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2006年02月02日
NTTはあらためて完全に解散・再編すべきだ
っていうのは僕の持論なんですが、これを裏打ちするような議論が総務省で行われたようです。
総務省は1日、「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」の第3回を開催した。会にはNTTやKDDI、ソフトバンクやボーダフォンといった通信事業の代表者が出席、IP化に対応した競争ルールの観点から議論を行なった。
んー。言いたいことたくさんあるんですが、ちゃんと書く時間がないのでやめておきます。
とりあえず、これはと思った発言だけ抜き書き。
まず、NTTの和田紀夫代表取締役社長から。
FTTHにおけるNTTのシェアは全国平均で57%で、東京および関西では50%を下回る状況だと指摘。また、光ファイバや電柱の保有量は電力系事業者はNTT東西に匹敵または上回っており、光ファイバのコストに関しても予測したコストと実績コストに大幅な乖離が生じており、料金算定期間内の適正なコスト回収が困難な状況にあるという。
だから?
そうしたいろいろな不測の事態に遅滞なく対応するのが、優れた経営者でしょう。国に(=税金に)頼るな。
50%を下回るって言ったって、10%しかないわけじゃないでしょう。まだまだ独占的なわけです。
そうした観点から、KDDIの小野寺正代表取締役社長兼会長。
「営業収益で見れば、NTT東日本だけでKDDIやソフトバンク、日本テレコムといった他通信事業者の合計を上回るほど大きい」とNTTグループの独占力の大きさを指摘。NTT再編に関しても「グループ間での競争が機能していない」「再編後も統一ブランドを継続している」「グループ一体の共有人事」といった点に加え、中期経営戦略に関しても「各グループは独立した経営判断を行ない、持株会社は各社の独立性を最大限配慮するとしていたはずが、グループ全体の中期経営戦略を持株で策定していること自体が問題だ」と厳しく批判した。
こうした問題の解決案として小野寺氏が挙げたのが、持株会社体制の廃止やアクセス部門の分離といったNTTグループの完全資本分離。
おっしゃる通りです。
アメリカのAT&Tが分離されて、名称まで全部バラバラになったのと同様、まったく別々になるべきです。NTTなんとか、っていう名前の会社はこの際、すべて名称変更すべきです。
でも、僕はもっと過激な“バラし方”が持論なんですけどね(笑)。
さて、いろいろな意味で通信業界の“破壊者”、ソフトバンクの孫正義代表取締役社長。
「光ファイバが儲からないというのであれば我々やKDDIも参加して、民間の資本努力で進めていくべき」と述べた。また、「2010年までに3,000万ユーザーを次世代ネットワークへ」との目標を掲げたNTTの中期経営戦略についても問題視し、「3,000万回線はどの地域に敷設されるか、といえば東名阪などが中心となり、郊外や山間部などは後回しになるだろう。その結果として日本国内で更なるデジタルデバイドを生んでしまう」と指摘。「そうではなく、我々は全国6,000万のメタル回線をすべて光ファイバに置き換えるべきだと考えている」と発言した。
(中略)
「光が高いというのは幻想にすぎない。NTTができないというのなら民間でやってみせる」との意気込みを示した。
お〜、がんばってくれ。
これが本当に実現できるなら、もう一度 Yahoo! BB に戻ってもいいよ(^^)
イー・アクセスの千本倖生代表取締役会長兼CEOも、NTTの市場支配に触れています。
イー・アクセスの千本倖生代表取締役会長兼CEOも、NTTの市場支配力やグループ経営について意見を表明。グループ間での人事交流に加えて、NTT系のISP「ぷらら」「OCN」などがNTT系のサービスのみと取り引きし、イー・アクセスからの提案が一切受け付けられないという事例を挙げ、「圧倒的な市場支配力を持ちながら、極めて閉鎖的な排他的取引が行なわれている」と指摘した。
この人、光ファイバーについてはちょっと違う考えをもっているようですけどね(特に孫さんとは)。
「世界の動きを見ていると、光をやっているのは日本だけ。こんなに儲からない事業が国家的な戦略として正しいのか」とコメント。「最近は孫さんも光論者になっていて意見が変わっているようだ」としながらも、「アクセスで考えるなら光ファイバよりもWiMAXのようなモバイルを考えるべき」と主張した。
光が儲からないのかは置いておいて、WiMAX をはじめとする新しい“狭域無線通信インフラ”が整備されるべきというのには賛成ですね。それに、IP携帯電話をぜひ載せてほしいわけです。
ただそれは、光ファイバー網と補完すべき存在だと僕は思いますが。
先行技術開発はNTTがすべきなのか?
このことは以前ここでも書いたオーディオメーカー時の友人とも話したことがあって、興味のあるテーマです。
彼は、民間会社だけでやるとすぐには儲けが出ないが将来必要な技術が育たなくなる、という意見だったのですが、僕もそれには一理あるとは思いますが、ならそれはやはりいまや一民間会社にすぎないNTTの仕事ではない、と考えるわけです。
もし本当にそういう技術を日本として育てる必要があるのであれば、規制緩和、民から官へ、のご時世ではありますが、国が音頭を取ってやればいいわけです。
「どーしても必要なら」、ですけどね。
この点についてもこの公聴会で大きな論点になったそうで、
NTTの和田氏は「まっすぐにしか使えなかった光ファイバが曲げてもねじっても損失がなくなるなど、技術開発には情熱を注いできた」と発言すると、ソフトバンクの孫氏は「ファイバの材料を提供している会社はNTT以外にも多く存在しており、ファイバの開発はそこが担当すればいいこと。それをNTTが圧倒的な購買力でネットワークを構築されたのではかなわない」と反論。「NTTの情熱はわかるが、それはアクセス回線を分離した会社でも損なわれることなく実現できるのでは」との考えを示した。
っていうのがまさに正論で、また、
KDDIの小野寺氏は、「重要なのは技術開発の研究主体は誰なのか、を考えること」とコメント。「海外の事例では、ほとんどの場合メーカーが技術開発を担当しており、オペレーターが開発するのはサービスレイヤーの部分」と指摘し、「日本の技術力、メーカーの力をつけるためには、技術開発はオペレーターがすべきではない。技術開発の観点を考えるべきだ」とした。
というのが至言ですらあると考えます。
とりあえず、終わりっ!
投稿者 Shin : 2006年02月02日 22:47
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コメント
どこでも良いから光来ないかな~ε=(。・д・。)フー
東電はどうでしょうか?
東電(違ったかな?九州の方だったかも)のコンセント利用したネットが出来るって技術に期待してたんですけど、今どうなったんでしょう。どこの部屋でもコンセントに繋いだらネットに繋がるって話なんですけどね。
投稿者 samuppe : 2006年02月03日 07:56
きょうは、ソフトバンクで出席された!
投稿者 BlogPetのぽんぽい : 2006年02月08日 09:16
NTTのブランド力は絶大です。特に公共部門では。
民間は全て入札で競わされますが(それが当然)、なぜかNTTは随契です。何もしなくても言い値で随契です。ただNTTであるという理由だけで。
NTTが他の民間企業と完全に同列に扱われるようになれば、情報通信分野における全国民的コスト負担は少なくとも2割は下げられます。
NTT、道路公団、郵政公社。
こいつらは間違いなく日本を“搾取”している。
と、思いますです。
投稿者 oretch : 2006年02月10日 02:14

