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2008年03月03日

"Le Couple"藤田恵美さんのトークショー&ミニライブに行ってきました(A&Vフェスタ2008)その3

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さて、『"Le Couple"藤田恵美さんのトークショー&ミニライブに行ってきました(A&Vフェスタ2008)その2』でのアルバム制作秘話に続けて、やっとイベント自体の感想です(汗)

実は、CNET での『A&Vフェスタ2008に行ってきました【その1:総論】:Sky's The Limit "CNET Japan EXTRA" - CNET Japan』というエントリにも書いたように、今回はあらゆるイベント・試聴会の整理券争奪戦がものすごく、このイベントも僕は100番近く。入場してみたらもう真ん中のオーディオ的に好ましい席はとっくに埋まっていて、端の席しかない状態。仕方なく左端の席に座りました。

「あぁ、これじゃ、せっかく凝りに凝って作った“音場空間”もわからないだろうなぁ」

と思いながらイベントの開催を待っていたのですが、実際にこのアルバムの試聴が始まってみると・・・。

音が、あら不思議

「どこそこになになに(という楽器、音)がポッカリと浮かびます」みたいなことを金井さんがおっしゃられても、ここじゃあ、わからないかと思いきや、もちろん、本当にピンポイントになにかを感じたりするのは難しかったのですが、上方に音が浮かぶというのは、なんとわかるんですよ。

いや、本当に驚きました。自分の耳を少しは見直したっていうか(笑)。

『Best of My Love』っていう曲で、キラキラキラ〜ッ、っていうような効果音が入っているのですが、それなど見事にスピーカー上方にほんわり浮かんで聞こえる♪

ただ、『What a Wonderful World』でトランペットが2階のバルコニーから聞こえる、って説明があったのは、僕の席が左のサラウンドスピーカーに近過ぎて、そこから明らかに音が出てるような感じになってしまったのは残念でしたね。

そうそう、あと特に驚いたことがもうひとつ。

このCD、盤面が緑色しているんですけど、これは決してデザイン上の観点からではなくて、これまた「音がいいから」なんです。このことについては

金井:ディスクの表面に緑色の特殊インクがコーティングされるというものです。ソニーでは「音匠」(おんしょう)という音質のよいDVD-Rを商品化していますが、その仕様と同じものが9種類の中でずば抜けてよい音がしました。ディスクを作っている透明樹脂の中にはピット面で乱反射したレーザ光が複雑に分布していて音質を劣化させる原因を作ります。ところが緑は赤色レーザの補色なので、散乱光が吸収されて音質がよくなるんです。

と金井さんが解説されているわけですけど、実は僕はこういうのってあんまり信じてなかったんですね。オーディオの世界では、よく“針小棒大”ならぬ“針小丸太大”(笑)的な誇張がまかり通ることが多くって(^^ゞ

今回のイベントでは、ある曲のまったく同じデータの、片方は通常のシルバーのディスク、そしてもうひとつは商品としてプレスした緑色のディスクに入れたものの聴きくらべもあったんです。
わかるんですね、これが。あんな会場でも(笑)。
シルバーの方が決して悪いというわけではなかったですけど、緑色の方がより自然でまろやかな感じ、って言ったらいいのかな。
久しぶりに、オーディオ的に(笑)興奮を覚えました。

実は、このアルバムを会場でも販売していて、あとでサイン会もあるというので買っておいたんです。いやぁ、これは帰宅してから聴くのが楽しみだ、とニコニコしながらそのあと聴いてました。じ、実はSACDプレーヤー、持ってないんですけどね(汗

とにかく、そのあとのミニライブも含めて2時間という長丁場でしたけど、アッと言う間の楽しいひとときでしたね。
藤田さん、金井さんをはじめとする制作に携わった方々、そしてこのアルバム作りのきっかけとなった林さんや音元出版の方々に心から感謝したいですね。

ミニライブ

トークショーのあとは、3曲でしたけど藤田恵美さんのミニライブがありました。ギターは小松原俊さん。
このPAの音もチューニングを金井さんがなさったということなんですが、よくある刺激的な音ではなく、恵美さんの声にあったス〜ッと耳に溶け込む優しい音が出ていたように思いました。
オーディオの試聴のあとに、同じ歌手によるライブを聴くなんて初めての経験でしたけど、違和感がなく聴けたのが不思議というかおもしろかったですね。
とにかくこちらもとても楽しめました。

そうそう、ひとつだけ苦言というか、残念だったことが・・・。
実は、僕だけじゃなかったようで前のエントリに書いたかないまるさんの記事『片々雑事「A&Vフェスタ2008 camomile Best Audio 試聴会と恵美さんのミニライブ 結果報告」』でも「メールが来た」と反省とともに書かれていたことなんですが・・・。
ライブ中、金井さんがご自身の一眼レフカメラで写真を撮られていたんですが、そのシャッター音と合焦音(フォーカスが合うと“ピピッ”となる音です)が響き渡るのなんのって。
このイベントが始まる直前に、「基本的に写真は遠慮いただきたく、プレスの方などでライブを撮られる際はストロボはたかないように」といった注意があったんですが、まさか、音に一番敏感なはずの方がねぇ、って(笑)。

実は以前にも、違うAV関連のイベント(メーカー主催)で、音を出している最中に、そばの司会の人(そのメーカーの社員・・・っていうかかなりの重役の人f^_^;)が手に持っている資料かなにかを“がさごそがさごそ”いじりまくっていてうるさいったりゃありゃしない、と眉をひそめたことがあったりしましたが(もちろん、イベントの感想アンケートにちゃんと書かせてもらいました)、こういうイベントでは本当に注意してもらいたいものです。咳払いまでするなとは言いませんけどね(^^ゞ

なんか苦言の方が長くなっちゃいましたが、それ以外は楽しめたということで(笑)。

そしてその後

すっごくぶっちゃけて言うと、これまで書いてきたのでわかるように、このアルバムに興味を持ったのはやはりオーディオ的なところがきっかけであり、ル・クプル時代も含めて藤田さんのそんなにファンでもなかったんですね(汗

でも、トークショーも含めてこのイベントはとても楽しめましたし、なにより帰宅後に聴いたこのアルバムは、上にも書いたように SACD を持っていない僕はその醍醐味を味わえていないにも関わらず、音楽的に本当に好きになって毎日のように聴いています。

金井さんもこのイベントだったか、別の場所だったか忘れましたが、おっしゃっていたんですけど、いい意味でとろ〜んと眠くなってしまう。前に『実に素晴らしかった naomi & goro ライブ』というエントリや『その続編』で書いたように、僕は naomi & goro というグループの大ファンで、いまだに朝はそれを聴きながら朝食をとるんですが、このイベント以来、3時のお茶の時間はまず間違いなくこのアルバムをかけながら・・・というのが日課になってしまいました。

このアルバム、さっきも挙げた『What a Wonderful World』や『Tears in Heaven』のようなかなり有名な曲もあれば、恵美さんが個人的に知り合いだというミュージシャンの方の曲も入っていたりするのですが、そうしたいままで知らなかった曲の中にも心に染み入るものが多く、本当にいいアルバムだと感じています。

・・・な〜んて言って、宣伝につなげるのも心苦しいのですが(汗)、上に書いてるのは本心も本心なので、もし興味が湧いた方はリンクを載せておきますので、ぜひぜひ買って聴いてみてください。

できたら、SACD でね(^^ゞ

超余談

そうそう、ご存知の方も多いかと思いますが、ソニーコンピュータエンターテインメント(SCEI)のゲーム機『PLAYSTATION3®3』(PS3)って、SACD が再生できるんです。しかも、10数万円もする専用プレーヤーに優るとも劣らぬ相当な高音質で。
実はこの件にも、上に紹介したソニーの金井さんも深く絡んだりしているのですが、そのことについてお知りになりたい方は、以下の記事なんかに詳しいです。2006年11月の記事なので、この記事中に期待事項として挙げられている CD のアップコンバート機能などはすでに実現されていたりしますが、とてもわかりやすく詳しい記事なので、併せてぜひご一読を。

本田雅一の「週刊モバイル通信」■ 第357回 ■ Another Story of PS3 #1“忘れ去られたプロジェクト”が生み出した大いなる成果

また、『かないまるのホームページ』にもこの件について、使いこなしを含めての詳しい記載があります。必見。
PS3でいい音出そう

さて、ここでひとつ問題が。
実は、PS3 の中でも SACD がかけられるのは、初代モデル(型番 CECHB00:20GBモデル、同 CECHA00:60GBモデル)だけなんですよ。このふたつはすでに今年(2008年)1月末をもって国内出荷は終了してしまっていて(市中在庫のみ)、現在のモデルである40GBモデル(同 CECHH00)からはこの機能が削られてしまったのです。
市中在庫も限りなくゼロになってしまっているみたいだし、あとは中古品でも探すしかないかなぁ、と。

どなたか、SACD にまったく興味ない方でこれらの機種をお持ちの方、適価で譲っていただくか、40GBモデルの新品と交換していただけないでしょうか?(汗
なぁんて真面目に考えているところです。
あ〜、こんなことなら買っておくんだった(>_<)

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ということで、Amazon♪

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投稿者 Shin : 2008年03月03日 02:13

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