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2006年09月03日
実に素晴らしかった naomi & goro ライブ
僕とぽんがいま一番はまっているミュージシャンが、ボサノヴァ(bossa nova)デュオの naomi & goro という方たちです。
名前だけだと、なにやら演歌歌手デュオみたいな感もありますが(失礼!)、れっきとしたボサノヴァのミュージシャンなのです。
名前の通り、作曲家・ギタリストの伊藤ゴローさんと、ヴォーカルの布施尚美さんからなるユニットで、2002年末から現在までに5枚のオリジナルアルバムを出されているほか、いくつかのコンピレーションアルバムに参加されています。
最新アルバムが、この7月に出た『P.S. I Forgot』(下記ジャケット写真)というものなんですが、発売を記念してレコーディングメンバーによるライブが開催される、とぽんが偶然8月初めに聞きつけ、早速二人分の予約を入れてしまいました。
と言いつつ、このアルバム、実はこの予約を入れたあとに買ったんですよ。この時点ですでにそれまでの4枚のアルバムは持っていて気に入っていたので、とりあえずライブにも行ってみようかと。そんな軽い気持ちでした。
※期間限定のアルバム特設ブログもあります。
●naomi & goro P.S.I Forgot - livedoor Blog(ブログ)
とにかく、それからはもう毎日聴きまくっているほどのお気に入りになりましたね。
毎朝、朝食をとりながら必ずかけていますし(36分ほどなのでちょうどよい感じだし)、午後の紅茶にもピッタリ。
その前のカバーアルバム『HOME』もとても気に入っていて同じように聴いていたのですが、その座を奪ってしまいました。
で、待ち遠しかった一ヶ月がすぎ、きょうめでたく行ってきたわけなんですが、これがまあ、本当に素敵なライブで、心温まる素晴らしい時間を過ごしてきました。
古い言い方をすれば、“命の洗濯”って感じで。年がバレますね(笑)。
◆DATA
■日時|2006年9月3日(日) 15:15 開場 16:00 開演(18:00 終演予定)
■料金|2,500円(1ドリンク込)
■会場|トウキョウファミリーレストラン 東京都渋谷区東1-3-1 カミニート20
■電話|03-3797-3355
■出演|布施尚美(ヴォーカル、ギター)、伊藤ゴロー(ギター、ヴォーカル)、Steve Sacks (フルート、アルトサックス)、中島ノブユキ(キーボード)、田辺和弘(ベース)、池長一美(ドラム)
さて、せっかくですのでちょっと自分なりにレポートしてみようかな。
と言っても、偉そうに書いてますけど、別にボサノバのことをそんなに知っているわけじゃないんです。せいぜい、ボサノバの枠を超えてポップスとして有名な『イパネマの娘』という曲を知っていたりとか、最近癒しブームにも乗って日本でも人気の小野リサあたりを聞いていたりした程度です。
そんな人間が書きますので、とんでもない勘違い・思い違いをしていたりしたら平にご容赦を。
#イワクつきの(笑)『イパネマの娘』については後述します。
上に書いた DATA の通り、場所は渋谷駅の東口のビルの一角にある“無国籍料理レストラン”。日曜は営業はお休みなんですね。ワンドリンク付きでしたが、ちょっとした料理も置いてあり、休憩時にいただきました。おいしかった。
渋谷に行くこと自体が久しぶりだったので、早めに着いてちょっと散策。と言っても、Apple Store とビックカメラに行っただけですけど(渋谷じゃなくてもいいじゃん(^^;;)。あ、DEAN & DELUCA にも行ったか。
近くのスタバでちょっとお茶したあとで3時ちょい過ぎに会場へ。整理番号12番ということで、すでに10組以上の方々がいらっしゃいました。皆、ビミョーにテイストが似た感じだったような(笑)。
ライブ構成
ライブは16時から2時間の予定ということでしたが、実際には、30分ほどのステージが休憩をはさんで2回、プラスアンコール2回という構成でした。正味1時間ほどということろでしょうか。
アルバム発売記念ライブということで、アルバム全曲を演奏するのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
先ほどちょっと触れたように、全部で10曲・約36分のアルバムなので、おしゃべりを入れても当然2時間はもたないわけで、残りはなにを演奏するのかな、とも思っていたんですけどね。
このアルバムには『Song for SENNA』という曲が入っているんです。後半のレポートで書きますけど、尚美さんもセナファンだという!
それが演奏されなかったのは大のセナファンとしては、ちと残念でしたけど。まあ、でももっといい曲をたくさん聴けたからね(^^)
とりあえず全部書き出してみます。なお、最後に「**」のついたものが、このアルバム収録の曲です。「*」のついた曲は彼らの別のアルバムに収録されている曲です。
また、彼らのオリジナル曲には作詞・作曲者をカッコに記載しておきます。
#合ってるかな?
■ 1st Set
- Valsa Da Bastille**(詞・曲:布施尚美)
- ELA é CARIOCA**
- No Return**(詞・曲:伊藤ゴロー)
- Café**(詞・曲:布施尚美)
- 夜明けの歌**(詞・曲:布施尚美)
- 《メンバー紹介》
- GENTE**
(約30分休憩)
■ 2nd Set
- casio sheen(曲:伊藤ゴロー)
- estrada branca*
- Ran into Bookstore**(詞:布施尚美、曲:伊藤ゴロー)
- O Pato
- Home Sweet Home*(詞:伊藤葉子、曲:伊藤ゴロー)
- 《ライブ情報》
- 《メンバー紹介》
- Over The Rainbow*
■ Encore 1
- Desfinado
■ Encore 2
- イパネマの娘
さぁ、はじまりました
しょっぱなの曲『Valsa Da Bastille』はアルバムでも1曲目に入っているんですよ。
だから、あの明るく弾むような「Ces't si bon ! ・・・」というフレーズが流れてきたとき、まるで葉山の家に帰ってきたような気持ちになりました。あとで聞いたら、ぽんもそうだったって(^^;;;;
もちろん、同じレコーディングメンバーといっても音響装置も全然違うわけだし、音は全然違うんですけどね。なにかそんな気分に。
そういえば、アルバムには印象的なアコーディオンが入っているのですが、アコーディオン奏者は今回はいらっしゃらなかったわけですけど、音をかぶせてあったのかな? Mac 好きとしては後ろの方に、Mac(PowerBook)があるのは目ざとく見つけてましたけどね(っていうか誰でも見えるところですが(^_^;;)。演奏中はそんなことは気にもしなかったなぁ(笑)。
2曲目は、前述の『イパネマ』に負けず劣らずの有名な曲『彼女はカリオカ』。これ、アルバムの解説でゴローさんが「尚美ちゃんのカリオカは絶品!!」と書かれているんですが、さもありなん。
でもね、僕は、あとで詳しく書きますけど、アンコールで歌った『イパネマ』こそが絶品だと思った。
ちなみに“カリオカ”とは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ出身者のことだそうです。
尚美さんの声
さっき書いたように、偉そうに語れるほどボサノバの歌手の方を知ってるわけじゃないので、その点は“さっぴいて”読んでいただきたいのですが、尚美さんの声は本当にホレボレするほどいい声だと思うのです。
たとえば、小野リサさんなんかは声が低音寄りなこともあると思うんですが、(あえて言うとですが)もっとこもった感じの声質ですよね。
それがふんわり柔らかなイメージ、癒しの声質を醸し出しているとも言えるし、ある意味ボサノバ的なイメージの声・歌い方なんですが。
でも、尚美さんの声ってもっと明るくて、なんていうか、こもった感じとは対極にある、変な言い方ですが“口離れのいい声”みたいな感じがするんですよ。
こもった声の感じというのは大げさに言うと、口・・・というよりはノドから発声された音が、0.5秒くらい(<テキトーです(^^;;)口の中に留まってもわもわしている(笑)。それから一呼吸置いておもむろに空中に発射されるというような感じかな。
尚美さんの声って言うのは、もっと高音で明るい声だし、なんていうかいい意味で“軽い”。決して軽薄とか、うすっぺらいみたいなイメージと捉えてほしくないので表現が難しいんですが。
さっきの言い方で言うと、ノドから出た声がサッと間髪を入れずに口唇から解き放たれて、フワッと舞い上がって音になり空中に漂うというか・・・。
これは声質だけでなくて、さっきの「Ces't si bon ! ・・・」のところの歌い方に代表されると思うんですが、弾むようなリズムの取り方が明るくて軽やかなのにも関係しているような気がしています。
『カリオカ』の最初やラストの方に出てくる「パッ、パッ、パリキトゥ・・・」みたいに聞こえる部分(歌詞カードに書いてないので変ですみません)なんかも、まさにそうした声・歌い方がすっごく生きている感じで、ホントに実際に聴いていて“ゾク〜”って来てしまいました。
イパネマで有名なアストラッド・ジルベルトなんかは、ガイジン(笑)に対するイメージみたいなのもくっついちゃってるんでしょうけど、軽やかな感じは似てるような気もするんですが、もっと色気が付きまくりというか、ちょっと粘っこいというか、湿気みたいな(笑)感じもしたりする。
実際にお会いした尚美さんはとても素敵な女性だったので、決して色気がないわけじゃない、ということはあえて書いておきますが(^^;;、そういうお色気ムードとはちょっと異質の、スッキリさわやかで健康的な感じがするんですよね。
梅雨空ではなく、秋晴れか、はたまた初夏のさわやかな空か、尚美さんの声というのはそんな感じがしました。
こんなへたくそな表現では伝わらないかもしれませんが(また、なにか勘違いの失礼なところがあったらごめんなさい)、もしこれで気になった奇特な方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひアルバムを買って聴いてみてください!
いま、naomi & goro のアルバム・曲は iTunes Music Store でも試聴できますし、一曲ずつ購入することもできますが、ここはぜひぜひアルバムごとご購入いただくことをオススメします(^^)
ゴローさんのギター
長いよね、相変わらず。でも一番言いたかったのが上のことなので、とりあえずそこまで読んでくださってありがとうございます。
デュオということでゴローさんのギターも負けず劣らず大切なわけですが、僕はこれこそ語るほどの見識がないのです。
キレイな音色でよかった、くらいしか言えないんですよね。ごめんなさい>ゴローさん
それにああいう編成と音響だと、アコースティックギターってそんなによく聞き取れなくって。
そういう意味では、歌手の方ってラッキーだとも言えるかもしれませんね。楽器を弾けない、まともに弾いたこともない一でも、歌を歌ったことはあるでしょう。声は誰もが持っているものだし。だからこそ、自分と比較したりしても差がわかりやすいわけです。
人の声の魅力って言うのは、やはりとても大きなものだと思うんですよね。それだけにすぐ“わかってしまう”わけですから、プロとして歌う人は大変なのだろうなとは思いますね。
あ、楽器の演奏はラクだと言うんじゃないですよ、もちろん(^^)
そんな感じで、楽器演奏の巧拙すらわからない人間がなにか評価をするのもおこがましいと思いますのでやめておきます。
ひとつ言えば、特に生で聴くドラムの音っていいな。どの曲だったか忘れてしまいましたが、ドラムセットの上の方にあるヤツ(名前すらわからなかったり(^^;;)で拍子木のような(これまたどういう例えだか(^^;;)“カッチ、カッチ・・・”ってリズムを取り続けているのがとても心地よく、思わずカラダが動いてしまいました。
The live must go on.
さて、全曲の感想を書いているとますますキリがなくなってくるのでかいつまんで。
Café もさっき書いた尚美さんの声の良さが生かされるような曲でしたね。曲調自体がふわん、ふわんと弾むような明るい感じで。
そういえば最初の曲(Valsa Da Bastille)もそうでしたけど、これも尚美さんの自作。
このアルバムって彼女の曲が結構増えてるんですよね。ゴローさんの曲ももちろんいいんですが、さすが自分の声をよく知っていてそれを生かす曲作りをしている、そっちの方の才能も開花しはじめたっていう感じですか。
5曲目の『夜明けの歌』は岸洋子さんの不朽の名曲・・・ではないですよ(^^;;(<古っ!)
これも尚美さんの曲ですが、ノルマンディのモン・サン・ミッシェルの夜明けを描いたという曲。作曲・編曲家でピアニストの中島ノブユキさんの印象的なピアノソロで始まる、穏やかで静やかな曲です。ぽんは一番気に入ったそう。
アルバムではラストに入っています。
メンバー紹介のあと、第1部の最後の曲『GENTE』へ。
これはマルコス・ヴァーリという人の曲ですが、これまた尚美さんの声・歌い方にピッタリの歌かも。
この曲にもさっきのカリオカの「パッ、パッ、パリキトゥ・・・」みたいな合いの手のような(なんて言うんですか、本当は?---こんなのも知らずに書いてる(^^;;)部分があるんですが、本当に軽やかに弾んで聴いてるこちらの心も踊ります。まさに、Ces't si bon ♪
さて、ここで休憩が入ったわけですが、長過ぎるので分けますね。
そうそう、会場は前述の通りレストランだったわけで、楽屋なんかないんですね。特に休憩室とか控室とかもないわけで。
休憩中後ろの方へ行くと、naomi & goro のおふたりをはじめ、ミュージシャンの方が談笑してらっしゃる。
アイドル歌手のコンサートなんかだったらありえないわけで、なんだか不思議な感じでしたね。話しかけよっかなぁ〜、なんて思いましたがやめておきました(^^;;
では第2部へ・・・。
『実に素晴らしかった naomi & goro ライブ(つづき)』をご覧ください。
投稿者 Shin : 2006年09月03日 23:40
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コメント
Shinさん、はじめまして。
TB&コメントありがとうございました。
僕も尚美さんの歌声がとても大好きです。
歌声も演奏もとても自然に耳に入ってきます。
昔は物足りなく感じていたかもしれませんが、今はこの自然さが心地良いです。
二人で演奏した『イパネマの娘』も本当によかったです。
今月はLOHAStyleや恵比寿ガーデンプレイスもあって、まだまだ楽しみですね。
ではまた。(^o^)丿
投稿者 あ~る : 2006年09月07日 22:50
コメントありがとうございました。
私も恵比寿には参加する予定なので、ご一緒できるかもしれません。レポできたら、こちらからもトラバさせていただきますね。
投稿者 mike : 2006年09月07日 23:31





