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2004年09月24日
A&Vフェスタ2004 に行ってきました
今年から入場料がタダになったせいもあるのでしょうか。平日にもかかわらず、結構にぎわっていました。僕の感想はと言えば、まあまあ行ってよかったかな、という感じです。自分なりに「これはスゴイ」というものをいくつか見つけることができましたから。
三洋『LP-Z3』

●三洋電機 ホームユースプロジェクターLP-Z3
EPSON の液晶パネル『ドリーム4』(正確にはこれはパネルを作る技術の名前ですが)を使ったもので、1280×720画素(いわゆる720p対応)のセミハイビジョン・プロジェクターです。
このパネルを使ったプロジェクターは本家の EPSON のものも含めていろいろありますが、きょう見た3つの中ではダントツ。「うわっ、この値段のプロジェクターもここまで来たか!」と大いに感銘を受けました(写真はあまりキレイでなくすみません)。
同じパネルを使用した松下のやはりこの秋の新製品に、TH-AE700 というのがあり、松下のブースでまったく同じソースでデモをやっていました。
はっきり言ってかなり大きな違いがあると感じました。実は同社の前機種 TH-AE500 のときにも感じたんですが、ハイビジョンソースはともかく、DVD になるとこれは画質が極端に落ちるんです。
そのことが頭にあり、三洋ブース(ホームシアターゾーン内)で「ハイビジョンはきれいだけど、DVD になるとなぁ・・・」と係の方に言ってみたらすぐ DVD にかけ直してくれて、それを見た印象がさっきのものなのです。もちろんハイビジョンの画質と大きな差があるのは仕方ありませんが、これなら十分満足できるものだと思いました。
●松下電器プロジェクターサイト:液晶プロジェクター(カジュアルシアター) | Panasonic
このクラスでは PLUS の DLP プロジェクター『Piano』というのに興味があったんですが、いまサイトを見たら販売終了になっていたんですね。知りませんでした。開発もしないようなので、残念だなぁ。
ソニー『KDS70XBR100』
三洋のZ3と同じくホームシアターゾーン内のソニーブースにあった新製品で、以前このエントリ『Sky's The Limit: QUALIA 004 の映像に驚嘆!』でも触れたソニーの新しい液晶デバイス『SXRD』を使ったリアプロジェクションテレビです。
この画像には本当に興奮を覚えました。
基本的にアメリカ向けの製品で70インチとバカでかく、係の人も日本では「出すとしてももうワンサイズ小さいのになるでしょう」とおっしゃってました。
写真で撮ったのを見ても鮮やかさと明るさがおわかりいただけるかな、と思うんですが。ちなみにどちらも“はめ込み”ではありません! フェラーリの赤、抜けるような青空、フルHDの面目躍如といったところです。とにかく美しかったですね。以前のリアプロにあった四隅の映像がくすんでいるような感じもまったくなく、均一な色と明るさを保っていましたし。
やっぱりこの『SXRD』は驚異的としか言いようがありません。この小型バージョンが日本で発売されるのを期待するとともに、QUALIA 004 のようなフロント投写型のもうちょっとリーズナブルなものが出るのを強く希望します。
30万円クラス、なんていきなりムリかな〜(笑)(注:QUALIA 004 は252万円でございます(^^;;)
●米Sony、フルHD反射型液晶「SXRD」を使ったリアプロTV
●Sony Japan|プレスリリース|独自開発SXRDパネルを初めてリアプロジェクションテレビに採用
FOSTEX『RS-N2』
フォステクスは知る人ぞ知るスピーカーの専業メーカーです。・・・と思ったらいつの間にか親会社フォスター電機と合併してたんですね。基本的にはユニットで有名なので、自作派御用達のメーカーであり、一般にはなじみの薄い会社であるとも言えます。
もともと技術力には定評があったのですが、同社のこの製品が NHK の次期リファレンス・モニターに採用されていたとは知りませんでした。
音質をより一定に保つため、スピーカー台下に写っているアキュフェーズのアンプ(このスピーカー専用にカスタマイズされた『PRO-30』というモデル)と組み合わされて使用することになっているようです。
別に、NHK に採用されたからと言って手放しでいいスピーカーだとほめる気はありませんが、一定の評価であることは間違いないです。これまでにも、三菱電機 ダイヤトーン 2S-305(これはNHK技研の開発なので当たり前ですが)、パイオニア EXCLUSIVE model 2401twinなど、そうそうたるスピーカーが選ばれてきました。
というわけで、僕が宣伝してしまいます(笑)
●2S-305 はこんなスピーカー:大須本店からのお知らせ
カーAVコーナー
僕も以前 R32 スカイライン GTS-t TypeM(なぜか4ドアセダン)に乗っていた頃には、自分でリアのスピーカーボードを自作したり、フロントドアの内張りを引っぺがし、鉛張りにしまくったり(ドアが重かった)した経験者なものですから、こういうのを見るとウズウズしてしまうのです。
オデッセイの新型なんかもそうですが、今のクルマってインパネ一体のデザインのものも多く、社外品をつけるのにはなかなか勇気が必要だったりしますが(カーナビを選ぶと一体になっちゃうことが多いし)、やっぱりまたやってみたいですねぇ。
その他の興味深かったブース
ソニーのホームシアター試聴室(QUALIA 004 の映像も見られました!)や、日本法人ができたばかりというdts(Digital Theater Systems)の試聴室で、なかなか迫力のある音が聴けました。ソニーの新型AVアンプ TA-DA7000ES による 9.1ch(!)サウンドや、dts の音楽ソースのクリアなサウンドは印象的でした。
マランツブースでは、定評ある DLP プロジェクターの新型 VP-12S4 や三枚式 DLP プロジェクタ VP-10S1 のデモを行っていたようですが、時間が合わず見られなかったのは大変残念。
ただ、こうした本格的な試聴をしたい人は、どちらかというと『A&Vフェスタ』ではなく、同時期に東京国際フォーラムで開催していた『東京インターナショナルオーディオショウ』(主催:輸入オーディオ協議会(SOCAD))の方がいいようです。
期待はずれだったメーカー
プラズマテレビやDVDレコーダーの売れ行きも好調で、最近とても評判のいいAVアンプも持っているのに、あれじゃあ、アキハバラの店頭と変わらないです。製品が展示してあるだけ。なにかパイオニアならではの提案みたいなものはないのでしょうか? がっかり。
松下やヤマハ、ビクターあたりもほぼ同様でしたね。
デノンも同様と言えば同様なんですが、アンプ(ピュアオーディオ専門のも!)やDVD・SACDプレーヤーなんかに“リキの入った”製品を出していたり、大建工業と組んで、ホームシアターの構築の実例を展示しているなど、ちょっと工夫が見られたので“可”。
総評
というと大げさなんですが・・・。期待はずれのメーカーもあったりはしましたが、最初に書いたように、すごいっ!って思わせてくれたものに出会えたのでよかったと思います。
で、この際、ホームシアターゾーンなんていうのがありましたが、ホームシアターだけに特化したショーにしちゃうというのはいかがなもんでしょうか? カーAVの方はすでにそういう専門のショーがありますし、クルマ関係のショーでももっと大々的にやってたりしますし。
結局いまのトレンドはもう、“ホームシアター”だと思うんですよ。もともとオーディオフェアを見出した頃なんて特にそうでしたが、こういうショーはさっきも書いたように、“アキハバラの店頭”ではいけないわけで、なにを目指すかというとこれはもう“夢を売ること”これしかないわけです。
ホームシアターは簡易的なセットものもたくさん出てきて身近にはなってきましたが、本格的なものをやろうとするとまだまだ敷居が高いわけです。金銭的な面でもそうだし、ノウハウが難しいということも含めて。
そうしたものを、ただ製品(ハード)を紹介するだけでなく、もっと使いこなし(ソフト)を訴求すべき時が来ているんじゃないかと。
そんな風に感じました。
余談です・・・
駅はもちろんのこと、いろんなところが整備されキレイになっているのにビックリしました。
そうそう、さらに余談ですが、行きの電車は“湘南新宿ライン”というもので、二階建ての“ダブルデッカー”車。二階は見晴らしがよく、一階は地面により近い新鮮なアングルで楽しめました。
それにすっごい乗り心地がよく、ほとんど揺れないのにはオドロキ!


投稿者 Shin : 2004年09月24日 23:58
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