばない“ワケはない”のではないでしょうか?

投稿者 Shin : 01:03 | コメント (3) | トラックバック

2004年08月13日

読売新聞・渡辺オーナー辞任!!

驚きましたね、もっともあり得ないと思われることが起きました。
読売新聞社の社主・渡辺恒雄氏が辞任したそうです。
テレビを見ていたぽんが教えてくれたんですが、聞いた瞬間、さすがにこの逆風に耐えかねてか、と思ったんですが --- その次の瞬間、あの人に限ってあり得ないよなぁ、と思い直ましたけど --- 、なんとそういう理由ではないようです。
なんでもスカウトがらみの不正が発覚し、その責任をとっての辞任だそうです。

いやまあ、ビックリ。

しかし、1リーグ制移行でさんざんたたかれている渦中の人がこんな形で辞任するなんて。
理由はともあれ、なにがなんでも1リーグにしたかった人たちにとっては思わぬ逆風、たぶん大多数のそれに反対するファンや選手にとっては願ってもない事態になった、と言えそうです。

あまり信心深くはない僕ですが、神や仏はいるものだなあ、と思ったり(笑)

あと、実はとても喜んでいるのが読売新聞の社員や販売店の人たちだったりして(^^;;


まだ詳しいことはわからないので、わかり次第書き加えていきたいと思います。

●2004.08.13 16:55 追記
さっそくニュースサイトで見つけました。 Yahoo!ニュース - スポーツ - 共同通信 スポニチアネックス 野球 速報

投稿者 Shin : 16:36 | コメント (5) | トラックバック

2004年06月14日

成田国際空港っていう名前の違和感

いささか旧聞に属しますが、4月に千葉県成田市にある新東京国際空港が完全民営化されましたね。会社名は『成田国際空港株式会社』というのですが、このことまでは大きなニュースになったので知っていました。

で、きょう偶然知ったのですが、空港名も社名と一緒に『成田国際空港』と変わってたんですね。成田空港ホームページを見ると、そのタイトル通り左上に『成田空港』と書いてあるのですが、なんとなく地方の超ローカル空港みたいな印象を受けてしまいます(笑)。「国際」の文字がないだけでこうも印象が違うものでしょうか。

東京ディズニーランドも東京ではなく千葉県浦安市にあることは有名ですが、千葉はどうも田舎のイメージがあるらしく、千葉にあるのに東京という名前がつく施設や場所って結構あります。

新東京国際空港もその中のひとつで、千葉県民としてはとても違和感があったのですが、こうして『成田空港』という表記を見ると逆に、良かれ悪しかれ慣れ親しんだ名称が変わるということはこうも違和感を感じるものなのか、と思わざるを得ません。
考えてみれば話をするときは「成田空港」とか「成田の空港」とかいった言い方を割と頻繁にしていたように思います。でも、文字で見せられるとそれとは違った違和感がある、というか、文字のインパクトって大きいんだなぁ、と感じるのです。

具体的な例は思い出せないのですが、よく見聞きする言葉(漢字)をふとなにげなくまざまざと文字として見ると、「あれ?これってこんな字だったっけ?」って思うことってありませんか?
よくよく調べてみると実は本当に間違って覚えていて、ず〜っと間違った字を書いていた場合すらあります。高校の時の担任の先生は、自分の名前の漢字一文字にもうひとつ横棒が入らなければいけないのを、かなり年を取るまで気がつかないでいた、とおっしゃっていましたっけ。

あぁそうそう。
僕自身も、「完璧」という言葉の2文字目が「壁(かべ)」ではないことを知ったときの驚きはいまだに覚えています。
ちなみに「璧」という漢字の意味は“傷のない玉”という意味です。よく見ると「玉」という字が入ってますよね。そう考えると「完璧」という言葉の意味がよりわかりやすく思えるでしょ? 「かべ」では意味がないのです。
それを知ったあと、新聞で堂々と「完壁」という文字の入ったキャッチコピーが書いてある広告を見かけたことがあって、苦笑しました。

あと、どういうわけだか小学生の頃「優る」と「劣る」の意味を反対に考えていた時期がありました。
そのこと自体にはすぐ気がついたのですが、どうしても「優る」と言いたいときはいったん「劣る」と頭に浮かび、「逆なんだよね」と思いながら「優る」と口に出していたんですよ。そのうちすっきり頭の中でも間違えずに使えるようになりましたが。

それから(いろいろあるなぁ)、中学校の英語の小テストの時、「mother」を「mather」と書き間違えたこともありました。
僕はてっきり「mather」だとばかり思いこんでいて、先生に意気揚々と「これ、採点間違えています!」と申し出て大恥をかいた覚えがあります(笑)。先生に指摘されて辞書を繰り、「mather」ではないことを知ったときのショックと言ったら……。対になる言葉の「father」と一緒だと思っていたんですね、きっと。あぁ、今思い出しても恥ずかしい。


あ、成田空港の話から思いっきり脱線してしまいましたが、文字が与える印象やインパクトは結構大きいものだなぁ、というお話でした。

投稿者 Shin : 18:25 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月11日

税金を払っているのに『受益者負担』? こはいかに?

このエントリ「出生率が過去最低の1.29と厚生労働省が発表」を書いている途中で、どうしても税金の使われ方、無駄遣いの現状にひと言言いたくなったので、別エントリで書くことにしました。

僕は独立するまで普通の民間企業(2社)でサラリーマンをやっていました。
なかなか思うように業績が上がらない昨今、民間企業では“金勘定”はシビアです。鉛筆一本買うのにもその目的と必要性とを問われるほど。コピーした紙の裏を使う、なんていうことはいまやどんな企業でも当たり前にやっていることではないでしょうか?

そういう観点からすると、政府や地方自治体が特に公共事業に巨額の金をつぎ込み無駄なものを作りまくる姿は、怒りを通り越して滑稽ですらあります。道路公団民営化が骨抜きになったいま、おそらく今後も高速道路は田舎の隅々まで作り続けられるのでしょう。それをその田舎の出身政治家が自費で作るのであればなにも文句は言いません。逆に、私費を投じて自分の出身地に尽くした、と末代までたたえられるでしょう。

税金を我々はほとんど文句も言わず払い続けています。その使い道にほとんど関心すら持ちません。
しかし、これほど無駄な税金の使われ方をしているのを知ると、もうまともに払うのがバカバカしくなります。年金もそうです。実際にそうしているかどうかはノーコメントということにしておきましょう。

市民が市役所で住民票をもらうときなど、いちいち料金を払いますね。これにも僕は疑問があるのです。
市役所側の人間曰く、“受益者負担”だと。みんながみんな住民票をもらうわけではないのだから、そういう業務を職員にさせたのだから、それに対して対価を払え、と。
でも、その職員らの給料は市民の税金から出ているのでは? なにも時間外に無理にとか、その職員の本来の仕事ではないことを無理を言ってさせているわけではありません。その職員が給料をもらって就業時間内にするべきことをしてもらっただけです。それは本来税金の範囲でするべきことなのではないでしょうか?

こういうことにいちいち“受益者負担”ということを持ち出されてしまうと、僕などはアマノジャクですから「じゃあ、いっそ税金という制度をやめて、あらゆることに全部その都度対価を支払うようにしてしまえ!」と言いたくなります。
住民票を取ったらいくら、道路に穴があいて工事してもらったらいくら、市道のここからここまで走ったらいくら、という風に。もちろんいまでも市営の水道代なんかは使ったら使った分払っているわけですが、すべての業務にその都度対価を払うようにするわけです。

でももちろん、市道のあちこちに料金所を設けて料金を徴収するなど、現実的にできない話でしょう。
だからこそ、自分が直接は恩恵を受けなくても、社会資本の整備とかいうお題目に免じて、たまには不満を感じつつもある程度納得して、税金という形で払うわけです。ほかの人が恩恵を受けないサービスに自分が恩恵を受けることもあるかもしれないんですから。そうした“持ちつ持たれつ”がバランスを取れた形になっていればこそ、税金はシステムとして成り立つのだ、と言えるのではないでしょうか。
このことは、先のエントリで、他人の子供に対してでも子育てや教育に公的な投資をすることは、全体の社会的福祉のためには必要である、と書いたことと考え方は同じです。

そういう意味で、税金が一部のお役人の私利私欲のために使われ個人や一部の団体の懐に入ったり、そうした個人や団体だけを利するような使い方をすることはいたく公平感を損ねるため、絶対に避けなければいけないわけです。
しかし現実にはそれとは逆に、役人の地位や権力は本来国家や地方自治体に帰属する(由来する)ものであるにもかかわらず、自らの個人的権利と勘違いし、天下り先の確保に汲々としたり、ひどい場合は贈収賄という事態にまで発展するケースがあとを立ちません。
道路公団民営化問題で改革反対の急先鋒だった自民党道路族の親玉・古賀誠氏は、いったいどれほどの利益を得ているのか、と思わずにはいられませんでした。自分がうまい汁を吸えさえすれば、あとに何兆円という借金が残ろうと知ったこっちゃない、と言わんばかりです。郵政民営化に強硬に反対する『郵政族』の議員達も同様です。

税金制度をやめ、あらゆる公務に対価を払う仕組みにするというのは無理だということはわかりますが、自分の払った税金はこういう用途に使いたい、いや、こういう用途以外に使ってはダメ、と特定できる仕組みを作ってはどうだろうか、と思うことがあります。
すべての納税者が自分の欲する使い方を納税時に申告するわけです。道路をつくってほしいという人はそう言えばいいし、福祉のみにという人もいるかもしれません。
そうすれば、納税者が本当に必要と思う分野がはっきりします。必要と思わないサービスや事業に無駄な税金が流れることが完全には防げないとしても(個々の細かい使い道はやはり役人が決めるでしょうから)、現状よりかなり改善されるのではないでしょうか。

もし本当に大所高所から社会の利益を考えて、どうしてもこの分野にこれだけのお金が必要だ、と考える政治家・官僚がいるなら、それはいろいろな手段や機会に国民に訴え、お願いすればいいのです。それが通じれば自発的に「じゃあ、私のお金はその用途に使ってくれ」と申告する人が出てくるでしょう。それが通じなかったのなら、それはやはり不必要な事業・サービスだったとあきらめてもらうしかありません。
いや、まさにそういう納税者の意志をくみ取る努力こそが、社会の公僕たる(言ってて恥ずかしくなりますが)お役人の使命なのではありますまいか?

そして、そうした使い方こそ、税金の本当の意味での正しい使い方と言えるのではないでしょうか。

投稿者 Shin : 03:04 | コメント (0) | トラックバック

2004年06月10日

出生率が過去最低の1.29と厚生労働省が発表

正確に言うと、一人の女性が生涯に産む子供の数の平均を「合計特殊出生率」というそうで、それが過去最低の1.29となったということです。
当たり前ですが男性は子供を産めませんから、出生率が2以上、すなわち夫婦あたり2人以上子供を作らないと日本の人口はどんどん減っていくわけです。

これのなにが問題かというと、当然高齢化社会がますます進み、若い労働力が相対的に減っていく。その結果、社会や経済の活力が失われていく(可能性がある)わけです。
先日すったもんだで成立した、否、与党が無理矢理成立させた年金改革法案も、今後出生率低下が頭打ちになり増加傾向に転じる、ということが前提だったわけですが、その前提条件がもろくも根底から崩れたわけです。

うちはまだ子供がいません。たぶん今後も作らないだろうと思います。いや、突然できちゃったりするかもしれませんが(笑)。
子供は好きですよ。このエントリでも書きましたが、その気持ちが通じるせいか子供にもよくなつかれます。僕の妹の娘やぽんの従姉妹の娘たちにたまに会うと、かわいくて仕方ありません。ぽんがあきれるほど、彼女たちの相手を飽きずにやっていたりします。まあ、毎日子育てに追われるわけではなく、たまに会って相手をしているだけなので、そういういいことだけ言っていられるということはありますけどね。

年金問題に限らず、というか年金問題がまさにその象徴だと思うのですが、僕はいまの日本政府をまったく信用していません。もう忘れ去られたかのような道路公団民営化問題の顛末を見ても明らかですが、この国の政治家たちには、いま解決しなければ禍根を残すと思われる社会的な大問題を根本から解決する能力もなければ、その意欲も意志すらもないのは明らかです。それは与党だけでなく野党の連中も含めてです。

税金の使われ方に対する憤りはまた別に述べたいと思いますが、厚生労働省のお役人にしてもこういう発表をするだけで、本気で出生率を上げる対策を取ろうという意志がまったく感じられません。
子供のいない(作らないとまで言っている)僕がこんなことを言うのは僭越ですが、子供を育てるということはとても意義があることだと思っています。

僕のかつての会社の同僚である友人に、最近では珍しく3人子供を作ったO氏という人がいるのですが、彼が結婚したばかりの時にこういうことを言っていたのをよく覚えています。
「子供を作って育てるのは結婚した人間の義務だと思う」
彼の奥さんは敬虔なクリスチャンなのですが、たしかそうしたことも影響していると本人自ら言っていたような気がします。人間は個人として存在していますが、一方社会的な存在としての一面から絶対逃れられない。社会の一員として次代に後継者を残していくのは義務なのだ、と。そんな意義を彼は感じていたのだということを僕は彼の言葉からくみ取りました。
ぽんも以前、自分の子供を育てたいという思いもあるけれど、養子をもらって育てるというのも社会的に意義のあることでそれでもいい、というようなことを言っていたことがありました。

僕はいま二人の言うことがとても正しいことだと思うのです。
我々は社会に存在し社会からさまざまな恩恵を受けているはずです。やはりそれになにかを返すのはある種の義務ではないかと。
子育ての問題では、学校教育という側面が大きく受験・進学の問題が特にクローズアップされます。どうしても他人の子を蹴落としてでも我が子をいい大学に、ということになりがちです。その先は、いい会社、ということになるわけです。だんだんその“理想像”が壊れてきている昨今ではありますが。
しかし、社会全体を考えた場合、別に他人の子であってもその能力を十二分に発揮し、社会に貢献するような人間に育ってくれるのであれば、それはとても喜ばしいことなのではないでしょうか? 彼(彼女)のおかげで、なんらかの形で社会が豊かになったり、住みやすい世の中になったりするのであれば、その恩恵に預かれるわけですから。それを側面から支えるのは意義深いことだと言えるでしょう。我が子は我が子で、我が子らしく育ってくれればそれでよいのです。それは両立しうることだと考えます。

個人の子育てに地方自治体や社会が援助を出すことに異議を唱える人がいます。子供のいない人に対する逆差別だと言わんばかりですが、上述のような観点からすれば、それはあまりに狭量な考え方だと言えるのではないでしょうか? 社会は全体としてその福祉を向上させる必要があり、子育てや教育へ公的な投資は、大きく見ればその社会に暮らす我々全体に投資することでもある、と思うのです。
余談ですが、その逆に、無能な経営者のためにつぶれかかった銀行などを救済するために投じた公的資金は、まさに税金の無駄遣いの一種でしょう。

厚生労働省の役人や政治家の無能ぶりは、結局自分の私利私欲を第一義に考える醜い姿をさらけ出しているのみで、社会を大所高所から見渡し最適な策を講じるという視点にまったく欠けている、と言わざるをえません。
かつて政治家になるということは、私財を投じて事を成すために身上をつぶす、とまで言われたものです(かなり古い?)。そこまでせよとは申しませんが、もっと高潔で本当の意味で日本の将来を憂う人物が現れないものでしょうか?

僕は、子供を作ることは意義があると言った舌の根も渇かぬうちになんですが、そんな将来のない日本に子供を残すなど、その子にあまりに申し訳ない気がして、逆説的に、いまのところはそんな“ヒドイこと”はできそうもないのです。

投稿者 Shin : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2004年05月11日

菅直人氏の辞任に思う

民主党菅代表がやっと辞任しました。
年金未納問題については僕は偉そうなことを言えないのですが(謎爆)、とにかくよかったと思います。遅きに失したという感が強いですけどね。

政治の話は実はあまり書きたくないのでいままで避けてきました。やはり議論が紛糾することが多いのと、僕自身立場・態度が完全に決まっていないこともあります。
僕は自民党と民主党だったらまあ民主党支持です。もともとアマノジャクで、政党だけでなく民間企業などでも、基本的にその業界のトップ企業ってトップと言うだけで嫌いなタチですから。
#その割にカメラはキヤノンですが。

でも、この菅さんて人はあまり好きなタイプではなかったですね。なんかいつ見ても陰気くさいし、とてもイヤミな言い方をされる人だと思っていました。もちろん、立場として自民党を攻撃しなければならない側にいるわけですから、ニコニコしているわけにもいかず、そうした言動・表情でいなければならないのかもしれませんが。
小泉首相の政治手腕はともかく、ときには声を荒げるものの基本的には笑みを絶やさない親しみのある姿勢は、だからこそ庶民の人気を集めている、とも言えるかもしれません。

でも、菅代表の辞任を歓迎するのは、個人的に嫌いだからではありません。

彼が年金未納問題が発覚して釈明をした時、「自分は悪くない。行政上の不手際だ」と責任を行政(武蔵野市役所ですか)になすりつけました。
そのことで批判を受けだした時、彼の奥さんまで“事実”を説明する釈明会見を開いたくらいですから、たぶんそれ自体は本当にそうなのでしょう。そこでウソでもつけば、もう後戻りできないですからね。

ですがやはりそれは彼の責任です。

イラクで3人の日本人がテロリストの人質になったとき、彼らの“自己責任”ということが大きくクローズアップされました。そのことの是非に直接は触れませんが、こうした命が関わるクリティカルな問題に限らず、人生においてすべての事柄は最終的に自己責任に帰する、と言えます。
そんなのわざわざ言わなくても当たり前のことですが。

もちろん、三菱トラックから突然飛んできたタイヤにぶつかって亡くなった主婦のように、自らはなにも悪くないのに命を落とさざるを得なかった不幸な人もいます。
それまで自己責任と片付けてしまうのは酷だと思います。

しかし、原則的にどのような行動も自分から選んで行っている以上、自己責任---すなわち他人に対するのではなく自分の行動の結果を自分で甘受しなければならないという意味で---が発生していると言えるでしょう。

菅氏は、行政側が「自動的に別の年金に移行します」と言ったから任せきっていた、と弁明していますが、そのあと本当にそうなっているか“自分の年金”の状態を確認するのは自分の責任です。年金に限りません。あらゆる自分のことは自分で確認すべきなのです。
少なくとも、そんなことの責任を他人に押しつけるような人間は、国民のリーダーとしてふさわしくありません。年金制度に欠陥があるかどうかとは全然別問題、単に菅直人という人間自体の資質の問題です。なれたかどうかは別にして、彼が首相になる前にそのことがわかったことは国民にとって幸いだったと言えるでしょう。


折しも三菱自動車(三菱ふそうトラック)が、何度も誤りを正す機会があったのにその機会を失し、ついに取締役などが逮捕される事態にまで至りました。
雪印食品が消費者に不正を働き廃業に至った事件、鶏インフルエンザの報告を遅らせたが故に創業者は自殺、これまた廃業にまで追い込まれた浅田農産、つい最近では森ビルが何度も小さな事故のあった回転ドアを放置していたことなど、ある時期に問題に真摯に取り組んでいれば最悪の事態は免れたかもしれなかったのに、ということがこのところ頻発しています。

菅氏も、最初の時点で「これこれこういうわけで行政の誤りではあったが、ちゃんと確認しなかったのは私の不覚の致すところです」とでもひと言謝れば、事態は違った方向に向かったかもしれません。それで済む問題ではないとも思われますが、僕のような単なる庶民からまで不興を買うことはなかったでしょう。今後の彼のイメージダウンは計り知れないと思います。
彼はきっといずれ政権を担う能力はあったかもしれないのに自らの失敗で残念なことをしました。自民党に求めているように、民主党自体もこれを機にキッパリ若返りをするべきです。政調会長の枝野幸男氏はじめ、人材は豊富にいるでしょう。


多かれ少なかれ、また事の大小を問わず、過ちを犯さない人はたぶんいません。それは企業や団体とて同じことでしょう。結局誤りを自ら確認したらできるだけ早く謝り対処をする、という潔さがなにより肝心な気がします。
大いなる自戒を込めて。

参考サイト:ここでは誤りの“あ”の字もありませんね(笑) 菅直人の公式ウェブサイト・目次
参考記事: NIKKEI NET:特集 雪印グループ問題 浅田農産が廃業へ 養鶏場の買い手なく事業断念(京都新聞:2004.04.30) NIKKEI NET いきいき健康 NIKKEI NET:特集 回転扉事故

投稿者 Shin : 15:01 | コメント (0) | トラックバック