« 1000分の7秒差!で琢磨予選3位(F1第13戦 ハンガリーGP) | メイン | フェラーリ、早々とコンストラクターズ・チャンピオン決定!(F1第13戦 ハンガリーGP) »
2004年08月15日
バトン移籍騒動その後
さて、国内は巨人の一連の球界再編騒動から巨人・渡辺オーナーの辞任という思わぬ出来事が起き、F1界ではB・A・R ホンダのエース、ジェンソン・バトンの離脱騒動、と激動の一週間ではありました。
B・A・R は「2005年のオプション契約は履行され有効だ」とし、しかも
とまで言っています。FIA(国際自動車連盟)のF1契約承認委員会(以下CRB)は10日現在で“B・A・R HondaとJ.バトンとの契約が2005年度で登録された唯一有効な契約である”との見解を示した
一方ウイリアムズ側は、CRB にはそういう契約が提出されていることを確認しているだけ(その契約が有効かどうか判断しているわけではない)とし、すでに契約はウイリアムズとなされている、と表明しています。
ただ、ホンダ・レーシング・ディベロップメント(HRD)の田中詔一社長は、ジェンソンが来季もB・A・R で走ると言うことになんら心配をしていないとし、しかも
とさえ述べています。(契約の“穴”は)事実無根。ジェンソンとBARの契約の中にホンダは介在していません。
つまり、B・A・R が来季以降もホンダとの契約延長がなければバトンと B・A・R との契約は無効になると言われていますが、そうした契約自体がないのだというわけです。
バトン側としては、B・A・R とホンダとの契約延長が遅かったため、ウイリアムズ移籍へ踏み切った、と今回の移籍の根拠としていたわけですが、そうした契約自体がないというのですからオドロキです。
いったい、本当にいったいぜんたい、ウソをついているのは誰なんでしょうか?
それとも、皆が勝手に自分の都合のいい方に解釈しているだけなんでしょうか?
それにしてもB・A・R ホンダは見事なまでにコケにされたものですよね。
今回のグランプリの予選結果を見ても、B・A・R ホンダはふたりともウイリアムズを上回っています。それに一役買っているのが自分でもあるのに、そのチームより来季は別の方がいいと言うんですからね。昔だったらホンダというだけで乗せてくれという人がいたものですが(笑)。
この判断にはモントヤも「クレイジーだ」と言っていたそうですよ(Crash.Net Japan)。まあ、ある意味、モントヤもかなりクレイジーなのですが(これはもちろんほめ言葉(^^;;)。
ジェンソン本人のテレビインタビューを先日見ました。「時には無情な選択も必要」というようなことを言ってましたが、やり方が汚いとしかいいようがありません。彼のマネージャーやウイリアムズのオーナー(フランク・ウイリアムズ)の弁によると、B・A・R と彼の契約には穴・盲点がありそれをついただけだ、とのこと。
ジェンソン自身の言葉を信じれば、自分自身の将来のために最良の選択をしただけのことだ、というのですが、だったらそんな姑息な手段を使わないで堂々とやればいいでしょう。高邁な理想論を述べても、手段が薄汚いものであったなら人はその人を心からよしとはしないだろうと僕は考えます。
この際、---もうD・リチャーズ代表のことですから考えていると思いますが--- バトンのことはきっぱりあきらめて、他のドライバーを探すしかありません。前にも書きましたが、ここで走りたくないと言っているドライバーを無理矢理走らせたって、ろくなことにならないに決まっています。
すでにクルサードやトゥルーリなど、B・A・R に接触してきているドライバーがいると聞きます。こんな上り調子のチームのシートに座りたいという人はたくさんいるでしょう。
僕としてはクレイジー・モントヤなんていいと思うんだけどなぁ。ある意味、彼と琢磨はいまのF1で一、二を争うアグレッシブなドライバーでしょう。二人が組んだらチームクルーはヒヤヒヤもんかもしれませんけどね。
ホンダも、来季はより一層のエンジンを開発するしかありません。
ある意味、これをバネに開発スピードが上がるとしたら、不幸中の幸いというところかもしれません。
B・A・R とホンダがより緊密に手を組んで、ウイリアムズなんか及びもつかない強力なチームにするしかないでしょう。それを心から期待したいですね。
投稿者 Shin : 2004年08月15日 00:25
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://skys.jp/mt/mt-tb.cgi/571
このリストは、次のエントリーを参照しています: バトン移籍騒動その後:
» やっぱり好き? from ysykwdblog!
モントーヤ、「バトンの選択馬鹿げてる」 ©Motorsports@ni [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年08月15日 01:10
» バトン、結局 B・A・R ホンダに残留かい!! from Sky's The Limit
8月5日深夜の衝撃の発表(このエントリ参照)以来、F1ファンをやきもきさせてきたジェンソン・バトンのウイリアムズ移籍問題でしたが契約承認委員会(CRB)は、ジェンソン・バトンの来季契約に関する話し合いを先週の土曜日に行ない、昨日の午後にその決定を下した。C... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2004年10月21日 12:34
» 笑わせてくれる天然ボケのバトン from Sky's The Limit
前のエントリでもちょっと書いた“移籍問題で揺れているバトン”について触れねばなりますまい。 markzu さんの『F1通信:バトン「個人的に200万ポンド支払う... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年07月31日 12:51
