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2005年04月01日
Blu-ray Disc と HD DVD、再生専用規格の統一化なる!
もともとオーディオ好きだということもあり、この blog でも何度か取り上げた次世代 DVD 規格ですが、東芝が主体の HD DVD とソニー・松下などが推進する Blu-ray Disc とに分かれてしまい、統一が図られるのは絶望的となっていました。
これはエイプリルフールです(^^)
もともと僕は Blu-ray Disc 派なんですが、エントリに挙げ損なっていたんですが、新年早々の CES というエレクトロニクスのショーの際に東芝の人にインタビューした記事など(ITmedia ライフスタイル:「HD DVD/BD両互換は難しい」〜東芝、山田氏 (1/2)、ITmedia ライフスタイル:「BDに負ける要素は見あたらない」——東芝・藤井常務に聞く (1/2))を読んで、一理も二理もあると正直思ったし、あながち強がりとも言えないなぁ、と少し見直していたところでした。
ですから、映画などが収録される再生規格だけでも統一化されないものだろうか、と淡い期待を抱いていたのです。でも、内心、ダメだろうなとも思っていました。
ですが、きょう4月1日未明、ソニーと東芝が統一化への合意に達したそうです!
予想通り、事実上 Blu-ray Disc の敗北と言える内容で、再生専用規格は HD DVD の仕様を大幅に取り入れたものとなっているようです。
Blu-ray Disc の崇高な理想はともかく、実際には製造工程でどうがんばっても HD DVD よりコストアップになってしまうのは否めず、その点を重視するハリウッドの映画会社のパラマウントやワーナーなどは、HD DVD の採用を決めていたわけです。
Blu-ray Disc 陣営もこの点では後れを取っていることは認めていたわけですが、録画規格やPC向けデータ記録用としては Blu-ray Disc 側が圧倒的に有利な状況なわけで、映画ソフトがらみでいがみ合っていると消費者を敵に回しかねないという意識が最終的には働いたようです。
また、再三報じられているように、あの無能な出井会長が退くなど、ソニーの経営陣が近々入れ替わることになるわけですが、このため、旧経営陣の判断にとらわれず、新しい経営陣が消費者サイドに立ち、ポイントを稼ぎに行った、という見方ができるかもしれません。
かつてはこのオーディオ・ビジュアル機器分野では、製品自体の出来でもそのブランドイメージでも圧倒的だったソニーですが、いまやほうほうの体。無用なケンカは控え、少しでも体力を温存させたいという計算が働いているのでしょうか?
まさに、中鉢社長、すでに捨て鉢になった?(^^;;;;
あと、このような新しいメディアが登場する際に、実はもっとも影響力を発揮するコンテンツはなにかご存じですか?
それは、アダルトなんです(^_^;; これはもう厳然たる事実(ほんとう)。
これは未確認情報ですが、某有名アダルトビデオメーカーの社長が、今回の規格争いに業を煮やし、「そんなに消費者不在の開発を続けるなら、うちは、EVD にしちゃおうかな? どうせハード作るのが当の中国メーカーだから、一緒に輸入しちゃえばいいし」と両陣営にけしかけたそうなんですよ。
あまり話題にはなっていませんが、EVD(Enhanced Versatile Disc)という中国で開発されたフォーマットも次世代の座をうかがうものとしてあるんです。
はっきり言って技術的には Blu-ray Disc、HD DVD の方が優れていると思いますが、中国は国家を挙げて取り組んできますから、中国では EVD しか売らせない!なんていう“政策”もあり得るわけで、さらに先を行く“次次世代”のメディアの“片鱗”がすでに見られる現在、ケンカしている場合ではないと両陣営とも考えたのではないでしょうか。
ただ、漏れ聞くところによると、今回の決定は松下電器など Blu-ray Disc 各社にはまさに寝耳に水で、ソニーに対する不信感がまたぞろ出てきそうな状勢だとか。
まだ一波乱も二波乱もありそうですが、あしたになったら夢だった、なんて言ってほしくない今回の発表ではありました。
投稿者 Shin : 2005年04月01日 06:45
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